欅坂46 駆け上るまで待てない!石森虹花 小池美波 鈴本美愉

欅坂46 駆け上るまで待てない!石森虹花 小池美波 鈴本美愉

PHOTO=古賀良郎 INTERVIEW=西中賢治

 
 

 冠番組「欅って、書けない?」に続き、初のラジオ番組「欅坂46のオールナイトニッポンR」もまもなくスタートする欅坂46。しかし、メンバーひとりひとりのキャラクターはまだ十全に明かされたとは言えない……。そこで、ハッスルプレスでは、メンバー同士でお互いのことを語り合ってもらう「ぐるぐるじゃんけん他己紹介」を引き続き開催!
 1巡目は、じゃんけんで負けたメンバーが勝ったメンバーの“いいところ”を紹介する。2巡目は、勝ったメンバーが負けたメンバーの“ダメなところ”を暴露。今回も、“ぶっちゃけ気味”でお送りします!

 
 

連載5組目のメンバー3人にじゃんけんをしてもらった結果、決まった役は……

 

石森虹花 → パー
小池美波 → チョキ
鈴本美愉 → グー

 
 

写真左から小池美波(チョキ)、鈴本美愉(グー)、石森虹花(パー)で決定

 
 

1巡目 メンバーの“いいところ”を紹介せよ

 
 

①石森虹花が思う小池美波のいいところとは?

石森虹花

小池美波


「そばにいて、なぐさめてくれる」

――では、石森さんから小池さんのいいところを紹介してください。

石森「みぃちゃん(小池)は、私が落ち込んでると必ずなぐさめてくれるんです。私より年下だけど、“守ってくれてる感”があります」。

小池「泣いてる人を見ると、自然とそばに行っちゃうんです。優しい言葉をかけてあげられるわけでもなく、ただそばにいるだけなんですけど」。

石森「それがありがたいんですよ〜。いつも何も言わずに背中をさすってくれるんです。だから、泣きたいときはみぃちゃんのところに行きます(笑)」。

――それは意外ですね。番組でジェットコースターに乗った時に、「お母さ〜ん!」って泣き叫んでたので、甘えん坊なのかなと思ってました。鈴本さんもなぐさめてもらったことがあるんですか?

鈴本「(背筋をシャキッとして)私はあまり落ち込むことがないので、まだなぐさめてもらったことはありません」。

――なんか、鈴本さんは人に甘えなさそうですよね(笑)。

小池「よく泣いてるのは、虹花ちゃんとか、(長沢)菜々香とか、(上村)莉菜ちゃんあたりです。特に莉菜ちゃんは、静かにやってきて、キュッと袖をつかんでじわ〜っと泣くから、なんかかわいいです(笑)」。

 
 

②小池美波が思う鈴本美愉のいいところとは?

小池美波

鈴本美愉


「リアクションがいい」

小池「美愉ちゃんは、驚いた時のリアクションがいいんです。(長濱)ねるちゃんが『けやき坂46(呼び名:ひらがなけやき)』として新しく加入した時も、いっちばん大きくリアクションを取ってました」。

鈴本 (ほほえむ)

石森「いつもこういうクールな感じなんですけど(笑)、話してると急にテンションが上がる時があるんです」。

小池「何か自分にささることがあると、『えっ!!!?』って目を見開いてビックリしてくれます」。

――そうなんですか。じゃあ……渋谷に有名な天津甘栗屋さんがあるのをご存知ですか? なんと、創業60年だそうです!
鈴本「……はぁ」。

――リアクション薄っ! 栗が大好きって言ってたのに!

鈴本「いや、内心はすごい上がってるんです(笑)。でも、意識すると驚けなくなっちゃうので、こんな感じに……」。

――今日のうちに、ぜひ鈴本さんの驚く顔が見たいですね。

 
 

③鈴本美愉が思う石森虹花のいいところとは?

鈴本美愉

石森虹花


「常にしっかりしてる」

鈴本「虹花は、自分で『ネガティブだ』って言うんですけど、常にしっかりしてるんです」。

小池「うんうん、すごくしっかりしてるよね」。

――ラジオで曲紹介に挑戦した時も、一番しっかり話してましたよね。お見立て会の際は、長沢菜々香さんに4回も同じことを聞かれて、ちゃんと4回教えてあげたとか?

石森「はい。菜々香にはほんとにビックリさせられるんですけど(笑)、『きっと常に確認してないと不安なんだろうな』って思うので、聞かれるたびに教えてあげました。私も心配症なので、菜々香の気持ちがわかるんですよ」。

――長沢さんは山形、石森さんは宮城と、同じ東北出身でもありますね。

石森「はい。寮でも一緒にいることが多いんですけど……。菜々香ってほんとに何にも知らないんですよ。電子レンジもちゃんと使ったことがなかったらしくて、『どこ押せばいいの?』って言うから、『スタートボタンだよ』って教えてあげました(笑)。トースターの使い方も知らなくて、壊しちゃったんですよ。それで中身がむき出しのままお餅を焼いてたので、『ヤバイヤバイ、火事になる!』ってちょっと焦りました(笑)」。

 
 


 
 

2巡目 メンバーの“ダメなところ”を紹介せよ

 
 

①石森虹花が思う鈴本美愉のダメなところとは?

石森虹花

鈴本美愉


「呼んでも聞いてない」

――さあ、後半戦の幕開けです。まずは石森さんから、鈴本さんのダメなところを指摘してください。

石森「美愉は、名前を呼んでも聞いてないことが多いんです」。

鈴本 (じっと机を見つめる)

石森「こんな感じで、よく一点を見つめてるんですよ(笑)。この“無”の状態になってる時は、2〜3回呼んでやっと気づいてくれます」。

鈴本「え〜、そうなんだ。知らなかった……」。

――鈴本さんは、自分のチャームポイントとして「大きな耳」をあげていましたよね?

鈴本「そうなんですけど、耳の大きさは耳のよさとあんまり関係ないみたいです(苦笑)」。

――せっかくなのでその特徴的な耳のことも聞きたいんですが、昔から自分の耳が気に入ってたんですか?

鈴本「いえ、コンプレックスでした。中学生の時、『耳が大きいね』って言われて、すごく傷ついたんですよ。それ以来、ずーっと髪で隠してたんですけど、欅坂46の最終オーディションに合格した時、耳を出した写真がニュースで広まって……。それから吹っ切れました。今は、自分の耳が大好きです」。

――なんか、ダメなところの話がいつの間にかいい話になりましたね〜。ところで、リアクションが大きいところはいつ見られるんでしょうか……?

 
 

②鈴本美愉が思う小池美波のダメなところとは?

鈴本美愉

小池美波


「関西弁を使うと怒る」

鈴本「美波ちゃんは、ふざけて関西弁を使うと怒るんですよ。関東のメンバーが『なんでやねん』とか言うと、『発音が違う!』って」。

小池「だって、莉菜とかの発音はぜんっっっぜん違うんですよ! 何度も正しい発音を教えてあげてるのに、『そぉ〜んなんちゃう〜ねん』って、わけのわからない言い方をするんです」。

――僕も関西人ですが、下手なエセ関西弁ほどイライラするものはありませんよね(笑)。小池さんの名言といえば、さっきも出た「お母さ〜ん!」ですが、さすがに「おかん」とは言わないですか?

小池「言いません。うちは『お母さん』『お父さん』ってちゃんと呼ばないと怒られるんです。一度、ふざけて『おかん』って言ったら、『あ!?』って言われました(笑)」。

――ちなみに、以前チラッとお聞きしたんですが、小池さんのお父さんは……。

小池「ロシア人です」。

鈴本「えぇっ!!!!!?(目をむく)」。

小池「“自称”だけど(笑)。肌が“白い”を通り越して“青白い”から、自分で『お父さんはロシア人なんだぞ』って言ってるの」。

鈴本「あ〜、ビックリした〜〜〜〜〜〜っ」。

――いいリアクションいただきました!

 
 

③小池美波が思う石森虹花のダメなところとは?

小池美波

石森虹花


「160cm以上ある」

小池「虹ちゃんのダメなところ……。思いつかないな〜。私、一番憧れるのが虹花ちゃんなんです」。

石森「え〜っ。どこが?」。

小池「ダンスがうまくてしっかりしてて、全てが完璧。メンバーのこともよく見てるから、いつもまとめてくれてるんです」。

鈴本「確かに、ネガティブなところはあるけど、ダメなところが全然ないよね」。

小池「強いて言えば、背が高いところ……。ズルい!」。

――そんなに高いですか? 石森さんは161cmですよね?

小池「160cm以上ある人は、私にとっては高いんです! 私は157cmなんですけど、自称ロシア人の父から『160cmないと女の子らしくない』っていつも言われてて。父は174cm、母は168cmあるので、3人で歩くと私だけめちゃくちゃ小さいんですよ」。

――なるほど。ちなみに、石森さんは番組でよく涙を流していますが、こうして話してると明るいですよね?

石森「はい。メンバーに会ったり、取材していただく時は、気合いを入れて明るく振る舞ってるところはあります。でも、ひとりになるとすごく暗くなっちゃうんです。寮にいる時、電気も付けないでベッドに横になって、気がついたら3時間くらいボーッとテレビを見てたり……。自分でも『大丈夫かな、私』って思います」。

――それは心配になりますね。昔からそうだったんですか?

石森「いえ、東京に来てからです。実家で飼っている犬と離れて、寂しくて……」。

――石森さんは、何よりも犬が大切という人ですもんね……。でも、原田葵ちゃんのように子犬のようなキャラクターのメンバーもいるじゃないですか。そういう人をかわいがってみては?

石森「葵はちょっと違いますね(即答)。あの子は今日食べたものの話を一方的に話してるばかりで、会話にならないです」。

鈴本「そうそうそうそう!」。

――うぉ、急にテンションが上がった(笑)。

 
 


 
 

今回の3人の仮ユニット名「おだちょけりん」

 

 グループに所属する21人のうち、関東圏以外の地域の出身メンバーは10名。今回、この連載では初めて「全員が地方出身」という組み合わせになった。石森=宮城(東北)、鈴本=愛知(中部)、小池=兵庫(関西)と、地域もバラバラ。3人とも、方言が他のメンバーに通じなかったという経験があるそうで……。
 そこで、3人の出身地でよく使われている方言を組み合わせてユニット名を作った。“おだ”は、石森がおばあちゃんに怒られる時によく言われるという「おだずな!(ふざけるな)」から。“ちょけ”は、兵庫や奈良で使われる「ちょける(ふざける)」から。“りん”は、愛知県東部で話されている三河弁の語尾「じゃん」「だら」「りん」の中でも、「見りん?(見て)」「食べりん?(食べたら)」などと幅広く使われているものである。
 昔から、アイドルの話す方言は強力な萌え要素のひとつになっている。いつか、欅坂46の地方出身メンバーによる方言全開の会話を聞いてみたい。切実に……。

 

写真左から小池美波(こいけ・みなみ)、鈴本美愉(すずもと・みゆ)、石森虹花(いしもり・にじか)のユニット名「おだちょけりん」

 
 


 
 

欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)

【CHECK IT】
乃木坂46につづく“坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ。2015年8月にお披露目されて以来、ステージデビューに向けてレッスンを重ねている。初の冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日深夜0:35~放送中。2016年初イベント「新春!おもてなし会」が1月16日(土)・17日(日)開催決定!!2016年1月30日(土)、国立代々木第一体育館で行われる「ALL LIVE NIPPON Vol.4」に出演が決定! 1月30日(土)、2月27日(土)、3月26日(土)ラジオ「欅坂46のオールナイトニッポンR」(27:00~29:00予定)が放送。

 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 

写真左から石森虹花(いしもり・にじか)、小池美波(こいけ・みなみ)、鈴本美愉(すずもと・みゆ)

 
 

石森虹花(いしもり・にじか)

 

石森虹花(いしもり・にじか)

生年月日:1997年5月7日(18歳)
出身地:宮城
血液型:A型
 
 

小池美波(こいけ・みなみ)

 

小池美波(こいけ・みなみ)

生年月日:1998年11月14日(17歳)
出身地:兵庫県
血液型:B型
 
 

鈴本美愉(すずもと・みゆ)

 

鈴本美愉(すずもと・みゆ)

生年月日:1997年12月5日(18歳)
出身地:愛知県
血液型:AB型
 
 
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