=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 5人目 齋藤樹愛羅

=LOVE連載 私服でぽん! 5人目 齋藤樹愛羅

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
3周年記念コンサートが盛り上がった=LOVEの秋の私服グラビア連載。5人目のメンバーは高1の齋藤樹愛羅。「ピンクは飽きちゃいました(笑)」とのことで、大人びた黒の服で登場です。
 
 

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映画を観るのを趣味にしたくて
安いプロジェクターを買いました

 
 

――服も髪色も大人っぽくなって、細めのヒールも普段よく履くんですか?

「履きたいんですけど、コケて事故ったら嫌なので、普段は履いてないです。サンダルでもダッシュで走っていたら道の真ん中でコケちゃって、バックの中をぶちまけて、もし車が来ていたら危ないレベルだったので。もうちょっと内股が直ったら、履きたいと思います(笑)」。

――高校1年の1学期は、実感ないまま終わってしまった感じ?

「学校には数回しか行ってなくて、全然実感なくて、『中学の頃は楽しかったな』と思っちゃいます。だから、もっと趣味を見つけたいです」。

――興味を引かれていることはあるんですか?

「映画をいっぱい観たいと思っています。夏に安いプロジェクターを買いました。配信サイトとかも全部観られるので、そっちのほうがテンション上がるかなと思って」。

――今までは映画は観てなかったんですか?

「映画自体は好きなんですけど、映画館に行くのが面倒くさいし、チケット代が1000円もかかっちゃうし(笑)、あまり観たことはありませんでした。でも、『キングダム』は観に行きました」。

――ああいう作品は映画館で観ると迫力が違いますよね。

「長澤まさみさんがかわいすぎて、他に何も見えない感じでした(笑)。私、カッコイイ女の人が好きなので。でも、お話もすごく面白かったから、続きがあったら観たいと思いました」。

――観れば面白い映画はいっぱいあります。

「そうなんですよね。自分で好きなのはわかっていて、『今日から俺は!!』とか『水曜日が消えた』とか気になるものはいっぱいあっても、あまり時間がなくて。観るなら、ちゃんと観たい感じです。あと、お買い物も好きなので、趣味にしたいです。それは趣味にはならないのかな(笑)?」。

――買い物はお母さんと行くんでしたっけ?

「地元近くだったらお母さんと行ったり、仕事が早く終わったら1人で行ったりします」。

――洋服とか買うときは悩むタイプですか?

「悩みます。似ている服で『あっちの店のほうが安かった』とか。私、欲しいものはいっぱいあるのに、ケチで貧乏だから(笑)、矛盾しているんですよね」。

――樹愛羅さんはよく「貧乏」と言いますけど……(笑)。

「おこづかいをもらっても、すぐ使っちゃうから、貧乏になっちゃうんです(笑)」。

――最近は何か買いました?

「お財布を買いました。自粛明けだったからか、半額になっていたので(笑)。白にちょっと金の何かが付いたシンプルな感じで、良かったです」。

――YouTubeチャンネルの佐々木舞香さんのラジオにゲストで出たときは、ニトリでディフューザーや冷たいクッションを買った話が出てました。

「お店に入って、『あっ、クッションだ』って触ったら、めっちゃ気持ち良くて。夏に部屋でゴロゴロするとき、クーラーを効かせて、そのクッションを抱きしめると、本当に冷たくていい感じでした」。

――ちなみに、樹愛羅さんの趣味といえばゲームだったのでは?

「最近またハマり出してますけど、ゲームにハマりすぎると、いろいろなことに支障が出ちゃうんですよ。夜中までやって、遅刻が多くなっちゃったり。それだと困るので、ハマりたいけどハマりたくない感じです(笑)」。

――「モンスターコレクト」のアンバサダーをやってますよね。

「私はもともと銃を撃つゲームしか好きじゃなくて、パズルゲームだと入れて3日もしないで消したりしていたんです(笑)。でも、銃ではなくてモンスターで戦うのも、ちゃんと理解してやったら、すごく楽しくて。もっと強くなりたいと思いました」。

 
 

今の自分がいる世界に慣れて
毎日を楽しんで生きたいです

 
 

――今回は“感動することに意味がある”というテーマでお話をうかがってますが、樹愛羅さんが感動した出来事というと、何か思い浮かびますか?

「いっぱいありますけど、2周年コンサートですかね。お客さんがたくさん来てくださって、中野サンプラザのすごく大きなステージに立ったら、いつもと違う感じで、『頑張ってきて良かったな』と思いました」。

――リハーサルとかが大変だっただけに?

「そうですね。私はライブ前に緊張した日は絶対『今日はダメだった……』となるので、緊張しないようにしています。焦るとミスっちゃうから、考えすぎずに平常心で心構えをしていて。無観客ライブのときは立ち位置がグルグル変わって、練習のときは間違えまくって、どうしようかと思っていました。でも、いっぱい覚えたら本番は何も考えず、ミスなくできて良かったです」。

――考えなくてもできるくらい、体に染み込ませていたわけですね。

「はい。それが一番いいかなと思います」。

――さっき出た映画では、感動した作品はありますか?

「定番ですけど『君の名は。』ですね。映画館に行って、RADWIMPSさんの音楽も画もすべてがすごいと思いました。一時期めっちゃ好きで、小説も買ったんです。本は基本読まないんですけど、これは文字でも読みたくて」。

――特に好きなシーンというと?

「曲が流れて、隕石が落ちてくるとき、キラン☆、みたいな。語彙力がないんですけど(笑)」。

――音楽で感動することもあります?

「好きな曲は時期ごとに全部変わって、今だとYOASOBIさんの『夜に駆ける』。めっちゃ流行ってますよね。アップテンポの曲が好きで、最近は洋楽が多いかもしれません。特定のアーティストさんではなくて、何かしながら携帯をいじって、バラバラな曲を聴いています」。

――誰かに何かをしてもらって感動したりは?

「感動じゃないかもしれませんけど、妹が私にギューッとしてくれたのは嬉しかったです。いつもは『キモっ』しか言わないのに(笑)、私のテンションが上がってないときに急に来てくれて、ビックリしました」。

――食べ物で感動するほどおいしかったことは?

「レストランみたいなお店でバスク風チーズケーキを食べて、感動しました。コンビニのも良いですけど、比べものにならないくらい、めちゃめちゃおいしくて! 濃厚だけど濃厚すぎず、甘いけど甘すぎず、ちょうど良い具合で永遠に食べられそう。『絶対また食べる!』と思いました」。

――どこかの景色に感動したことはありますか?

「他の人が見たら何でもないかもしれませんけど、新宿駅の近くの歩道橋を渡っていたとき、横断歩道を人が通っていて、新宿の景色が間からチラッと見えて。何か『生きてるな』って感動しました。自粛期間は寂しかったから、『ちょっと戻ってきたかな』みたいな感じでした」。

――イコラブ(=LOVE)のメンバーを見ていて感動はしますか?

「常に感動です。みんな気をつかえるし、やさしいし、こんなにいい子たちはいないと思いますね。(山本)杏奈ちゃんとか、特にすごいです。いつもめちゃめちゃ頑張っていて、いろいろなメンバーから相談を受けたり、誰かが落ち込んでいたら察して『どうしたの?』と言ってたり、周りを常に見ていて」。

――樹愛羅さんも杏奈さんに助けられたことはあります?

「たぶん2年目に入ったくらいに、相談をしました。私はメンバーに相談したのは、その1回しかないかもしれません。何を相談したのかも何を言ってもらったのかも、忘れちゃったんですけど(笑)、そのときの自分にとって良い答えだったと思います」。

――では最後に、今年の残り3カ月くらいはどう過ごしますか?

「無理です。もう時が速すぎて、ついていけません(笑)。自分的には毎日を楽しく健康に生きていられれば、それでいいかなと思います。考えすぎず、考えなさすぎず、ポジティブに。何より、楽しんで生きることが大事なので」。

――そう思うようになったのは、自粛とかがあったから?

「前からちょっと意識し始めていました。やっぱり中学が楽しかったから、思い出すと逆にキーンと悲しくなってしまうんです。学校がなくなったことで、すごくテンションが下がってしまったので、早くこの環境に慣れて、もっと人生を楽しくできたらいいなと思います」。
 
 

 
 

 

齋藤樹愛羅(さいとう・きあら)

生年月日:2004年11月26日(15歳)
出身地:栃木県
血液型:B型

齋藤樹愛羅 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」が発売中。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
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