国民的美少女を探せ!

若手女優が映画、ドラマ、モデルなど様々な場面で活躍している時代だが、この夏また次のスターになるかもしれないフレッシュな女の子達が主役となるコンテストが開催される。
 そのコンテストとは、オスカープロモーションが主催する女性タレント発掘のためのオーディション〝全日本国民的美少女コンテスト〟である。このコンテストを開催しているオスカープロモーションは、女優を目指している人や女優ファンの人なら誰しもが知っているであろう大手事務所である。
今回の開催で15回目を迎える同コンテストは、過去に米倉涼子、上戸彩、武井咲などの女優を輩出した国内でもトップクラスのコンテストである。
 
 

*主な歴代受賞者・出場者一覧

第1回グランプリ 藤谷美紀
第2回グランプリ 細川直美
第3回グランプリ 小原光代
第4回グランプリ 小田茜
第5回グランプリ 今村雅美
第6回グランプリ 佐藤藍子
第7回グランプリ 須藤温子 審査員特別賞 上戸彩
第8回グランプリ・マルチメディア賞 渋谷飛鳥 グランプリ 阪田瑞穂 出場 剛力彩芽
第9回グランプリ・マルチメディア賞 河北麻友子 グラビア賞 原幹恵 出場 中村静香
第10回演技部門賞 福田沙紀
第11回演技部門賞 宮﨑香蓮 モデル部門賞・マルチメディア賞 武井咲 審査員特別賞 忽那汐里
第12回グランプリ・モデル部門賞 工藤綾乃
第13回グランプリ 吉本実憂、小澤奈々花
第14回グランプリ 髙橋ひかる

最近では、いたるところで様々なコンテストが開催されているが、注目されるコンテストのひとつであることは間違いない。
このコンテストでは、美少女を選ぶにあたって
1:圧倒的な輝きを放つ美しい容姿
2:豊かな知性と品位
3:秘められた神秘性
4:永遠の美しさを感じさせる個性
5:女性としてのしなやかさ・やさしさ
上記の美少女の5つの条件を定めている。

オスカープロモーションが定める美少女は全てにおいて優れている、まさに漫画の世界などにおける完璧な美少女像そのものであると言っても過言ではない。
様々な女優を実際に見てきてはいるが、オスカープロモーション所属の女優は見た目だけではなく、喋り方、笑い方、姿勢、相手との対応の仕方などが〝違う〟ので、見る機会があればぜひ見て頂きたい。
 では第15回を迎えるにあたって、2010年以降に行われた第13回、第14回のコンテストを振り返ってみようと思う。
2012年に行われた第13回では、吉本実憂と小澤奈々花の2人がグランプリに選ばれた。吉本実憂はキリッとした目で、女顔というよりは男顔で過去のグランプリの河北麻友子を彷彿とさせるようなものがあった。小澤奈々花は、スラッとしたモデル体型で、良家のお嬢様みたいな印象であった。過去の歴史でも2回しかないグランプリの2人選出ということを考えると、審査員側もすごく悩んだのだと思う。それほどまでに両者とも美少女の条件を満たしていたのだろう。
2014年に開催された第14回でグランプリに選ばれたのは髙橋ひかるで、この回は発表当日に現地へ足を運んだが、たくさんいる出場者の中でひときわ輝きを放っていたのが髙橋ひかるであった。オスカープロモーションが定める美少女の条件のひとつである〝圧倒的な輝きを放つ美しい容姿〟であったと言っても過言ではないだろう。
気になるグランプリ受賞後であるが、第13回で選ばれた2人は両者とも同コンテストファイナリストメンバーから結成された次世代ユニットX21に所属して活動をしながらも、吉本実憂は映画「ゆめはるか」で初主演を務めたり、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」や月9ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」に出演するなど若手女優としての知名度をあげ、小澤奈々花は女子中高生に大人気のファッション雑誌「nicola」で専属モデルを務めたり、GirlsAwardや東京ガールズコレクションに出演するなどモデルとして活動している。第14回で選ばれた髙橋ひかるは、映画「人生の約束」で女優デビューし、「チオビタ・ドリンク」などのCMなどにも出演。まだ蕾ではあるが今後女優として開花する日を心待ちにしている。
 本選大会は2017年8月8日に開催されるが、今回行われる第15回国民的美少女コンテストではどんな美少女が発掘されるのか期待が高まる。もし観覧に行けるのであれば、今回も国民的美少女の誕生をこの目で確認したいと思う。
 
 

ライター・YKDM