=LOVE（イコールラブ）短期集中連載私服でぽん！ 5人目齋藤樹愛羅

2019年 10月 14日

PHOTO＝堀内亮　HAIR＆MAKE＝オサレカンパニー
INTERVIEW＝斉藤貴志

令和のアイドルシーンの台風の目となっている=LOVE。メンバーの私服グラビアを公開する短期集中連載の5人目は、最年少の14歳、齋藤樹愛羅が登場。活動しながら定期試験も乗り切る、しっかり者のきあら先輩。中学生活が佳境に入る中で“秋”をテーマに聞きました。

修学旅行で消灯時間が過ぎても
ヒソヒソと恋バナをしてました

――中学最後の夏休みに思い出はできましたか？

「USJに行きました！　水遊びをバーッとやりたかったのに、お母さんたちが『いいから早く行こう』みたいな感じだったんですけど、楽しみました。夜のパレードが壁にも映像があったり、すごいクオリティでした」。

――セーラームーンのお店にも行ったんですよね？　ツイッターに写真が上がってました。

「セーラームーンはお母さんが大好きで、私も好きなんですけど、光るリボンが売っていて本当にかわいすぎて、お父さんにねだったら、最初『そんなのいらないでしょう』と言われました。でも、弟にはゴジラか何かの金色の竜みたいな置き物を買ってあげようとしたんです」。

――キングギドラですかね？

「それは5000円もするんですよ。『だったらセーラームーンのリボンが欲しい』って結局買ってもらいました」。

――セーラームーンはリメイクもされてますけど、樹愛羅さんの世代で馴染みはあります？

「お母さんが好きだった世代で、いろいろコラボしているのを、一緒に観てます。私が好きなのは、ちびうさちゃん。ちょっとツンとした感じで、最初は『かわいいけど何か嫌』と思っていたんですけど、そういうところも含めて好きになりました(笑)」。

――秋にはどんな思い出がありますか？

「小学6年生のときの修学旅行ですね。日光に行きました。東照宮が工事中で見られなかったんですけど、ハイキングをして、結構長い距離だったのを忘れるくらい、みんなとめっちゃしゃべって、仲が深まって楽しかったです。夜もいろいろ話しました」。

――消灯時間が過ぎても？

「小学校のときはいい子にしてました。中学の修学旅行は1学期にあって、マル秘ですけど10時消灯で2時過ぎまで話しました(笑)。友だちの恋バナとか、『あの人ってこうだよね？』『わかるー！』とか……。私は男子に興味ないんですけど、そういう話を聞くのは好きで、『エーッ!?　あの人が好きだったんだ！』とかビックリしました」。

――盛り上がりますよね。でも、先生が見回りに来ませんでした？

「来ました。4人でヒソヒソ話していたんですけど、声が大きい子が2人いて、コソコソ話が普通の話し声くらいで、隣りで聞いていると耳がキンキンするほどなんです。『静かに！　バレるから！』と言っていて、たぶん見回りの先生には気づかれました。チラッと見たら目が合って、『ヤバっ！』とトイレに行く振りをしましたけど(笑)、『青春だな』みたいな感じで見逃してくれたんだと思います」。

――良い先生ですね。秋に行きたいところはありますか？

「京都かな。その修学旅行も京都で、緑はいっぱい見ましたけど、調べたら秋の紅葉がめっちゃきれい！　今年は行ったばかりだから、何年後かの秋にメンバーと行きたいです。そう言えば、小学校の修学旅行はちょうど紅葉の時期で、いろは坂で周りが全部赤できれいでしたね」。

――スポーツの秋とも言われます。

「小学校の運動会のかけっこで、本当は1位になれるはずだったのに、コケてほんの少しの差で2位になっちゃった悲しい思い出があります。スタートからコケたこともありました。『ヨーイ！　あっ、あっ……。ドーン！』みたいな。すごく恥ずかしかったです(笑)。でも、何人か抜かして3位か4位になりました」。

――運動は得意なんでしたっけ？

「体力テストでは、ある程度の点数を越えて、賞をもらってます。1年生の頃は運動は中の下くらいだったのが、今は中の上だと思います。イコラブに入ったからか、体が成長したからなのかわかりませんけど、数字がガーンと上がりました。一番上がったのは長座体前屈で72㎝。たぶん学校で1位でした。反復横跳びは20秒で60回くらい。でも、ボール投げは苦手で1年生のときが3ｍ、2年生で7ｍ、今も10ｍ行きません」。

――ライブでサインボールを投げるときは？

「『あの方のところに投げよう』と思ったら、その10何人も前のところまでしか行きません(笑)」。

高校生になるまでに自分を高めて
上手に話せるようになりたいです

――日頃からしている運動はありますか？

「体が硬くて、前には行くのに横には脚が開かないので、ストレッチはしてます。あとは休みの日とか、公園で弟と妹とお母さんと鬼ごっこをして走り回ってます。私が勝つんですけど、そりゃ、そうですよね(笑)。弟たちはまだ小さいので。でも、小2の弟は何気に足が速いので、バスケをやってほしいです。サッカーだと焼けて黒くなるから」。

――男の子がスポーツで焼けるのもいいものでは(笑)？　もしかして「黒子のバスケ」の影響も？

「そうなんです。最近『黒子のバスケ』をみんなで観ていて、弟が『バスケをやりたい』と言ったんです。それで、バスケのボールも買いました」。

――樹愛羅さんは相変わらずアニメはよく観てるんですか？

「最近は忙しかったりして、あまり観てません。でも、ゲームは毎日欠かさずします。1日の始めと終わりにゲームをやらないと、自分を安定させられないので」。

――朝もゲームをするんですか？

「学校に行くときは無理です。夏休み中は電車の中で、バンバン撃つ系とかやってましたね。最近は前にも一度ハマった『ダイスの神』にまたハマって、あと『荒野行動』は相変わらずやり続けてます」。

――電車の中でゲームをやっていると、乗り過ごすことはありません？

「あります。帰りにイヤホンをちょっと大きめの音にしてゲームをやっていると、5駅くらい過ぎていて『あれ？　ここどこ？』みたいになります(笑)」。

――あと、アニメ関係だと「ラブライブ！サンシャイン!!」のAqoursのライブに行ったそうですね。

「そうなんです。感動しました！　映画の曲をシーンを流しながら歌ってくれて、私、本当は映画は3回は観たかったんです。お母さんに『同じものを観ても、お金が無駄だから』と言われて『無駄じゃないよ！』と思いましたけど、我慢して1回しか観なかったんですね。その映画のことを思い出せたし、私、ルビィちゃんとダイヤちゃんの姉妹が大好きで、2人でたくさん出ていて、めちゃめちゃ泣きました。夜まで余韻に浸りました」。

――秋の夜長にしていることもゲームですか？

「夜は1人で考えごとをします。真剣なことも、どうでもいいことも(笑)。この前考えたのは、『私だけが人間で、周りの人はみんなロボットじゃないか？』みたいな」。

――いわゆる中2病的なやつですか(笑)？

「私、それは小さい頃から考えていたんですよ。『自分以外は全部作りものなのかな？』って。家族に話したら『そんな発想をするのはすごいね』と言われました(笑)」。

――では、この秋に楽しみなことは何ですか？

「校外学習でプラネタリウムに行くことです。気持ちが落ち着く感じがして好きです」。

――星にも詳しいんですか？

「そんなことはなくて、オリオン座と夏の大三角形くらいしかわかりません。でも、夜の帰りに空は見ます。『あそこに星がある。あれはオリオン座だ』と思ったりします」。

――中学生活も残り半年足らずになりましたが、卒業までにしておきたいことはありますか？

「友だちとディズニーランドに行きたいです。あとは何より勉強ですね。試験前はイコラブでの移動中や楽屋で休憩中にやってます」。

――仕事がどんどん忙しくなってきた分、大変ですよね。1学期の期末試験では「社会は自信ある」とツイートしてました。

「社会の先生が厳しくて、いつも平均50点行かないくらいのテストを作るんです。意味がわからない記述問題を出してきたり。すごく真面目に勉強して受けたら80点を越えますけど、頑張らないときは40点とか、差は激しいです。前回は80点を越えました」。

――すごいじゃないですか。

「自分の気分や気持ちの安定状態が出ます。あとは進路を決めて、自分を高めておきたくて……。ダンスや歌がヘタなのでうまくなりたいのと、高校生になるまでに話すことも上手になりたいです」。

齋藤樹愛羅（さいとう・きあら）

生年月日：2004年11月26日（14歳）
出身地：栃木県
血液型：B型

齋藤樹愛羅個人Twitter

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