欅坂46 駆け上るまで待てない!石森虹花

欅坂46 駆け上るまで待てない! 石森虹花

PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=伊藤吉範 INTERVIEW=西中賢治

 
 

欅坂46 駆け上るまで待てない!

 

今回のターゲット
石森虹花

 
 

ついにこの日が来てしまった……!
欅坂46のソログラビア&インタビュー連載、やっと再開(二巡目)。〝キラキラどっち?〟と銘打って、個々のメンバーのキラキラなことを探っていきます。
トップバッターは、犬のようにまん丸な目がかわいすぎる“犬大好き少女”、石森虹花ちゃん。にじぽんの“キラキラ”な姿、ぜんぶ見せます!

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
――今回から、新企画としてみなさんの「キラキラ輝いていた瞬間」を聞きたいと思っています。欅坂46加入前に、自分が「輝いてたなっ!」と思うことって、なんですか?

「え〜、うーん。これを言ったらつまんないと思うんですけど……。欅坂46に入るまで、そういう思い出があんまりないんですよ」。

――いや、あるはず。たとえば、前に渡辺梨加さんから「小学校の卒業式や中学の合唱コンクールで、生徒を代表してピアノの伴奏を務めていた」と聞いたんですが、そんな風に自分なりに頑張ったことでいいんですよ。

「えー? しいて言えば、小学6年生の時に、鼓笛隊の指揮者をやってたことかな? 学年を代表して」。

――あるじゃないですか! それを詳しく教えてください。

「うちの小学校は、学年全部で400人くらいいたんですけど、その中で指揮者ができるのは5人しかいないんですよ。立候補制で、その時は39人が手を上げたんですけど、私も指揮者に選ばれて、みんなの前で指揮をしたんです。400人の中のフロントメンバーです(笑)」。

――すごいじゃないですか。どうして立候補したんですか?

「目立ちたがりだったから(笑)。その頃は、みんなの中に埋もれちゃうのが嫌で、積極的に前に出ていくタイプでした」。

――今では「真面目ネガティブビビリ心配性」を自認する石森さんなのに、意外ですね。

「ほんとに今とは真逆の性格で、小学生の時はポジティブだったんですよ。その頃は太ってて、あだ名が『チョコマン』だったんですけど、そう言われてもぜんぜん平気でした。かわいいフリフリのお洋服を着て、いつもルンルンで学校に行ってました。“とにかく明るい虹花”じゃないけど、明るくてみんなの人気者だったんです」。

――とにかく明るい虹花、見てみたいですね〜。中学でも吹奏楽部に入っていたそうですが、音楽が好きだったんですか?

「大好きでした! もともと姉に憧れて、幼稚園の年中さんからピアノを習ってたんです。私、運動も勉強もできないけど、音楽だけは好きでずっと何かしらやってきました」。

――中学ではマリンバをやってたんですよね?

「はい。マリンバだけじゃなく、ドラムやタンバリン、カスタネットとか、打楽器系は全部やってましたよ。でも、もともとは姉が同じ吹奏楽部でトランペットを吹いてたので、私も吹く系がやりたくて、最初はホルンをやってたんです。気管支炎になっちゃって、仕方なく打楽器にいったんですけど」。

――気管支炎になると、やっぱり金管楽器は吹けないんですか?

「そうですね。肺活量も落ちるので。でも、自分で楽譜を引っ張り出してきて、よくサックスとかトランペットを吹いてました(笑)。楽器屋さんで試し弾きさせてもらったりとか。とにかく楽器が好きなんですよ」。

――吹奏楽部の練習って、走りこみがあったり、意外と体育会系なんですよね。

「もう、めっちゃ厳しかったです! うちの顧問の先生が、宮城でも吹奏楽で有名な高校の出身で、基礎練をめっちゃやらされるんですよ。800mのトラックを3周とか。夏とかホントきついんですよね〜。中1の時はお姉ちゃんも同じ部にいたんで、まじめにやるしかなかったんですけど、中3くらいの時は『私、音楽室の掃除やってます』とか言って逃げてました(笑)」。

――ダメじゃないですか。

「でも、打楽器に走りこみっていらなくないですか? 私、基礎練が本当に嫌いで、自分でどんどん新しい楽譜を見て曲を覚えていくのが好きなタイプだったんです。『このやり方のほうが自分に合ってる』って思って、自分の考えで動いてました」。

――コンクールなどにも出てたんですか?

「はい。宮城の県大会で、金賞をとったこともあります。ピアノでも、個人で金賞をとったりしてました」。

――めちゃくちゃすごいじゃないですか! それだけ楽器ができるんだったら、欅坂46の中でも音楽系のことをやってみたいと思いませんか?

「あ〜、やりたいです! 欅坂46では、ゆいぽん(小林由依)がギターとサックス、今泉(佑唯)がドラムとギター、菅井ちゃんもエレクトーンが弾けるから、みんなでバンドみたいなことがやりたいですね。AKB48さんの『GIVE ME FIVE!』とか、青春ソングみたいな曲をやってみたいです! 欅坂46には、今のところそういう曲がないんですけど、いつか自分たちの曲で演奏してみたいです」。

――それは見てみたいですね。さて、最後に今後のことを聞きます。石森さんは、欅坂46メンバーとしてどんな風に輝いていきたいですか?

「正直、まだまだやりたいことを言える段階じゃないんですけど……。動物番組に出たいです。『天才!志村どうぶつ園』とか」。

――石森さんは犬が大好きで、犬に関する仕事をして、将来は動物保護施設を作りたいんですよね。

「そうなんです。でも、今の私はまだまだ輝けてないと思います。『このままでいいのかな?』って思います。どうしたらいいですか?」。

――いつでも全力でダチョウのモノマネをする石森さんがステキですよ。

「え〜、嫌です! ダチョウはもう封印したい」。

――それこそ、石森さんが一番目立つ瞬間なのに。それと、7月30日公開の映画『コープスパーティー』に出演しますね。どんな映画なんですか?

「“呪いのおまじない”をしちゃって、みんなで異空間に飛ばされるんです。そこで次々と人が死ぬんですけど、これがめっちゃ怖いんですよ! 撮影中も、共演者の方の特殊メイクが怖すぎて、泣いちゃったんです。完成版のDVDをこれからもらうんですけど、ひとりじゃ観れない……」。

――誰か誘って観れば?

「誰がいいかな〜? あ、菅井(友香)ちゃんと土生(瑞穂)ちゃん! あのふたりなら興味津々で付き合ってくれそう(笑)」。

――石森さんは、女優志望なんですか?

「はい。ほんとのほんとの最終的には、女優さんになりたいです。昔から武井咲さんにすごく憧れているので、私もあんな風に女優として輝きたいです!」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

石森虹花(いしもり・にじか)

生年月日:1997年5月7日(19歳)
出身地:宮城県
血液型:A型
 
 

欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)

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詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 

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