=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 諸橋沙夏

=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 諸橋沙夏

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=小山内凛

 
 
3カ月に1度をメドに私服を披露してもらう=LOVEの短期集中連載! 令和になって初の「私服でぽん!」がはじまりました。メンバー12人の等身大のかわいさをもっと知ってもらいたいとの思いを込めて、私服グラビアを公開!
1人目は、グループ最年長なのにグループ1のポンコツと噂の、さなつんこと諸橋沙夏! インタビューは「ありがとう平成、こんにちは令和」をテーマにお届け。
 
 

 
 

 
 

 
 

――今回はテーマが「ありがとう平成、こんにちは令和」ということで、まずは諸橋さんが生まれた平成8年に起きた出来事のことを振り返っていきたいと思います。

「えー! たぶん私、全然知らないですよ……」。

――とりあえず、いくつか主だった出来事を挙げていきますね。まずはなんと言っても、アトランタオリンピックが開催されました。

「そ、そうなんですね。全然知らない(笑)」。

――ほかには、ポケモン(ポケットモンスター)、ニンテンドー64、たまごっちが生まれたのも平成8年です。

「たまごっち! 同い年だったんだ。すごい年に生まれたんですね、私。ゲームは全然やらなかったけど、ポケモンの分厚い図鑑は持ってました。たまごっちはめっちゃやってましたね。2台持ちとかしてた気がする」。

――学校にも持って行って?

「いや、それは怒られるから持って行かなかったです。学校に行ってる間は、親が全部お世話してくれてました。それで、最終的に私が飽きて逆に親が愛着湧くっていう逆転現象が起きちゃって(笑)」。

――ルーズソックスが流行したのもこの年です。

「ルーズソックスは、高校生の頃になぜかすごく憧れて、友だちみんなでルーズソックスを履いて、福島からバスに乗ってディズニーに遊びに行ったことがあります。でも全然似合わなくて、包帯を巻いてるみたいになってました。ギャルにはなりきれなかったですね」。

――逆に、諸橋さんが知ってる平成8年の出来事はありますか?

「出来事ではないけど、お父さんの好きな曲に、ちょうどそれくらいの年のものが多いんですよね。曲名がわからないけど海外の曲とか、あとは邦楽でも有名なのがあった気がする……。スピッツさんとか?」。

――「チェリー」や「空も飛べるはず」がヒットしたのは平成8年ですね。

「そう、それです! お父さんがアルバムを持ってたから、よく聴いてました。懐かしいですね」。

 
 

当たり前のことを当たり前だと
思っちゃダメなんだって

 
 

――では、平成に起きた出来事の中で諸橋さん的に印象に残っている出来事ベスト3を発表してもらおうと思います。

「平成の出来事……なんだろう? 政治汚職しか出てこない……」。

――(笑)。そんなに堅く考えず、自分の好きなものに関連することでも大丈夫です。

「あ! 今パッと思い浮かんだのは、ドナルド・トランプさん。なんか、めっちゃテレビで流れてましたよね。私も詳しくは知らないけど、今までの総理大臣とは全然違うみたいな……」。

――総理大臣ではなく、大統領ですね(笑)。

「そっか、アメリカですもんね。ていうか、アメリカのことでも大丈夫ですか?」。

――大丈夫にします!

「じゃあ、ドナルド・トランプさんの当選が3位で(笑)」。

――続いて、2位は?

「『海猿』の映画が大好きなので、一番好きな『BRAVE HEARTS 海猿』の公開が2位です」。

――2012年なので、平成24年ですね。

「ちょうど高校生の頃だったかな。それくらいの時期に映画にハマって、いろんな映画を観に行くようになりました。お母さんも映画好きで、小さい頃から一緒にジブリ映画やディズニー映画をよく観に行ったりはしていて、今では、お仕事とお仕事の間の時間にひとり映画を観に行くぐらいにまでなりました」。

――「海猿」を好きになった理由は?

「基本的に人を助けるお仕事が素敵だなって思うのと、伊藤英明さんが演じる仙崎大輔のような、ああいう熱い男が好きなんですよ。『僕が助けたいんだ!』みたいな。最初はアクシデントがあってハラハラするけど、最後にはハッピーエンドで感動するストーリー展開も好きです。それ以来、海上保安庁が好きになって、羽田空港の近くを車で通るたびに敬礼をするようになりました。ちょうど羽田空港の隣にあるんですよ、海上保安庁が」。

――熱い想いが伝わってきました。では、1位の発表を!

「いろいろ考えたけど、1位はやっぱり東日本大震災ですね。福島のいわき市出身なので。人生の中で一番大きな影響を受けた出来事です。当時は中学生だったし、私の住んでいた場所は海から離れていたのでそこまで被害があったわけではないんですけど、それでも考え方がすごく変わりました」。

――どう変わったんですか?

「それまでは本当にちゃらんぽらんというか、適当に生きてたんですよ。でも、当たり前のことを当たり前だと思っちゃダメなんだって思うようになって……。家族全員を震災で亡くした震災遺児の子どもの記事を新聞で読んだんですけど、そんな境遇なのにめちゃくちゃ前向きに生きてたんですね。それに心を打たれてしまって……。震災を経験していろんな人を身近に見てきたからこそ、人と人との繋がりがすごく大事だなと思ったし、人を笑顔にさせたい、笑顔を見たいとも思うようになりました。芸能のお仕事を志したきっかけのひとつでもあります」。

――それはもう、本当に圧倒的第1位ですね。

「パンパカパーンって感じです。それこそ指原さんもAKB48として復興支援ライブで東北に来てくださっていたみたいで。私は観に行ってなかったんですけど」。

――そして、時代は令和に移りました。ちなみに、令和の意味は知っていますか?

「『平和でいこう!』みたいな感じですか?」。

――ではないです(笑)。

「なんだろう? れい、れい……冷静に?」。

――冷静の「れい」ではないですね(笑)。

「あ、そっか(笑)」。

――令和は「万葉集」の「梅花の歌」が出典らしく、「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、ひとりひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した」ということだそうです。

「そうだったんだ。素敵ですね!」。

――明日への希望、持っています?

「持ってます! 最近、毎日すごく楽しくて充実してるんですよ。だから、毎日明日が来るのが楽しみ。何が理由かはわからないです。私、毎年5月病にめっちゃかかるんですけど、今年はまったくその気配がなかったんです。友だちはみんな卒業したけど学校も楽しいし、お仕事ももちろん楽しいし!」。

――自分の中で、一番希望になっていることはなんですか?

「いろんなアイドルさんの写真を見ること。それでモチベーションを上げてます。例えば夜中にお腹が空いたときとかに、スマホに保存してる写真を見て『ダメだ!』と思って我慢したり。もう、めちゃくちゃきれいなんですよ。私が好きなアイドルさんたちは顔がちっちゃくて顔のパーツが整ってて、脚が長くて身体が細くて、お人形ってこういう人たちのことを言うんだなって思います」。

――では最後に、「こんな時代になってほしい」みたいな、令和という時代への希望を教えてください。

「そんなにハードルが高いことは望まないので、とにかく何事もなく平和な時代であってほしいです。それこそ平成は災害もたくさんあったので、大きな災害もなく争いもなく、過ごしやすい時代になったらそれだけで満足です」。
 
 

 
 

 
 

 
 
諸橋沙夏(平成)

 
諸橋沙夏(令和)

 
 

諸橋沙夏(もろはし・さな)

生年月日:1996年8月3日(22歳)
出身地:福島県
血液型:B型

諸橋沙夏 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。5thシングル 「探せ ダイヤモンドリリー」が発売中。姉妹グループ≠MEとの合同イベントを8月17日(土)に日比谷野外音楽堂で開催。レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
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