FRESH ACTRESS 清原果耶

清原果耶

PHOTO=城方雅孝 INTERVIEW=柳真樹子

CM、ドラマ界を席巻中の大注目の美少女が登場!

――デビューのきっかけが「アミューズオーディションフェス2014」。応募したいきさつを教えて。
「何の作品で誰がってわけではないですけど、小学5年生くらいの時に、ふとテレビを見た時に、お芝居している人が楽しそうにみえたり、泣くお芝居を見て『なんでこんなに泣けるんだろう』って不思議に思ったりしたことがあって。自分もやってみたいなあって興味が湧いて、そこから歌とダンスとバレエとミュージカルを習えるスクールに通いはじめました。そして、中1の夏にオーディションを受けたいと思って、探していたら、アミューズのオーディションをみつけました」。

――歌とダンスを習っていたなら、オーディションの時の特技披露は…。
「一次と二次と合宿審査とファイナルがありました。一次と二次は同じ日で、自己紹介と特技発表でした。私は特技が歌とダンスだったので、いちばん自信のあった『トゥモロー』を英詩で歌いました」。

――(編集長)ちょっと待って、「トゥモロー」って自分の年代だと岡本真夜さんなんだけど…。
「ミュージカルの『アニー』の方です」。

――(編集長)あ!「♪トゥモロー、トゥモロー、トゥモロー、トゥモロー」ってやつだ!?
「はっ! 「トゥモロー』4回言った…(笑)」。

――一同笑。
「合宿審査では、お芝居とか私生活とかを見られる審査でした」。


――え!? 私生活、どこ見られるの?
「多分、挨拶とかじゃないですかね。私の予想ですけど。合宿の最後に1人ずつ、みんなの前で自己アピールみたいなのがあって、別の曲も用意してたんですがスタッフさんに相談したら『得意な曲を歌う方が良いよ』と言われたので、この時も『トゥモロー』を披露しました。最終審査ではさすがに変えましたけどね(笑)。カーリー・レイ・ジェプセンさんの『グッド・タイム(with アウル・シティー)』を歌って踊りました」。

――学校でも英語が得意?
「好きな方です。得意かどうかで言えば、普通に…(笑)。メインの5教科では、国語が得意です。副教科で言うと、体育も音楽も美術も割りと好きです」。

――(編集長)今日、お会いして第一印象が物凄く利発そう。才色兼備というか…。
「本当ですか?(笑)。ありがとうございます~! なんか申し訳ない!」。

――あれ、違うの?
「仲の良い友達には、よく〝うるさい〟って言われるので(笑)」。

――学校で部活とかはやってるの?
「茶道部に入ってます。運動が好きなので、陸上部とかバスケ部も考えたのですが、習い事が週に3回あって。習い事に行きたいがために、1週間の部活日数が少ない部活にしようと思って、茶道部にしました」。


――茶道部は楽しい?
「覚えることが多いですが、楽しいですね。朝ドラの撮影で、基本の所作が役立ってすごく助かりましたね」。

――(編集長)茶道部、響きがいい。清原さんが茶道部なんて、世の中の男性たちは「こんな美少女が茶道をやってるの?」ってざわつきますよ!
「今年は朝ドラの撮影が忙しくて、あんまり部活に行けなかったんですけどね(照)」。

――インタビューするとフレンドリーですね!
「私、人見知りをしないんですよ。多分、しなきゃいけない人たちにもしなくて。たまに行き過ぎる時もあるんですけど、それが自分の長所なのかなと思ってるんです」。

――グイグイくる感じしますね。
「そうですか~? 関西人だからかな(笑)」。

――学校では友だちからどんな子って言われてる?
「よく言われるのは、『明るい』、『常に笑ってる、ニコニコしてるね』とか」。

――ビジュアルのイメージと違って、確かに喋るね。
「そうなんですよ~。だから、取材の人や共演した方にも、『第一印象とのギャップが物凄く激しい。いい意味でも悪い意味でも』っていつも言われるんですよ。なんかすいません! って(笑)」。

――なんかすみません! っていいね(笑)。
「いつもおとなしいキャラに見られがちなんですけど、そんなこともないみたいで(笑)」。


――「nicola」モデルのお仕事は楽しい?
「最初、モデル同士でバチバチっていうイメージを勝手に持ってて、喧嘩とかするのかな? って思ってたんです(笑)。でも、みんなそれぞれが個性的で、ぶつかるところがまったくないので、仲良くて。みんなすごく面白いし、先輩も優しいし、撮影中も一つのテーブルに集まって、座ってお菓子食べたり。楽しく撮影してます」。

――学校ではない同世代の子たちとだもんね。
「それが独特というか、不思議な気持ちにもなりますけどね。一応ライバルじゃないですか。みんなで『めっちゃ仲良くするけど、やっぱりライバルなんだよね~』っていう会話をすることもありますね」。

――そこはプロだね。
「お芝居とかのオーディションとかでもモデルの友だちと会うんですよ。『あ、受けてたんだ?』ってことが多々あります」。

――撮影の合間ってどんな話題をしてるの?
「みんなで色んな話をしますが、私は基本、お仕事の話です。私生活はあんまり話さないですね。お仕事の話か、憧れてる好きな俳優さんとかの話とか。『あのオーディション受けた?』とか『台本難しいね』とか…やっぱり、お仕事ばっかりです」。

――モデルをはじめてから、学校の友だちの反応は?
「いちばん言われるのが『○○ちゃんと会った?』とか。『撮影一緒だから会ったよ』って言うと、『いいな〜!』って叫んでどっか行っちゃう(笑)。みんな聞くだけ聞いて、満足して帰っていきます(笑)」。


――モデルのお仕事以外でもCMとかドラマにも出演。初めてのドラマ「あさが来た」でふゆ役に。
「実は私、違う役でオーディションを受けてたんですけど、それに落ちてしまって。とてもショックで落ち込んでいたんですが、いつまでもクヨクヨしていてもしょうがないから、気持ちを切り替えて『また、次の朝ドラで頑張ろう』って思っていたんです。そしたら、落ちてから何ヶ月後かに、マネージャーさんから急にふゆ役のお話を聞いてびっくりしちゃって。その時は呆然としてたのであんまり実感が湧かなかったんですけど、大阪に帰って、お母さんと話してるうちに嬉しくって号泣しちゃったんですよ」。

――ふゆって10代前半から20代後半までと、すごく長い期間を演じてるけど、難しいところってありました?
「ドラマが初めてな上、所作や言葉遣いの基本が難しくて。撮影現場にはカメラがすごくたくさんあるので、気づいたら『あ、背中向けちゃった!』ということもあったり。どういう風にふゆの恋愛の事情とかを描けばいいんだろう思ってて、迷った時は、あさ(波瑠)さんや新次郎(玉木宏)さんのお芝居を見て勉強してました」。

――「あさが来た」を通して女優として成長できたことは?
「はじめは自分の意見ばっかり押し出していたんですよ。自分が固めて来たことじゃないと出来ないと思い込んでいて。でも、スタッフさんやマネージャーさんのアドバイスを受けて、他の人の意見が取り入れられるようになって、今、お芝居の幅が広がった気がします。演じ方としても、なんとか変化をしているのかなと思います」。


――ふゆとしては10年以上を演じましたが、清原さんは今13歳。10年後ってどんな女優さんになってる?
「え~! 私、それ、自分でも考えるんですけど、まったく想像がつかないです~。もしかしたら変わらないんじゃないかなって。変わるというと、ちょっとしっかりするぐらい(笑)? ちゃんと成長はしていくのではないでしょうか(笑)?」。

――今年は色々なお仕事を体験しました。新年、挑戦してみたいことは?
「2015年はドラマにも挑戦させて頂きましたし、CMにも出させて頂きました。次は映画にも出てみたいとマネージャーさんともお話していたりして。あと、私は舞台が好きで歌が得意なので、ミュージカルのお仕事にもすごく興味があります」。

――仕事に対してとてもマジメですね。普段の清原さんがハマっていることは?
「最近、編み物をしているんですよ。今、自分用のマフラーを作ってます。あとは洋楽を聴いたり、お菓子作りにもハマってます」。

――お菓子は最近だと何を?
「レアチーズケーキをお母さんに教えてもらって作ったんです。…美味しかったです♡」。

――自分で言う(笑)?
「本当に美味しかったんですよ(笑)!」。

――最後に、清原さんのトリセツを教えてもらいたいな。清原果耶は何があるとテンションが上がりますか?
「甘い物があると(ニヤリ)。特にチョコレート…あ、待ってください! 今、綿あめという案が上がってきました(笑)! 最近の流行は綿あめです」。

――反対に下がるものは?
「宿題(即答)! 苦手な理数系の宿題があると、テンション下がります(笑)!」。


  


  

清原果耶(きよはら・かや)
生年月日:2002年1月30日
出身地:大阪府
血液型:B型

  

【CHECK IT】
「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを受賞。三井不動産グループ「三井のリフォーム」、アステラス製薬「臓器移植をしたきみ」、セブン&アイ・ホールディングス「セブンゴールド」のCMなどで注目。新潮社「nicola」専属モデルとしても活躍中。連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)にて、ふゆ役でレギュラー出演中。2016年3月からNHK放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」にて綾瀬はるか演じる主人公・バルサの幼少期で出演。

 
 

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