=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 11人目 諸橋沙夏

=LOVE連載 私服でぽん! 11人目 諸橋沙夏

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
=LOVEの秋の私服グラビア連載もいよいよ大詰め。トリ前を飾るのは諸橋沙夏です。24歳となったグループ最年長メンバーは“大人かわいい”が目標とのこと。流行りの袖の形の白いワンピースで「かわいすぎないけど清楚に見える」ラインを狙ったそうです。
 
 

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デートするなら高級レストランより
焼鳥屋かラーメン屋がいいです(笑)

 
 

――8月に24歳の誕生日がありました。フェスと重ならないのは久しぶりでしたね。

「何か変な感じでした(笑)。いつもTIFがあって、ファンの人やメンバー、スタッフさんと一緒に誕生日を迎えて、お祝いしていただいてたので。今年はSHOWROOMをやってから家族と過ごしたんですけど、“私の誕生日=TIF”みたいになっていたから、ケーキとお寿司とピザを食べても、誕生日感が全然ありませんでした(笑)」。

――誕生日自体はまだ嬉しいですか?

「そうですね。SNSでも直接でも電話でも『おめでとう』と言ってもらえる誕生日は、私は好きです」。

――YouTubeチャンネルの佐々木舞香さんのラジオにゲスト出演したときに話題に出てましたが、横浜流星さん、池田エライザさん、新田真剣佑さんたちと同い年とか。

「ビックリしました。そんなすごい時代に生まれていたのかと。私もちょっと頑張りたいです(笑)」。

――同世代で意識している人はいますか?

「同世代ではいなくて、私の理想は女優の松本まりかさんです。大人っぽいけどチャーミングで、色気もあって、かわいくて、すごく好きです」。

――あざとい感じもありますよね。

「でも、男性からすごく好感を持たれるし、女性から見ても顔が天才的にかわいいので、嫌味ではないというか。インスタライブも『これを無料で観ていいの?』みたいな感じでした」。

――そのインスタライブは、テレビで「間違えてボタンを押しちゃった」みたいなことを話してました。

「私もそれ観ました。ホントでもウソでも、かわいいからいいんです(笑)」。

――自分もああいう女性になりたいと?

「目指しています。男女問わず『この人いいな』と思われる人になりたいです」。

――男心もくすぐろうと?

「そうですね(笑)。やっぱりアイドルなので」。

――松本まりかさんから、そういうテクニックを盗んだりもしてます?

「女性らしい仕草や見せ方、角度もあると思うので、そこは盗みたいです。私はぽってり唇が好きで、自分の唇は薄いので、オーバーリップでぷっくり塗るようにしたり。甘ったるい表情からの辛口な発言でドキッとさせるギャップも、できたらいいなと思います」。

――舞香さんのラジオでは「自分のやりたいことを突き詰めていきたい」との話もありました。

「今一番やりたいのは、好きなように歌うことですね。周りの意見も大事ですけど、それに捉われて自分の歌い方を変えるのは嫌だし、自分を失いたくもないので。歌だけでなく、周りの言う正解・不正解に流されず、自分が正しいと思った通りにやる。一度きりの人生を楽しみたい、と思っています」。

――あの回は恋愛トークも盛り上がって、沙夏さんはLINEで告白はアリで、むしろサプライズは嫌いとのことでした。

「噴水の前や夜景の見えるところに行くと、かえって『何か言われる』と勘づいちゃいそうじゃないですか。それが嫌なんです。一緒にテレビを観ていて『つき合おう』と言われるとか、不意に『結婚しよう』と言われて『今?』と思いながら、『あっ、うん……』と答えちゃいそうな雰囲気になるとか、そんなシチュエーションに憧れたこともあります(笑)」。

――学生の頃だったら、体育館の裏に呼び出されるのはNGでした?

「学生時代はそういうマンガやドラマみたいな告白に憧れました。でも、大人になると現実的に考えるようになって、普通が一番だなと。デートも高級レストランより、庶民的な焼鳥屋さんやラーメン屋さんのほうが全然いいです」。

――あと、カラオケデートは「歌がうまかったらいいかも」と話してました。

「うまいというか、ジャイアンみたいに耳をふさぎたくなる感じだったら、ちょっと嫌ですけど(笑)、普通に歌うなら別にいいです。『こういう曲が好きなんだ』とわかりますし、私もどんな曲が好きか知ってもらいたいので」。

――歌がうまくないと沙夏さんの彼氏にはなれないわけではなくて(笑)?

「そんなことは全然ないです。でも、音楽を好きな人がいいかもしれません。私も趣味が音楽や映画鑑賞なので、作品について語って『そういう解釈をしていたんだ。私はこう思った』みたいな話をするのが好きです」。

――今回は“感動することに意味がある”をテーマに話をうかがっていますが、映画や音楽に感動することがあるわけですか?

「しょっちゅうですね。犬の映画や家族の映画で、すぐ泣いちゃいます。この前はテレビで『MEG ザ・モンスター』という映画を観ました」。

――巨大ザメの映画じゃないですか。そういうのも観るんですか?

「『JAWS』とかサメやヘビの映画も大好きです。『MEG ザ・モンスター』を観ていたら、ワンちゃんが海に飛び込んでサメに食べられちゃうようなシーンがあって、『なんで犬にこういうことをするの? もうやだ!』と思って、チャンネルを替えかけました」。

――それを言ったら、『JAWS』なんか人食いザメの話ですが。

「人間は別にいいんです(笑)。でも、口のきけない動物をそういうふうにするシーンはすごくつらい。でも、『MEG ザ・モンスター』はそのまま観ていたら、最後の最後でちゃんとハッピーエンドで、『良かった~』って、めっちゃ泣きました(笑)」。

 
 

何より犬が私を必要としてくれていて
仕事帰りも一切遊ばず直帰しています

 
 

――感動した犬の映画というと?

「『僕のワンダフル・ライフ』ですね。犬が何度も生まれ変わって、飼い主さんに会いに行くお話で、私が飼っている犬も何回もそうやってきたのかと思ったら、めちゃめちゃ感情移入してしまって。すごく好きな映画です」。

――犬は実家で飼っているんでしたっけ?

「1匹は私が飼っています。去年の夏ごろ、お母さんからピコンと犬の動画が送られてきて、『家族が増えました』という。私が知らない間にチワワが3匹になって、私は犬に懐かれないんですけど、その新しい子は会うとすごく懐いてくれたので、私が飼うようになりました」。

――どんな懐き方をされるんですか?

「もう異常なほどキャキャキャと来てくれて、いつも一緒に寝てますし、遊んでます。私をこんなに必要としてくれる生き物はいないなって感じ。だから、私も相談ごとは犬にします(笑)。『これはどうしよう?』とか『今日はこうしたけどダメだったかな?』と犬に言ってます」。

――そうすると反応は?

「そっぽを向いてます(笑)。モンティーという名前で、モンちゃんと呼び始めて、今はもこちゃんになりました」。

――休みの日も遊んでいたり?

「外に一歩も出たくないです(笑)。お仕事が終わったら、前はごはんや買い物に行ってましたけど、もう一切、直帰になりました」。

――音楽ではどんな作品に感動しました?

「最近だと、私のソロ曲『My Voice Is For You』を初めて聴いたとき、最初の♪ハーアーッ~からグーッときて、今でも泣けます。それくらい歌詞が素敵だったので」。

――念願のソロ曲でしたしね。

「早くイコラブ(=LOVE)を卒業してソロ歌手になりたい、という考えはまったくないんです。イコラブの諸橋沙夏として、取り柄が歌しかないので、歌で貢献したくて。あと、指原(莉乃)さんのソロコンを観て『私もやりたい』と決意が固まって、発信していたらソロ曲をいただけました」。

――他のメンバーに感動した経験を聞くと、沙夏さんのソロ曲を挙げる人が多かったです。

「ホントですか? 嬉しい! 私は最近、大谷(映美里)とよくしゃべるようになって、私の家でごはんを食べたときに思っていることや悩みも話したんですね。イコラブはメンバー全員頑張ってるし、たくさん努力してますけど、大谷さんはそれを誰にも言わないし、グチもこぼさない。いつも1人でもくもくと頑張るタイプで『大丈夫かな?』と思うくらいだったのが、そのときにいろいろな話を聴いて、大谷さんが泣いて、『頑張っているんだな』と感動しました」。

――「そんなことを考えていたんだ」というような?

「そうですね。今まで見ていて、“大谷映美里”というイメージを作っていたわけではないんでしょうけど、『こういう存在でないといけない』みたいなところがあったので、そのときにすごく人間っぽい話ができて安心しました」。

――映美里さんも沙夏さんだから話せたんでしょうけど。

「どうなんですかね? でも、あそこまで素で話せたのは嬉しかったです」。

――誰か人と会って感動したことはありますか?

「ないですね。でも、会いたいのはアンミカさん。悩みごとがあると『アンミカさんだったら、どう言うかな?』と考えて、救われるようになりました」。

――テレビでアンミカさんを観ていて?

「(『林先生の初耳学』の)『パリコレ学』を観てました。最初は普通に『モデルさん、きれいだな。スタイルいいな』と思っていたら、指導するアンミカさんの言葉がすごく響くようになったんです」。

――厳しい言葉もありましたよね。

「そうなんです。私がアッと思ったのは『学びと発見があれば失敗はない』という。今までいろいろな人に『失敗してもいい。失敗するから成功がある』と言われてきましたけど、私たちの世界はライブとか失敗できないときもあるじゃないですか。でも、練習でたくさん失敗して『こういう歌い方はダメ』とか学びや発見があれば、本番では失敗しない。そういう言葉だと捉えると『確かに』と思うので、アンミカさんの考え方を大切にしています」。

――では、おいしい食べ物に感動したことは?

「私は茶わん蒸しが好きで、特にお母さんが作ってくれるのがおいしくて。毎回ダシが違って、測っているわけではなくて目分量だから味も変わりますけど、私好みになっているときは『おいし~い!』って涙が出るくらいです(笑)」。

――どういう茶わん蒸しが沙夏さんの好みなんですか?

「濃い味が好きです。具は三つ葉だけでいい。銀杏がなくても良くて、シンプルで濃い茶わん蒸しがおいしいです。あと、夏に、キュウリを食べたら幸せが全身に染み渡りました(笑)」。

――高級品志向はないんですね(笑)。

「私は高級ではなくても全然いいです。コンビニで売っているキュウリの一本漬けがおいしくて、カッパになった気分でした(笑)」。

――美しい景色に感動したりはしますか?

「夏の夕方のオレンジピンクがかった空が好きで、家からよく見てました。海と山と空のコントラストが最高で、テレビの企画で伊豆に行ったときも、海の塩気や夏の自然の匂いの中で空を見て、感動しました。地元の福島のいわきの光景とも似ていて、懐かしい気持ちにもなって」。

――地元では毎日そういう光景を見ていたんですね。

「見てました。よくお父さんとサイクリングをして、田んぼを抜けて海に行く感じだったので」。

――最後に、いろいろ大変な今年の残りに、どんなことをしておきたいですか?

「この時期だからこそ、ファンの方とのコミュニケーションを大事にしたいです。会えないからこそ会いたいと思ってくれる方も、ちょっと離れてしまう方もいますけど、全部ひっくるめて、私はファンの方の1人1人が大好きなので。オンラインお話し会はすごく楽しみ。テレビ電話みたいで、ドキドキしますけどね」。

――ああいうのって、アイドル側も緊張するものですか?

「めちゃめちゃします。やっと久しぶりに顔を見ておしゃべりできるので。でも、会えない時期こそ、たくさん愛を育みたいので、頑張っていきます」。
 
 

 
 

 
 

諸橋沙夏(もろはし・さな)

生年月日:1996年8月3日(24歳)
出身地:福島県
血液型:B型

諸橋沙夏 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 8thシングル「タイトル未定」が11月25日(水)発売。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
詳しくは=LOVE 公式HPへ
 
 

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