ももっと、佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)②

ももっと、佐々木彩夏②

PHOTO=堀内亮 STYLING=関志保美
HAIR&MAKE=谷川一志(Kind) INTERVIEW=小島和宏

ひとりの時間を大切に
佐々木彩夏として……

佐々木彩夏(ささき・あやか)
生年月日:1996年6月11日(20歳)
出身地:神奈川県
血液型:AB型
 
 
【CHECK IT】
スターダストプロモーション所属の女性グループ。佐々木彩夏はピンク担当。愛称はあーりん。2012年には念願の紅白歌合戦に出場。2014年3月には今はなき国立競技場でのライブを敢行。歴史を刻み続けるグループとして現在進行形で活動中。8月13日(土)、14日(日)には日産スタジアムで「桃神祭 2016 ~鬼ヶ島~」が開催される。9月19日(月・祝)に横浜アリーナで初のソロコンサートが決定。あーりん&しおりんがプロデュースしたメニューが「スイーツパラダイス」新宿ミロード店で7月18日(月・祝)まで賞味可能。
 
 
詳しい情報はももいろクローバーZオフィシャルサイト
 
 


 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

もっと、ひとりの時間!

 
 
――百田夏菜子さんがNHKの朝ドラ「べっぴんさん」に出演することが決まったことで、このところ、メンバーがバラバラに動くことが増えました。

「そうなんですよ。5人が揃うことが本当に少なくなって、明日は5人の仕事だってなると、前の夜、ちょっと緊張するぐらい(笑)。『やばっ、久しぶりだけど大丈夫かな』って。でも、会った瞬間にすぐにスイッチが入る。バラバラで動いている分、5人が集まると、すごく濃密な時間になる。これは最大のメリットだなって感じています」。

――ソロでの活動も増えました。

「ソロ仕事はスペシャル感はめっちゃあるんですけど、違和感は別にないですね。元々はひとりで芸能の仕事をやっていくものだと思っていたのが、ももクロに加入したことで『あぁ、こんな協力プレイもあるんだ!』って知って。みんなで助け合ったり、みんなで同じ方向性に向かってやっていったり。だから、ひとりで活動していても、ひとりじゃないんだなって、それはすごく思います」。

――いい言葉ですね。

「でもね、ももクロの衣装でソロ仕事をするときは、なんか、ももクロの代表みたいで緊張する。みんなが思っている『元気でいつもわちゃわちゃしている』をひとりでやるのは大変かなって(苦笑)。だから、今回の撮影みたいな服装のほうがいいですね。なんか『私』を認めてもらっている感じがするし『ももクロのあーりんです』じゃなくて『佐々木彩夏です!』と言えるかな、みたいな」。

――昔から「嵐さんみたいになりたい」と言い続けてきましたけど、ここにきて、イッキにそれがリアルになってきましたね。

「『私たちが憧れてきたのは、こういうことだったのかな』っていうのが、少しだけわかってきたような気がします。長くやっていくためには、すごく大事なことだと思うし、そのためにも自分の“居場所”を見つけたいですね」。
 
 

もっと、スイーツ!

 
 
――ソロ仕事の一環として、あーりん&しおりんが『スイーツパラダイス』のメニューをプロデュースしました。6月13日から7月18日まで新宿ミロード店で楽しむことができるんですが、衝撃的なメニューの連続ですよね。

「シュークリームとからあげを合体させたりね(笑)。あれ、写真だとわかりにくいんですけど、シュー生地にポテトサラダを詰めてあるんですよ。最後の最後まで、ごはんを詰めるか、ポテサラにするかで悩んだんだけど……だってさ、からあげがあったら、ごはんが欲しくなるでしょ?」。

――もうすべての発言がスイーツ業界に革命を起こすレベルです(笑)。でも、本当に本人が細かいところまでプロデュースしたんですよ、ということがわかりますよね。

「もうメニューを考えるのが、楽しくて楽しくて仕方なかった! 味だけじゃなくて、デコレーションにもこだわって、お皿にマヨネーズで『こってり!』って書いてもらったりして(笑)。ホントに自由だったんですよ。スイーツだけでなくて、ごはんメニューでもいいですよ、とか」。

――結果、スイーツとごはんメニューを合体させた、と。

「でも、本当においしいの! これはぜひ食べに来てもらいたいですね。私自身『スイーツパラダイス』が大好きで友達と行ったりしていたから、自分の考えたメニューが提供されているのはうれしいですね」。

――ちなみにシュークリームとからあげ、どっちのほうが好きなんですか?

「最近はからあげが大好きなんだけど、ホラ、スイーツは別腹だからさ(笑)」。
 
 

もっと、ギター!

 
 
――今年のドームツアーではギターをソロ演奏して、お客さんをびっくりさせました。

「いやぁ、気持ちよかったですね」。

――ソロ演奏中はすべてのお客さんの視線を独り占めですからね。

「ステージからも、お客さんのいろんな顔が見えるんですよ。本当にびっくりしてくれている顔もあれば、ものすごく不安そうな表情を浮かべながら聴いてくれているお客さんもいる。私よりもギターが上手な人は『へぇ~、やっているねぇ~』みたいな感じて見てくれているような気もしたし、それを眺めているだけでも楽しかったです」。

――メンバーいわく「あーりんは顔でギターを弾いている」と(笑)。お客さんにリアクションを求めるときの表情は絶品でした。

「ドームツアーで私がギターを披露する上で磨くべきものはなんだろう、と思ったときに、もちろん音の明確さは当たり前なんですけど、細かい技術よりも『見た目』が大事なんだろうなって。ドームでパフォーマンスをするわけだから」。

――テクニックはこれから磨いていけばいいですけど、ドームのステージは待っていてくれませんからね。

「だから岸谷香さんの映像を見たりして、それを参考にして、そこから“私らしさ”が出るように、いろいろと工夫をしてみました」。

――ドームツアーだけで終わってしまうのはもったいないですね。

「今も時間があるときには、家でギターを触るようにしています。いまだったら練習する時間もあるし、チャンスかなって思っています。ソロコンサートという披露する場もあるので……。ただなぁ、最近、ウチの“器用大臣”こと玉井詩織がどんどんギターの腕前をあげてきてるじゃないですか? 負けないように練習しなくちゃいけないなぁ……。がんばります!」。
 
 

もっと、ソロコンサート!

 
 
――というわけで、9月19日に初のソロコンサートが決定しました。しかも会場は横浜アリーナです!

「怒涛のスケジュールなんですよ。17日が滋賀で『イナズマロックフェス』に出演して、18日は恒例の『氣志團万博』があって、それを乗り越えてのソロコンですからね(笑)」。

――例年は『氣志團万博』の舞台裏で、海に沈んでいく夕陽を見て「あぁ、夏も終わりだね」と実感するんですけど、今年ばかりは佐々木彩夏ソロコンサートが夏の思い出の締めくくりになりそうです。

「そうですよね。あと3カ月かぁ……まだまだ先のような気がするけど、今、有安がソロコンの準備をすごくやっているじゃないですか?」。

――有安さんは7月3日ですから。もう1カ月切っているので、それは大変ですよ。

「有安を見ていると『私、まだなにもやってないけど大丈夫かな?』って、ちょっと焦ったりもするし、逆に『あっ、本当に実現するんだな』って実感もできますね。浜崎あゆみさんのペンライトってピンクなんですよ。だから、横アリであゆちゃんのコンサートを観ているような感じになるのかなって」。

――会場はピンク一色になるでしょうからね。

「あっ、でも、他のメンバーを推している方も遠慮せずに来てほしいですね。その日だけ、いや、コンサートの間だけでもいいのでピンクのものを身に着けていただければ、もう、それでOKですから。ファンの方も『有安のソロコンは緑推し以外は遠慮しなくちゃいけない空気だけど、あーりんは受け入れてくれる気がする』って(笑)。まったく、その通りですよ!」。

――内容はこれから固めていく感じですか?

「そうですね。一度、自分でセットリストは組んだんですけど、大人の方の意見も取り入れていきたいですね。いろんな方から『絶対に行くからね!』と声をかけていただいて、そのたびに『あぁ、みんな、観に来てくれるんだ』という安心感を覚えるのと同時に、『みんなに楽しんでもらえるコンサートにしなくちゃな』って気持ちも引き締まります。9月19日、横浜アリーナでお待ちしてまーす!」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

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