FRESH ACTRESS 川瀬莉子

FRESH ACTRESS 川瀬莉子

PHOTO=逢坂聡 INTERVIEW=斉藤貴志
衣装協力=ジョイフル恵利

 
 

「ミス美しい20代コンテスト」グランプリ
女優デビューを目指して名古屋から上京

 
 

――今年9月に「第2回ミス美しい20代コンテスト」でグランプリを受賞してから、どんな変化がありましたか?

「11月の終わりに名古屋から上京したばかりで、しかも初めてのひとり暮らしになったので、生活の変化が大きいですね」。

――名古屋と東京だと、環境はそれほど変わらないのでは?

「いえ、人の多さは全然違います。朝でも夜でも『人が多いな』と思います」。

――グランプリの受賞会見のとき、賞金300万円の使い道に上京費用を挙げていましたが、他には何に使いました?

「父にプレゼントをしました。好きなブランドのトレーナーをあげたので、喜んでもらえたと思います。あとはお世話になった人たちに、ちょっとしたおいしいものをあげました」。

――やっぱり22歳の大人だけに、そういう気遣いはちゃんとやっておいたんですね。小学生の頃から女優が夢だったそうですが、何が原点だったんですか?

「最初は漠然と芸能界に興味を持っていたんですけど、小学生になって『スキップ・ビート!』というマンガを読んだんですね。主人公の女の子が芸能界に入る話で、それで火がついたんだと思います」。


――グランプリの会見では「オードリー・ヘップバーンが憧れ」とも話してました。

「何か世界観があって、日本人にはないきれいさで、カッコイイんですよね。それにユニセフの親善大使を務めたり、生き方もすごくカッコイイ女性で憧れます」。

――作品だと、どの辺が好きですか?

「私は『ティファニーで朝食を』が好きです。天真爛漫な感じの役で、部屋はゴチャゴチャだったりするけど、すごくかわいかったです」。

――早くから女優を夢見てたみたいですが、10代の頃はオーディションを受けたりはしなかったんですか?

「NHK名古屋の『中学生日記』という番組のオーディションを受けて、出演させてもらいました。それでますます女優になりたい気持ちが強まったんですけど、父が心配して反対されていたんです。自分も高校時代は部活のバドミントンに打ち込んでいたので、上京したいと思いながらも、とりあえず地元の短大に入りました。普通に就活もして内定ももらったんですけど、『やっぱり……』と思って父を説得して、卒業後は地元でモデル活動をさせてもらっていました」。


――お父さんとはケンカみたいになったりも?

「まあ、何回かは泣きました」。

――就活していた段階では、どんな仕事を目指したんですか?

「自分で動きたかったので、事務職ではなく営業ウーマンを目指していました」。

――人当たりがいいし、営業力がありそうですね。名古屋でモデル活動をしていたとき、バイトもしてました?

「してました。おもちゃ屋さんの店員とかです」。

――そういう中で、「ミス美しい20代コンテスト」では勝負を賭けた感じ?

「本当にそうでしたね。上京するために……と賭けてました」。

――コンテストに備えて何かしたりも?

「私はどちらかというと肌が弱いほうなので、スキンケアはずっと研究してました」。

――肌のためにチョコレートも食べないとか?

「チョコレートは……少しならいいと聞くので、ちょっとくらいは食べてます(笑)」。


 
 

O型らしい明るいところと
度胸があるのを強みにできたら

 
 

――自分のアピールポイントだと思っていたことは何ですか?

「難しいな……。でも、明るさですかね? いつもほとんどこのままなんですけど(笑)」。

――ヘコむことがないとか?

「ヘコみますけど、たぶんすぐ立ち直るタイプなんだと思います」。

――事務所に入ってから、意識が変わったところはありますか?

「まだ上京したてで、事務所に入ったという感覚もそこからでしたけど、上京と同時にレッスンが始まったので、家に帰ってからも教わったことを『こうだったな』と考え直してます。本当に女優さんを目指す生活に変わりました」。

――特技は“和装の歩き方”とのことですが、どこで身に付けたんですか?

「名古屋で1年ちょっとモデルをやっていた頃に、和装のショーもあったので、そこで身に付けました。着物自体も好きですし、歩いて着物をきれいに見せるのも好きです。今回の晴着撮影会もずっと楽しみでした」。


――特技にはもうひとつ、さっき出たバドミントンが挙がっています。高校時代はどんな成績を残したんですか?

「成績は全然です。県大会にも行けませんでした。でも、青春を賭けてました。卒業してからも、地元でたまにスポッチャに行ってやってました」。

――趣味は散歩ということですが、東京でもしてますか?

「まだ引っ越しの後片付けとか家でやることがいっぱいあるので、落ち着いたら歩き回りたいと思ってます」。

――血液型はO型。

「何型か言わなくても、ほとんどの人に『O型っぽい』と言われます(笑)。明るいイメージということですかね? 自分でもO型なのは好きです」。


――他に自分の性格の特徴はありますか?

「あまり怒らないですね。怒り方がわからないんです(笑)。頭にくることはたぶんあると思いますけど、抑えているんですかね?」。

――大人なのでは?

「大人……だといいんですけど……。あと、最近は『度胸がある』と言われます。今日の晴着撮影会でも言われました」。

――そこは自覚もあるんですか?

「というより、本当にいろいろな人から言われて、『あっ、そうなんだ』と思うようになってきました」。

――何かにビビるようなことはなく?

「今のところはないと思います。オーディションとかでもめちゃくちゃ緊張するタイプではないので、そこは強みにしていきたいです」。

――おばけ屋敷とかも平気?

「いや、おばけ屋敷は無理です(笑)。誰かが立っているところは通れません。でも、USJのホラーナイトくらいだったら大丈夫です」。

――来年の晴着撮影会にも参加することになると思いますが、その頃までにどんなことをやっておきたいですか?

「今は本当にレッスンが始まったばかりで、お芝居も初めてなんですけど、ドラマに出たいですね。来年の晴着撮影会で『今年は○○というドラマに出たんですよ』と言いたいです(笑)」。


 
 


 
 

川瀬莉子(かわせ・りこ)

生年月日:1996年12月9日(22歳)
出身地:愛知県
血液型:O型
 
【CHECK IT】
2018年9月に「第2回ミス美しい20代コンテスト」でグランプリを受賞。
 

 

直筆サイン入り自撮りチェキ応募はコチラ⇒