フレッシュ女優勢力図2017-夏-

映画が公開されたりドラマが始まると、ついつい主演ではないところのキャストの名前が気になってしまう。なぜなら、娘役や生徒役などで若手女優が出演することが多いからである。それはまさに若手女優好きにとっての性なのかもしれない……。
今年初めに〝フレッシュ女優勢力図 2017-冬-〟を書かせていただいたが、残暑厳しい今日この頃、〝フレッシュ女優勢力図 2017-夏-〟と題して最近頭角を現してきた若手女優を紹介しようと思う。

浜辺美波(東宝芸能)

この夏公開された『君の膵臓をたべたい』で主演を務め、病に侵されながらもひたむきに笑顔で生きる姿が涙を誘った。この映画を何回か観て感じたのが、浜辺美波は笑顔の使い分けが上手いということ。本当に心の底から嬉しい笑顔、無理やり明るく見せようとする笑顔、悲しみをこらえるために作る笑顔など、喜怒哀楽の感情すべてを笑顔で表現できるのではないかと思わせられる笑顔の汎用性の高さに驚愕した。この映画は浜辺美波の良さが全て詰まっていると言っても過言ではない。
浜辺美波は〝第7回「東宝シンデレラ」オーディション〟でニュージェネレーション賞を受賞しており、これまでに数々の映画やドラマに出演している。だが、ここまで話題になったのは今回が初めてなので、ここから若手女優界を破竹の勢いで駆け上がっていくに違いない。今月には大人気マンガ『亜人』の実写映画に出演が決まっている

橋本環奈(アクティブハカタ)

〝1000年に1人の逸材〟と注目を浴びて話題となった橋本環奈が今急上昇している。
今年3月に長年所属していた『Rev. from DVL』が解散し、アイドルと女優の二足のわらじから女優業に専念することになったことで映画やドラマへの起用が増えたのが急上昇した要因だと思う。今期の夏ドラマでは、『警視庁いきもの係』でヒロインを演じている。そんな完璧なビジュアルを持つ橋本環奈ではあるが、映画『銀魂』では、与えられたキャラクターになりきって鼻をほじったりなどコミカルなシーンにも挑戦している。恋愛、コメディ、アクションなど様々な役を演じられる上にあの完成されたルックスは、今後マルチ女優としていろんなシーンで活躍していくであろう。

吉川愛(研音)

子役時代は吉田里琴として様々なドラマや映画で活躍していた吉川愛が、現在放送中のドラマ『愛してたって、秘密はある。』で女優として復帰している。芸名を変え研音に所属してから初ドラマとなるが、子役時代に培った演技力は今もなお健在でブランクを感じさせず、他の演者にも引けを取らないほどである。今回のドラマでは裏表がありそうな女子高生を演じているが、その表の顔と裏の顔の演じ分けが上手で感心せざるをえない。所属が活躍中の女優が多い研音となったことで今後も映画やドラマにたくさん起用されていくと予想できるので、ベテラン子役が若手女優としてどのように活躍していくのか楽しみである。
 
 
現段階で、若手女優界の勢力図を大きく変えそうなのは上記の3人である。
特に浜辺美波は今年大ブレイクするに違いないし、『君の膵臓をたべたい』では様々な賞を取ることが期待できる。広瀬すず、永野芽郁と続き今年は浜辺美波の年になるであろう。
さらに、〝橋本環奈の女優業への本気〟と〝吉川愛の復活〟でこれからの若手女優界はもっともっと面白くなっていくだろう。
今後も若手女優から目が離せない。
 
 

ライター・YKDM