=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 7人目 佐々木舞香

=LOVE連載 私服でぽん! 7人目 佐々木舞香

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
=LOVEメンバーの秋の私服グラビアを公開中の連載。折り返しの7人目は3周年コンサートでセンター曲が初披露された佐々木舞香。珍しいパンツスタイルでの登場となりました。
 
 

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昔のドラマを繰り返し観ていて
年齢の高い俳優さんが好きです

 
 

――前回は服を山本杏奈さんに借りたということでしたが、今回は?

「伊達メガネは杏奈から借りて、靴は(佐竹)のん乃のものです。のん乃が『服がシンプルだから、色や物を入れたほうがいい』とアドバイスをくれて、杏奈にメガネを貸してもらいました。靴はいろいろ履かせてくれて、『これがいいんじゃない?』と言ってもらいました」。

――ヒールが高い靴はよく履くんですか?

「よく履きます。身長が低いので、高く見せるために(笑)」。

――YouTubeチャンネルでは舞香さんのラジオ「三度の飯より=LOVE」がレギュラー企画になりましたが、本当にトークが上手いですよね。

「そうですか? 自由にくっちゃべって、たぶんファンの人しか面白くないと思いますけど(笑)、メンバーも遊びに来てくれて楽しいです。1対1で話す機会はあまりないので」。

――動画配信でありながら、ラジオのときはずっと静止画になっています。

「作業用BGMとして聴いてほしいので。ファンの人に『そろそろ動いてほしい』と言われますけど、動画が嫌なわけではなくて、ながら聴きしてほしいんです」。

――ラジオは本来、声だけですからね。でも、メンバーがゲストで来ると、画面が2分割されて、舞香さんは写真、ゲストは動画でトークが繰り広げられます。

「“佐々木システム”みたいに言われています。ゲストは動いているから、みんな気になっちゃうでしょうけど、ながら聴きがラジオの魅力だと思うので。そこはちゃんと伝わっていればいいなと」。

――諸橋沙夏さんがゲストの回は恋愛トークをして、自分を「少女マンガ脳」と言ってました。

「すごく夢見がちで、白馬の王子様みたいな非現実的な感じが好きなんです。それを現実に求めたことはなくて、キャラクターにキュンキュンすることが多いですね。私、憧れがあって、少女マンガには変わった女の子が出てくるんですよ。カッコイイ人にキャーキャー言わないとか、ものをはっきり言うとか。そういう子って絶対、『面白い女だ』って気に入られるんです。私もそういう面白い女になりたかった (笑)」。

――キュンキュンするのはどんなシーンですか?

「ドラマでもキュンキュンしますけど、ベタベタなのより、ふとしたところですね。昔は俺様系みたいな人が好きだったのが、最近はやさしさを求めていて(笑)。歩いていて車が来たら、『危ないよ』ってサッと横で庇ってくれるような人がいいです」。

――ドラマといえば、「部屋が散らかりすぎて、家政夫ナギサさん来てほしい」とのツイートがありました。あのドラマで流行った“おじキュン(おじさんにキュンとなる)”もしました?

「私、おじさんというか年齢の高い俳優さんが好きで、どこにも言ったことがないんですけど、特に時任三郎さんがすごく好きなんです」。

――へーっ。どんな作品で時任さんを見ていたんですか? 「ふぞろいの林檎たち」は知らないですよね?

「知らないです。映画の『ハッピーフライト』の機長役で見て好きになりました。大森南朋さんも好きで、『ナギサさん』も面白かったです」。

――癒されました?

「癒されますね。でも、『コウノドリ』の大森さんはすごく頼りになる感じで、『S‐最後の警官‐』ではカッコ良かったです」。

――大森さんは悪い役もやってます。

「そういうのも似合いますね。でも、顔がやさしいじゃないですか。『BOSS』とかは悪い人になり切れない感じで好きでした」。

――今回は“感動することに意味がある”というテーマでお話をうかがっていますが、ドラマを観て感動することもありますか?

「あります。最近また『アンナチュラル』を観て、どのお話も泣きそうになります。自殺だとされていた事件が他殺だとわかって、恋人が犯人を刺しちゃったり。すごくかわいそうで、私は感情移入するほうなので、つらくて泣いちゃいました。あと、『コウノドリ』もリアルタイムで観ていて、中学生が妊娠した話は号泣でした」。

――山口まゆさんが名演技でしたね。最初は妊娠しても人ごとみたいだったのが……。

「産んだら赤ちゃんに愛情が湧いちゃって、里親に出すときに手放せなくて、でも、どうしようもなくて……というところで、もうボロボロでした。すごく上手い演技で、つらさが伝わって引き込まれて、今思い出しても泣きそうになっちゃうくらいです」。

――本当にドラマはいろいろ観ているんですね。

「新しいドラマはあまり観ないです。何か疲れちゃうので(笑)。昔観たことがあって、物語の結末を知っているほうが好きです。『アンナチュラル』はたぶん5回くらい観て、毎回つらくなっています(笑)」。

 
 

自分をちょっとでも肯定してあげたくて
何でも「えらいね」と言い聞かせてます

 
 

――音楽を聴いて感動することもありますか?

「水瀬いのりさんの『僕らは今』のMVで、ファンの人たちの写真が後ろに映っているんですね。いい歌だし、みんなで一緒に作り上げている感じがすごく良くて、感動しました」。

――イコラブ(=LOVE)の活動では、どんなことで感動しましたか?

「何だろう? ライブにたくさんのお客さんが来てくれると『わーっ、すごい』ってなりますけど、自分はいつもいっぱいいっぱいな気がして、あまり覚えてなくて」。

――YouTubeチャンネルの企画で、杏奈さんと「ヒロイン育成計画」の振りを覚えたときは、杏奈さんが「舞香はダンスレッスンで涙を流している」と話してました。そういうのを乗り越えた感動はないですか?

「全然ないです。できなくて泣いたことはあっても、できるようになって泣いたことはなくて、できたと思ったこともあまりないです」。

――何かで達成感はあったのでは?

「いやー、ないです。正解がわからないから」。

――オーディションでイコラブに合格したときは、どうだったんですか?

「『あれ? 受かっちゃった』って焦りました(笑)。受かるとは思ってなかったので、『どうしよう? いろいろやらなきゃいけない』と焦って、すぐ帰りました(笑)」。

――他のメンバーを見ていて感動したことは?

「(諸橋)沙夏がソロ曲を無観客ライブで歌ったときは、すごく感動しました。もともとあの曲(My Voice Is For You)が好きで、リハーサルから感動したし、何ならプリプロの時点で泣いちゃったくらいですけど(笑)、ステージで歌い上げているのをモニターで観ていたら、すごく素敵でした。後でもらった映像でも観ています」。

――自分のことでは、どういうふうになったら、感動できそうですか?

「わからないですね。さり気ないことだったら、自分に言い聞かせるようにしています。『朝起きられて、えらいね』とか。『えらい』というのは、自分をちょっとでも『これでいいんだ』と肯定してあげられる言葉だと思うので、大事にしています」。

――「お風呂に入れてえらい」とか?

「お皿を洗えてえらいね。ごはんを作れてえらいね。化粧を落とせてえらいね。何でもかんでも自分に『えらいんだ』と思い込ませています。ファンの人に言われても嬉しいし、私からもファンの人に『えらいね』と言いたいです」。

――では、どこかで景色を見て感動したことはありますか?

「結構前に秋田に一人旅に行ったとき、一面の真っ白な雪景色を見て感動しました。自分の背より高く雪が積もって、電車が貸し切り状態になって、そこの窓から見たんですけど、『雪ってこんなにまぶしいんだ』と初めて知りました。本当に辺りが真っ白で、遠くに家が見えて、誰にも踏み入れられてないみたいな。景色に感動したのはあれが初めてだったかもしれません。それから東北が好きになって、旅行するなら絶対に東北に行きたいです」。

――しかも、冬に行きたいと?

「そうですね。それくらい雪が好きで、冬の北海道にも行きたいです。どれくらい寒いのか。北海道はすごく広いので、いつか普通に旅行したいです」。

――今年の残りの秋や冬には、したいことはありますか?

「何だろう? DIYとか? 何か大きいものを作りたいですね」。

――もともとDIY好きでしたっけ?

「物を作るのも細かい作業も好きで、小さい頃、イスはお父さんとDIY工房みたいなところで作った記憶があります。だから、たぶん昔から好きだったんでしょうね」。

――今は何を作りたいと?

「棚とか? 家に収納スペースがあまりなくて、私は持ち物が少なかったんですけど、最近ちょっと増えてきて。それで、家政夫のナギサさんに来てほしいくらい、片付かなくなっているので(笑)、棚が欲しいかな。買って組み立てるのも好きですけど、自分で作れたら。あと、できるならコンクリートの壁を塗ったり、レンガを積んだりもしたい。そういうことは得意だと思います」。

――棚ができたら、部屋も片付きそうですか?

「たぶん。お休みの日も寝ていたり他のことをしちゃうから、なかなか片付きませんけど、『別に生活できているしな』と思っちゃいます(笑)」。

 
 

 
 

 

佐々木舞香(ささき・まいか)

生年月日:2000年1月21日(20歳)
出身地:愛知県
血液型:A型

佐々木舞香 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」が発売中。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
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