欅坂46 駆け上るまで待てない!小林由依

欅坂46 駆け上るまで待てない!小林由依

PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=伊藤吉範 INTERVIEW=西中賢治

 
 

欅坂46 駆け上るまで待てない!

 

今回のターゲット
小林由依

 
 

貧血? 低血圧? 静かすぎるキャラクターがなぜかほっとけない”ゆいぽん”。しかし、ひとたび踊りだせばどんな曲もカッコよく決め、歌もアコギ一本で観客を魅了してしまう。さらには、写真や映像で見せる表情が、常にバツグン!
底知れない表現力を秘めた16歳。インタビューでは、彼女の音楽的ルーツにも迫った!

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 


 
――小林さんとは何度かお仕事させていただいてるんですが、どんな女の子なのか、いまいちわからないんですよ。

小林「え〜、どうしてでしょう……。うふふ」。

――今日は少しでも小林さんのことを知りたいと思って、24時間時計を書いてもらったんですが……。これ、情報が少なすぎますよ(笑)。

小林「う〜ん。えへへ。休みの日も、あんまり外に出たくないので……。でも、お家にいる時にちょくちょくギターを触ったりはします。時間がある時は、新しい曲に挑戦してみたり。最近は、『渋谷川』弾いてる時間が長いんですけど」。

――「渋谷川」は、小林さんと今泉佑唯さんのユニット〝ゆいちゃんず〟で弾き語りをしている曲ですね。欅坂46の1stシングル「サイレントマジョリティー」のカップリング曲として収録されています。

小林「はい。もともと私はしんみりした曲の方が得意だったりするので、最初は『歌えるかな?』って心配だったんですけど……。ライブやテレビで何度か披露させていただいてるうちに、やっと『自分の曲になってきたな』っていう気がしてきました」。

――30代以上のおじさんたちは、みんなあの曲を絶賛してますよ(笑)。昔のフォークソングを聴いているようで、一緒に口ずさみたくなるんです。

小林「ほんとですか? よかった〜っ。初めて曲をもらった時も、『フォークソングみたいなテイストの曲だよ』って言われたんですけど、私はフォークソングっていう言葉がよくわからなくて……(笑)。あんまり聞いたことがない曲調だったから、『とりあえず、フォークソングっていうのはこの曲のことを言うんだな』って思いました。うふふ」。

――小林さんと今泉さんがふたりで歌っている姿も、見ていて心地いいです。

小林「ゆいちゃん(今泉)とは、『楽しく歌うようにしようね』って言ってるんです。サビで必ず一回、目を合わせるようにしてるんですけど、それ以外でも流れでときどきお互い目を合わせて歌ってます。やっているうちに、どんどん息も合ってきました」。

――これからも進化していきそうですね。さて、24時間時計の話をしたいんですが……。よく見ると、夜はしっかり寝ているわりに、「昼寝」の時間もあるんですね。

小林「うふふ。お家にいる時は、夜ご飯の時間までずっと自分の部屋でだらだらしてるんです。で、テレビを見たりスマホをいじってたりすると、そのままの流れで眠たくなっちゃうんです」。

――本当に省エネな生活ですね……。「ナマケモノみたい」って言われませんか?

小林「言われます。でも、ほんとにそんな感じです。ふふふ」。

――他のメンバーさんが、「若いんだからもっと元気さを出してほしい」と言ってましたよ。

小林「え〜。自分では元気なつもりなんですけど……。たぶん、リアクションが薄いからそう思われるんだと思います。中学の時も、“塩キャラ”って言われてました。話しかけられても、リアクションがなかったので……」。

――ただ、欅坂46が結成された頃よりは、よく喋るようになりましたね。

小林「はい、たぶん……。番組に出たりする中で、前よりはリアクションがよくなったと思います。でも、会話は相変わらず苦手です。話を広げたりできないっていうか……。ふふふ」。

――でも、いつもニコニコしてるところがいいですよね。ところで、「おふろ」の時間が長くないですか?

小林「う〜ん。なんか、洗うのが遅くって……。えへへ」。

――「えへへ」って笑ってますが、2時間半って洗いすぎですよ。

小林「あ、湯船に浸かってる時間も長いです。1時間くらい、ずっと半身浴をしながら歌ってます」。

――あー。以前、渡邉理佐さんからも「ゆいはお風呂で歌ってます」と聞いたんですが。

小林「はい。ホテルで理佐と一緒の部屋になったことがあるんです。その時も歌ってたら、上がった時に『さっき歌ってたでしょ。聴こえてたよ(クールに)』って言われました。ふふ」。

――外に聞こえるくらいの大声で歌うんですか?

小林「そうですね。けっこう本気で歌ってます(笑)。お風呂って、声が響くじゃないですか。あれが気持ちよくて。携帯で歌詞を見ながらいろんな曲を歌って、満足したらお風呂から上がります。たぶん、ストレス発散になってるのかな……?」。

――毎日ひとりカラオケをしてるような感じですね(笑)。以前聞いたところでは、小林さんは4歳頃からピアノを習い、中学の時は吹奏楽部でアルトサックスを担当。高校に入ってから軽音楽部でエレキギターを弾き、趣味でアコースティックギターも弾いてたんですよね。もしかして、音楽一家で育ったんですか?

小林「いえ。親は特に音楽をやってなかったと思います。でも、お姉ちゃんがピアノをやっていたので、私も習い始めました。吹奏楽部に入ったのも、お姉ちゃんがテナーサックスをやっていたから、その影響です」。

――お姉ちゃんの影響がすごいですね(笑)。

小林「そうなんです、ふふふ。中学校の合唱コンクールでお姉ちゃんが指揮をやってたので、私も中学1年から3年まで、ずっと指揮者をやりました。3年連続で最優秀指揮者賞をもらったんですよ」。

――すごすぎる!

小林「だから、『小林は指揮者』っていうイメージが定着しちゃって、卒業式でも指揮をしたんです。でも、卒業式はみんなと一緒に歌いたかった……(笑)」。

――その頃から、将来は音楽方面に進みたいって思ってたんですか?

小林「う〜ん……。歌うことは好きだったんですけど、自分がそんなにうまいと思ったことがないので……。現実的には、ショップ店員さんとかになって、普通の生活がしたいなって思ってました」。

――どうして欅坂46に入ったのか、聞いてもいいですか?

小林「あ、はい。そもそもは、小学生の時に、東京でスカウトされたことがあったんです。その時は事務所に入るとか怖くて、断っちゃったんですけど……。それがきっかけで、こういう業界に憧れるようになりました。でも、何をすればいいかわからないまま高校生になっちゃって……」。

――欅坂46のオーディションを受けたのは、高校1年生の夏ですね。なにかきっかけがあったんですか?

小林「高校でできた友達が、アイドルを目指してたんです。その子と話してるうちに、私もなんとなく夢に見てたアイドルが、現実的に目指すところになって。『これからいっぱいオーディションを受けてみよう』って思った時に、最初に見つけたのが欅坂46のオーディションなんです」。

――じゃあ、初めて挑戦したオーディションに合格し、こうして活動しているわけですね。これからやっていきたいことは?

小林「う〜んと……。ギターを練習して、もっと弾けるようになりたいです」。

――小林さんは表現者としてのポテンシャルがハンパないと思うので、楽しみにしています。

小林「うふふふ。あと、欅坂46だけの雑誌を作ってもらいたいです。毎月、欅坂46だけの本を出してもらえたら、私が一番読みたいです(笑)」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

小林由依(こばやし・ゆい)
ニックネーム:ゆいぽん

生年月日:1999年10月23日(16歳)
出身地:埼玉県
血液型:A型
 
 

欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)

【CHECK IT】
乃木坂46につづく”坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ。初の冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日24:35~放送中。ニッポン放送にて初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(毎週金曜日24:20~)に出演中。デビューシングル「サイレントマジョリティー」が発売中。それにともない初の握手会も実施。
 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 

期間限定で公開中のデビューシングル「サイレントマジョリティー」MVはこちら!

 
 

4月6日(水)発売デビューシングルのカップリング「手を繋いで帰ろうか」MV short Ver.はこちら!

 
 

ゆいちゃんずとして歌う「渋谷川」のMV short Ver.はこちら!

 
 
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