PICK UP IDOL アンジュルム①

PICK UP IDOL アンジュルム①

PHOTO=草刈雅之 INTERVIEW=柳真樹子

びっくり箱のような
トリプルA面をリリース!

――トリプルA面シングルをリリース! この3曲を初めて聴いた時の印象を教えて。

和田「まず『次々続々』を初めて聴いた時は、『やった!』と思いました。アレンジとあまり変わってなかったんですが、仮歌で聴いていた時から気に入っていて。アンジュルムになってから、攻めの強い曲が多かったので、こういったダンスナンバーみたいな曲が凄く嬉しかったです! 単純にかっこ良かったので」。

――サビのラップとか難しくなかった? いちばん噛んだ人は誰ですか?

和田「でも、レコーディングの時は、結構噛んでた(笑)。大変でしたね~」。

――内緒だけど、未だに噛んじゃう人はいますか?

中西「(挙手)。1人の歌割りで、私のパートが『ドキドキバクバク』なんですよ。未だに絶対に気を抜けない(笑)。言い辛いので、その前の人の部分からお経みたいに『ドキドキバクバク、ドキドキバクバク…』って考えながら歌い出してます!」。

――プレッシャーもあるよね(笑)?

中西「緊張します(泣)」。

――田村さんは?

田村「私も『次々続々』を聴いた時は、和田さんと同じように、『やったー! キター! 嬉しい!』って思ってましたけど、この曲は大人数じゃないと歌えないと思っていて、アンジュルムだからこそできる曲なんじゃないかなと。逆に『糸島Distance』は全然イメージが湧かなくて、どういう風になるんだろうと思っていたんですが、曲ができて、ダンスもつけてもらって、衣装も決まっていくうちに、想像の斜め上をいっていて驚きました。この3曲の中で、いちばんスタッフさんが暖めてくださった曲だと思うので、完成型のできあがった姿をみなさんに見せたいですね!」。

(田村&和田)
 
――『恋ならとっくにはじまってる』を聴いた感想を。

田村「『恋ならとっくにはじまってる』は、台詞から始まるのとBメロが低調しているのを聴いて、『つんく♂さんらしいな』って懐かしくて嬉しかったです」。

室田「私は『次々続々』は個人的に凄く大好きです。ラップの部分が自分になるとは思ってなくて、『止めれるもんなら止めてみろ』という部分ですが、実は人生初のラップなんですよ(笑)。レコーディングも噛み噛みで、他のも噛んでるんですけど(笑)。ノリノリなのが好きだったので、この曲はお気に入りです。『糸島Distance』は田村さんと一緒で、あまりイメージが湧かなかったんですけど、初めての失恋ソングで。いつも田村さんには表情を勉強させてもらっているので、この曲を聴いた時に表情の勉強をしなきゃと思いましたね。『恋なら~』はアンジュルムとしてつんく♂さんの初めての曲で、私にとってもカミコちゃん(上國料萌衣)にとっても初だったんですよね。なので、嬉しいしかなかったですね」。

中西「3曲とも全然違った曲で、どの曲も魅力的なんですよね。1枚にするのはもったいないぐらい(笑)。『次々続々』では、曲の中に台詞っぽいのが入っているのが好きで…この曲だったら『大人じゃん!』というのと、『子どもだねえ』というのが…」。

全員「子どもだねえ!(笑)」。

中西「(笑)。それが、この曲の面白いなって思ったところでした。あと『糸島Distance』は、福岡の糸島を題材にしている曲です。これまで、スマイレージ時代にも『嗚呼 すすきの』や大阪の『ヤッタルチャン』だったり…色々、ご当地ソングをたくさん歌わせて頂いている中で、個人的にも福岡大好きなので嬉しかったです。『恋ならとっくに~』はつんく♂さん曲で、リズムがすごい刻まれていて…今だに私はリズムが苦手なもので(苦笑)。この曲を通して自分が成長するようになればいいなと思って歌ってます!」。

上國料「滑舌が悪いので『次々続々』のレコーディングが大変でした。私は『ほんとは誰だっていつだって不安だよ』って歌っているんですけど、その詞だったり田村さんのラストシングルということもあり、とても歌詞が深いなと思いました。あと、先輩たちのラップはすごくかっこいいので、そこも聴いて欲しいです。『糸島Distance』は、福岡をテーマにしていますが、『好いとうと』という歌詞があって。私は熊本県出身なので使ったことがないんですよ(笑)」。

――熊本では何て言うの?

上國料「好きばい!」。

――ばいかー。

上國料「だから、私的にはどういう風に歌えばいいのか分からなくて。でも、同じ九州ということで嬉しかったですね。『恋ならとっくに~』は、先輩たちから『つんく♂さんの曲は歌いやすい』と聞かされていたんですけど、リズムが細かくて難しかったです」。

(中西、室田、上國料)
 
――あまり馴染みのない地名の糸島ですが、『糸島Distance』の歌詞って、どんなストーリー考えましたか?

和田「まず、糸島ってどこなんだろう?って思いましたね」。

――そうだよね(笑)?

和田「海があってキレイなのかな~って。イルミネーションとかあったりとかは想像したんですけど、後で福岡県の糸島という場所と知りました。あとはストーリーは、冒頭に別れを告げられるというところから始まり、多分、車の中で色々な葛藤があって…もうとっくにフラれていると思うんですけど! 『最後まで諦めない』と言ってますし、本当に車を降りた後はどうなったんだろうって…。久々の失恋ソングだったのですが、分かりやすい描写が多かったので想像しやすかったです」。

――そして『恋ならとっくに~』は久々のつんく♂さん曲ですね。

和田「歌詞を見ると恋愛ソングですが、恋愛から離れても、何かをはじめる時の迷いなども当てはまるんじゃないかなと思ってます。そう考えると、Bメロが凄く好きで。『なぜ~』という箇所の音が大好きで、結構気に入っています!」。
 
 


 
 
アンジュルム

アンジュルム

2009年、当時のハロプロエッグメンバーからスマイレージとして結成。2010年メジャーデビューし、同年「第52回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞。2011年、初期メンバーの卒業や2期生(中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈、田村芽実)の加入があり、2012年より6名体制に。2014年、室田瑞希、相川茉穂、佐々木莉佳子の加入と同時にグループ名を変更。2015年11月に上國料萌衣が加入。同月の日本武道館公演で初期メンバー福田花音が卒業。5月30日(月)の日本武道館をもって田村芽実が卒業。
 
 
和田彩花(わだ・あやか)
 

和田彩花(わだ・あやか)
ニックネーム:あやちょ

生年月日:1994年8月1日(21歳)
出身地:群馬県
血液型:A型
 
 
中西香菜(なかにし・かな)
 

中西香菜(なかにし・かな)
ニックネーム:かななん

生年月日:1997年6月4日(18歳)
出身地:大阪府
血液型:A型
 
 
田村芽実(たむら・めいみ)
 

田村芽実(たむら・めいみ)
ニックネーム:めいめい

生年月日:1998年10月30日(17歳)
出身地:群馬県
血液型:O型
 
 
室田瑞希(むろた・みずき)
 

室田瑞希(むろた・みずき)
ニックネーム:むろたん

生年月日:1998年6月12日(17歳)
出身地:千葉県
血液型:AB型
 
 
上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)
 

上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)
ニックネーム:かみこ

生年月日:1999年10月24日(16歳)
出身地:熊本県
血液型:O型
 
 

【CHECK IT】
現在、アンジュルムライブツアー2016春「九位一体」で全国各地で公演中。5月30日(月)のツアーファイナル・日本武道館にて田村芽実が卒業。4月27日(水)にニューシングル「次々続々/糸島Distance/恋ならとっくに始まってる」をリリース。
 
 
詳しい情報は公式HPへ
 
 

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