FRESH ARTIST OnePixcel

FRESH ARTIST OnePixcel

PHOTO=古賀良郎 INTERVIEW=西中賢治

沢口靖子や長澤まさみなど、そうそうたる女優が所属する東宝芸能から、新たなガールズユニットが生まれた。「OnePixcel」と書いて「ワンピクセル」と読むこの4人組。ユニット名からは“デジタル感”が漂うものの、曲調は“ロック”。生歌で踊りまくるパフォーマンスは、すでに新人離れしている。そして全員が美
少女!
去る11月29日、お台場で200人のファンを前に無料ライブを開催した彼女たちを、イベント後に直撃!

――デビューしたばかりでまだ謎だらけのワンピクセル。今日は、みなさんの基本的な情報を聞きにきました。

傳「(ICレコーダーを指さして)あ! それって証拠になっちゃうやつだ!」。

狐塚「悪いこと言っちゃいけないよっ」。

田辺「プレッシャ〜〜」。

鹿沼「何を言えばいいんですか!? 何から話しますか!?」。

――今から聞いていくので落ち着いてください(笑)。まずは、ワンピクセルがどういうグループなのか教えて下さい。

鹿沼「えっと、私たちは“アイドル”を目指すとか “アーティスト”を目指すとか、そういう感じではないんです」。

傳「どう思うかは、聞いてくださる方にお任せしますっていう感じで。とにかく、マネージャーさんからは『何でも自由にやっちゃっていいよ』って言われてるので、自由にやってます(笑)」。

――今日のイベントでも、傳さんが芦田愛菜ちゃんのモノマネを披露したりと、確かに自由すぎました。

傳「あれは(鹿沼)亜美にやらされたんです! 急に『はい、モノマネ! どうぞ!』って無茶振りされたときは、焦りました」。

鹿沼「言っちゃってから、自分でも『ヤベー……傳ちゃんごめん!』って思った(笑)」。

田辺「自分たちだけでMCをするのは今日が初めてだったので、不安で仕方なかったです」。

狐塚「10月の初ライブの時はバックバンドの方がいたけど、今日は私たちだけで歌ったし」。

傳「私は今日はぜんぜん声が出てなくて、音も外しまくりでした……。もう反省です。懺悔です」。

――今日のステージは、100%生歌でしたよね? 今のアイドル界で100%生歌は珍しいので、「これだけ生で歌って踊ってれば音も外すだろう」って思いながら見てましたけど。

傳「一応、いつものリハーサルではあまり外さないんです。だから今日は50点です……」。

狐塚「昨日、フリができたばっかりの新曲もやったしね。他の曲はずっと練習してきた曲なんですけど」。

田辺「でも、私たちが初めて覚えた『YEAAAHHH!!!』っていうオリジナル曲も、練習中に歌詞もフリもどんどん変わっていったんです」。

狐塚「最初はギターの音とか入ってなくて、“ピコピコ”みたいなかわいい感じの曲だったよね」。

鹿沼「そこに“ジャーン”みたいなギターの音を入れてみたら、『いいじゃん!』っていうことになって。どんどんロック感のある曲になりました」。

――なるほど。ワンピクセルのロック感は、そうやってできあがっていったものなんですね。では、それぞれのキャラクターについてお聞きします。ファンの方に覚えてもらいやすいように、アーティスト写真の左から順にお願いします。

鹿沼「じゃあ、(狐塚)来愛だ! この子は、見た目は新宿の街を歩いてそうなんですけど……」。

傳「実は大人ぶってるだけで、中身は子供です(笑)。しかも天然なんですよ。歌詞に『衝動』っていう言葉が出てきた時、来愛がなんか変なことを歌ってたから、『ねぇ何て歌ってるの?』って聞いたら……『ひょうどう』(ドヤ顔)」。

狐塚「私、国語が苦手なんですよ……」。

傳「算数も苦手じゃん! この間、私が『4人で60個ずつお菓子を食べたら、240個だね』って言ったら、『違うよ?』って」。

――もしかして、九九を間違って覚えてたとか?

傳「いえ、そもそも掛け算をしないんです。『60足す60で120でしょ? そこに60と60を足したら、240じゃん!』って」。

――答えは合ってる!

狐塚「そうなんです。足し算と引き算だけで生きてきました」。

――珍しいタイプですね。ちなみに、なんで茶髪にしたの?

狐塚「う〜ん。高校生になるとき〜、ちょっと大人っぽくなりたくて〜。ちょっと染めようと思ったら、けっこう明るくなっちゃって〜」。

――その言い方に新宿感が漂ってますね(笑)。

傳「でもこの子、レッスン中に急に『清楚キャラになりたい』って言い出したことがあるんです。(鹿沼)亜美は初対面だったんですけど、『無理でしょ』って即答してました(笑)」。

鹿沼「だって来愛はヤンキーキャラだもん」。

狐塚「ヤンキーキャラじゃない! そう言われそうだから、黒くしようと思ったの!」。

田辺「いいよそのままで。いつか、検索したら『らいあ 茶髪』って出るようになるかも知れないから(笑)」。

――お次は鹿沼さんのことをお願いします。

狐塚「亜美は末っ子みたいだよね」。

田辺「落ち着きがないんです。この子は喋ることをやめられないんですよ」。

鹿沼「やめられない、とまらない。かっぱえびせ〜ん」。

一同「(シーン)」。

鹿沼「ねーなんか言ってよ! 恥ずかしいから!(田辺に抱きつく)」。

田辺「あ〜、抱きついてごまかした〜(笑)」。

傳「でも、亜美がいないとワンピクセルは静かになっちゃうと思います」。

――ムードメーカーなんですね。じゃあ、傳さん。

田辺「一番年下なのに、しっかりしてます」。

狐塚「なんか、いろいろ相談に乗ってくれるんだよね」。

鹿沼「“隠しごとするな”ってよく言うんですよ」。

傳「だって、思ったことがあったら言って欲しいじゃないですか。これからずっとこの4人でやっていくんだし」。

田辺「あと、一番負けず嫌いでネガティブ!」。

傳「そうかも知れない。できないことがあると、自分の中ですぐ反省会をしちゃうんですよ。さっきの本番中にも、『音外した……ズーン(うつむく)』みたいな感じで」。

――音を外してない時の傳さんの歌声、ぜひ聞いてみたいですね。最後に田辺さん。

傳「ななみん(田辺)は、人見知り!」。

鹿沼「もう極度です、極度の人見知り」。

田辺「もともと、私は一番最後にワンピクセルに入ったんです。最初は来愛と傳ちゃんだけメンバー候補としてレッスンしてて、そこに亜美が入って、最後に私。人見知りだから、最初は『行きたくない』っていうくらい怖がってたんですよ。茶髪の子もいるし(笑)」。

傳「でも、ななみんはこんなウサギみたいな顔して、慣れるとツンデレなんです。『きも〜い』とか平気で言いますから(笑)」。

狐塚「お母さんみたいでもあるよね」。

鹿沼「そうそう! 『亜美やめなさい』っていっつも言われる!」。

田辺「だって、亜美は私が言わないとずっと喋ってるでしょ?」。

鹿沼「え〜、喋りたい喋りた〜い」。

――ほんとに仲が良いですね(笑)。では、ワンピクセルの今後の目標を教えて下さい。

傳「歌もダンスもトークも、ぜんぶスキルアップしたいです!」。

鹿沼「いつなんどき『歌え』って言われても、完璧に歌って踊れるユニットになりたいです」。

田辺「それで、日本全国をツアーしたいよね」。

狐塚「海外にも行きたい!」。

鹿沼「そして『ミュージックステーション』に出て、あの階段を降りたいです。♪デデデデ〜ン・デデデデデン(ジングルを歌いながらはしゃぎまくる)」。

――鹿沼さんは、生放送で“事故”を起こして伝説になりそうですね(笑)。

鹿沼「伝説!? 作っていきたいです!」。


 
 


 
 

狐塚来愛(こづか・らいあ)
狐塚来愛(こづか・らいあ)


狐塚来愛(こづか・らいあ)

生年月日:2000年2月14日(15歳)
出身地:東京都
血液型:O型
 


 

鹿沼亜美(かぬま・あみ)
鹿沼亜美(かぬま・あみ)


鹿沼亜美(かぬま・あみ)

生年月日:1999年12月12日(16歳)
出身地:埼玉県
血液型:O型
 


 

田辺奈菜美(たなべ・ななみ)
田辺奈菜美(たなべ・ななみ)


田辺奈菜美(たなべ・ななみ)

生年月日:1999年11月10日(16歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型
 


 

傳彩夏(でん・あやか)
傳彩夏(でん・あやか)


傳彩夏(でん・あやか)

生年月日:2000年7月7日(15歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型
 


 
【CHECK IT】
2015年10月にステージデビューを飾った、ボーカル&ダンスユニット。2016年1月3日(日)、原宿アストロホールにて初のワンマンライブ「OnePixcel One Hour Live『The First Pixcel』」を開催。
 
詳しい情報はOne Pixel公式HP
  
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