=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 8人目 髙松瞳

=LOVE連載 私服でぽん! 8人目 髙松瞳

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
=LOVEメンバーの冬の私服グラビア連載の8人目、髙松瞳の出番が来ました。昨年休業から復帰するやセンターに戻って堂々たる存在感を見せ、年が明けて20歳になったばかり。「衣装を買わないといけない用事があって」見つけたというピンクの服で登場です。
 
 


 
 

 
 

 
 

必ず同じことを同じ順番でやらないと
何かをやり忘れてしまうんです(笑)

 
 

――しばらく前に佐々木舞香さんのツイッターに、瞳さんがバトンをやっている動画が上がってました。小学2年から7年やっていたそうですが。

「その後はほぼやってなかったんですけど、久しぶりでも全然できました。体が覚えているものです」。

――思っていた以上にできたと。

「まあ、あれくらいは今でもできます(笑)」。

――スポーツの話だと、休業前に「東京オリンピックを生で観たい」という話がありました。延期になりましたが、今でもそういう気持ちはありますか?

「観られる状況なら観たいですね。あと、新国立競技場に行きたいです」。

――昔の国立競技場には行ったことが?

「1回だけあります。小学生のとき、親子マラソンでお父さんと走りました」。

――観戦に行ったのではなく、自分が競技に参加したと。

「そうです。すっごい広くて気持ち良かったです」。

――そして、この記事を掲載する頃には、瞳さんは成人式を経て20歳にもなっています。楽しみな感じでした?

「楽しみというか……。前撮りは『したほうがいいよね』ということで、義務的な感じでした(笑)」。

――自分の中ではそんなに盛り上がってなくて?

「イコラブ(=LOVE)で振袖を着られるなら楽しみですけど、自分の中では成人式がそんなにビッグイベントではないので。でも、誕生日は好きです」。

――20歳の誕生日ならなおさら?

「久しぶりに家族と過ごそうかなと思ってました。子どもの頃はみんなでパーティーをしてましたけど、もうまったくやらなくなっていたので」。

――子どもの頃の誕生日パーティーは思い出になっていて?

「食べたいものをママが作ってくれて、小さい頃のホームビデオを観るのが恒例でした。私はラザニアとかグラタンとか、そういう系を頼んでいたと思います」。

――20歳になるのは嬉しいことですか?

「それは楽しみでした。早く20歳になりたかったけど、10代が終わるのは若干名残り惜しさもありました」。

――それから、齋藤樹愛羅さんの「お姉ちゃんになってほしいメンバーランキング」で2位に入って、「最近この子にナメられてる私です」とツイートしてました(笑)。

「私ときあら(齋藤)って、私が休む前はそこまでしゃべる仲ではなかったんです。でも復帰してから、すごくLINEするようになって。きあらは話もすごくしてくれるようになりました。度を越えて、私のことを『グルコサミン』と呼んだり、生意気なんですよ(笑)。でも、きあらにとって、そういうことをできるメンバーが何人かいたほうがいいと思って、私がその役割を引き受けています(笑)」。

――「グルコサミン」というのは?

「舞香が謎にずっと『ひとみん、グルコサミン』と言っていた時期があって、きあらにも『グルコサミン』と呼ばれてました。でも、かわいいですね」。

――ノイミー(≠ME)の落合希来里さんとも、休業中も会っていたとか。最初から仲が良かったんですか?

「きらりん(落合)がノイミーちゃんに入ったときはそうでもなかったんですけど、私が休業に入る頃から仲良くなって、お休み中に2回くらい会いました。復帰してからも結構会っています」。

――一緒に遊びに行ってるんですか?

「というより、カフェとかでお話をします」。

――何か仲良くなったきっかけが?

「もともと私がきらりんをかわいいなと思っていて。学年は私がひとつ上ですけど、誕生日は5カ月違うだけで、そんなに変わらなくて話しやすいし、きらりんもそう思ってくれたみたいです」。

――先輩・後輩の関係ではありつつ?

「私がそういうのが嫌なので、『全然気をつかわないでいいよ』と言ってます」。

――今回は“マイルール”をテーマにお話をうかがってますが、瞳さんが日常で決まってすることはありますか?

「毎日同じように生活しているので、全部がマイルールという感じです。たとえば、お風呂に入るときは絶対、すべてを同じ順番でやります。1年中ずっと、同じ動きしかしません」。

――どういう順番で洗うとか?

「それとか、これをやったら次これ、今洗っているから、その間にマッサージとか、全部決まっていて、毎日繰り返しています。そうしないと、何かをやり忘れてしまうんです(笑)。私はすごく忘れっぽいので、そこは気をつけるようにしています」。

――お風呂に限らず、そうしているわけですか?

「そうですね。『あれ? 私、何をしようとしていたんだっけ?』とか『何が欲しかったんだっけ?』とか、1時間で忘れてしまうので(笑)。記憶力が低下したんですよね。だから、思いついたことは全部、スマホにメモします」。

――買い物に行くときも?

「買うものを全部書きます。でないと、スーパーに行って『あれ? 何を買いに来たんだっけ?』となっちゃいます(笑)」。

――実際に大事なことを忘れた経験があるんですか?

「本人確認が必要な場所に行ったとき、そのために持っていかないといけないパスポートを忘れました(笑)。『忘れないように』とずっと思っていたのに、家を出て『何か忘れているかな?』という気がしたら、パスポートがなくて。そういうことがないように、完璧にメモをしています」。

 
 

毎日1回は愛猫と威嚇し合って
かわいい姿を見て遊んでいます

 
 

――毎日のルーティンの中で、あまり人がしない、瞳さんならではの決めごとはありますか?

「猫のガッちゃんと遊ぶことですかね。ガッちゃんが1日に1回、すごく興奮して、家の中で運動会が始まるんです。そうすると絶対、威嚇されるんですね。猫が威嚇すると、毛が逆立って、尻尾が太くなって、耳がペタンとなるんです。そのガッちゃんの姿がかわいすぎて、私も『フーッ!!』とか言って(笑)」。

――瞳さんも四つん這いになって(笑)?

「そう。私がピョンピョン跳ねると、ガッちゃんもピョンピョン跳ねるので、威嚇し合って、毎日遊んでいます(笑)」。

――もともと猫派だったんですか?

「猫派ですね。小さい頃から、お父さんが飼っていた猫ちゃんがおばあちゃんちにいたので」。

――猫だと、そんなに面倒を見る感じでもなくて?

「いえ、ガッちゃんは甘えん坊なので、どこに行くにもついてきます。湯船にもついてきて、ずっと淵で座っていて、かわいいです」。

――猫っぽくないですね。ガッちゃんという名前は瞳さんがつけたんですか?

「私とお父さんで決めました。何でも良かったので、由来は特になくて。『“ガ”がついたらカッコイイね』ということで、ガッちゃんになりました」。

――威嚇以外では、どんなときがかわいいですか?

「私が寝ていると、肩のところに入ってくるんです。それがめちゃくちゃかわいくて、毎晩ハムッとガッちゃんを食べてます(笑)」。

――では、瞳さんがライブ前にするルーティンはありますか?

「みんながやるようなことを私も毎回やる感じで、これといったことはないかもしれません。楽屋では普通に携帯をいじったりしてます。あまり緊張はしないタイプなので」。

――握手会とかで心掛けていることは?

「それもないです。ただ普通に準備するだけ」。

――大きな意味で、アイドル活動をする上でのポリシーはないですか?

「自分のままでいること。作りすぎないで、全部ありのままの私でいることを心掛けています。人をまねしたり、誰かを憧れにしたりはしません」。

――デビューしたときからそうだったんですか?

「いえ、最近です。よく『憧れの人は?』と聞かれるんですけど、いつもパッと浮かんでこないし、『そういう人がいなきゃいけないのかな?』と考えた時期があって、そういうのに疲れてしまって。だからもう、私には憧れの人なんていないから、自分は自分なんだと考えるようにしています」。

――なるほど。落ち込んだときはどう立ち直りますか?

「人と会う。誰かと一緒にいる。友だちに電話する。それか、ガッちゃんと遊びます」。

――メンバーと会ったりするんですか?

「そうですね。舞香とかと会います」。

――話を聞いてもらうだけで違うと?

「というより、そのことを忘れたいので、関係ない話をします」。

――買い物していて、どれを買うか迷ったときの決め方は?

「直感ですね。『あっ、こっちかも』って、すぐ決めちゃうので、あまり迷うことがないです」。

――髙松家でのルールは何かありました?

「自由な家庭の中で厳しかったんですけど、私たちを育てる上で必要な厳しさだったので、当時は嫌だと思っていても、今になるとありがたかったことがいっぱいありました。内容は覚えてないんですけど」。

――去年、休業を経たり、コロナ禍があった中で、自分のルールや考え方が変わった点はありますか?

「自分が疲れないのが一番だなと。自分らしく、無理なく、『完璧でなくてもいいから』みたいな。そんなスタンスで、自分が楽しくできる範囲で頑張りたいと思うようになりました」。

――さっきの「自分は自分」という話と通じますね。2021年はどんな年にしていきますか?

「20歳になって、できることが増えるかもしれないので、新しいチャレンジをして、いろいろなことを知りたいです」。

――どんなことにチャレンジしようと?

「具体的にはまだないんですけど、何かしらあると思うので」。

――イコラブ以外のソロ活動も増えそうですね。

「ずっとやりたいと思っていました。でも、それも無理のない範囲で、お話をいただけたら、やっていきたいです」。
 
 

 
 

 
 

髙松瞳(たかまつ・ひとみ)

生年月日:2001年1月20日(20歳)
出身地:東京都
血液型:AB型

髙松瞳 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラーラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 8thシングル「青春“サブリミナル”」が発売中。
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