欅坂46 駆け上るまで待てない! 佐藤詩織

欅坂46 駆け上るまで待てない! 佐藤詩織

PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=伊藤吉範 INTERVIEW=西中賢治

 
 

欅坂46 駆け上るまで待てない!

 

今回のターゲット
佐藤詩織

 
 

欅坂46のソログラビア連載「キラキラどっち?」。4人目は、“しーちゃん”こと佐藤詩織ちゃん! 現役で美大に通う、アート系お姉さん……。キレイすぎて、目がくらみます。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
――欅坂46のみなさんに、「自分がキラキラしていた瞬間」をお聞きしてるんですが、佐藤さんがキラキラしていた瞬間とは?

「やっぱり、バレエの発表会のときかな〜。4歳から15歳までクラシックバレエをやっていて、稽古はすごく厳しくてツラかったんですけど……。発表会になると、今までのツラかった思い出がパーッと吹き飛んで、キラキラ輝きだすんです」。

――稽古はそんなに厳しかったんですか?

「そうですね。バレエをやっていた頃は、平日も土日も毎日、教室に通って何時間もレッスンしてました。プロを目指す人が通うような教室だったので、小学校低学年でも、『小さいからって手を抜かないわよ!』みたいな感じだったんです」。

――レッスンはどんな風にやってたんですか?

「先生が、口頭で『次はアラベスクからパンシェ入れて』って指示したら、私たちはその通りに踊る、みたいな感じでした。技が体に叩きこまれてないと、付いていけないんです。怪我も多くて、足のツメがはがれたりっていうこともしょっちゅうありました」。

――ものすごくスパルタだったんですね。佐藤さんは、最終的に、足の怪我でバレエを断念したそうですが……?

「そうなんです。小学校の高学年のとき、『なんかちょっと痛いな』って違和感を持ったんですけど、それでも練習を続けてたらだんだんひどくなってきちゃったんです。いろんなお医者さんを回って、一度は治ったんですけど、しばらくしたらまた再発、っていうことを繰り返してました。その怪我のせいでトゥシューズも履けなくなってしまったことが一番悔しかったし、『もうやめたい』って何度も思いました」。

――それはツラいですね……。逆に、発表会はどんなことが楽しかったんですか?

「スポットライトを浴びて、家族や友達に自分の踊りを見てもらえるのがうれしかったです! 全国コンクールにも出てたんですけど、そっちはひとりで審査員の方を前に踊るから、緊張するんですよ(笑)。発表会は教室のみんなと踊れて、楽しかったです」。

――発表会のあとは、家族とお祝いをしたりするんですか?

「あ〜、しました! 毎回、発表会のあとにご飯を食べに行くんですよ。それが楽しみでした。あと、お家が“お花屋さん”になるんです」。

――お花屋さん?

「発表会のとき、友達が花束をくれるんです。うちは2歳上の姉もバレエをやっていたので、発表会のあとは、お家にたくさん花束を持って帰ってたんですよ。それを見ながら、『お花屋さんみたいだねー』って家族と言ってました」。

――いい話ですね〜。欅坂46でもダンスを踊っていますが、バレエに通じる部分はありますか?

「ステージでスポットライトを浴びて踊るっていう点では、バレエと一緒で、気持ちいいなって思うんですけど……。バレエの技術は、むしろ足かせになってる部分もあるんじゃないかなって思います。バレエはなめらかに踊るけど、欅坂46のダンスはパキッ、パキッて止まるじゃないですか。最初はあれに慣れなくて、先生からも『バレエは一度忘れなさい』って言われました」。

――2ndシングルのカップリング曲『語るなら未来を…』のダンスは、欅坂46の曲の中でも、もっとも難易度が高いですね。

「そうですね。しかも、最初にフリ入れをしてもらったとき、『短時間で通せるようになろう』っていう目標をみんなで立てていて。さすがにそんなに短い時間では覚えられなかったんですけど、みんな家で自主練もしてきたし、グループ全体のダンス力がかなり上がったと思います」。

――1stシングル『サイレントマジョリティー』などに続いて、世界的ダンサーのTAKAHIROさんが振り付けを担当するのは、これで5曲目ですね。

「はい。TAKAHIRO先生のレッスンって、“ダンスの楽しさ”を教えてくれるんですよ。振り付けのひとつひとつに意味があって、踊ることがすごく楽しくなるんです。それに、人間的にも素晴らしい方で、『ジョリT』を着てきてくださったこともあって……」。

――2ndシングルの表題曲『世界には愛しかない』のMVを北海道で撮影した際、TAKAHIROさんが「ジョリ」と書かれたTシャツを着てきたんですよね。

「そうなんです。そのとき、すっごく寒くて、みんな震えてたんですけど、TAKAHIRO先生がそのTシャツをバッと見せてきて。それを見た瞬間、全員が大爆笑して、笑顔で撮影することができました。『TAKAHIRO先生っていい人だね』って、メンバーみんなが言ってます」。

――いい方にめぐりあいましたね。さて、ここからは、「欅坂46メンバーとしてキラキラ輝きたいこと」をお聞きします。佐藤さんは、どんな分野で輝いていきたいですか?

「ふたつあって、ひとつ目は、やっぱり“美術”です。美大に通ってるメンバーは私ひとりなので、絵という特技をいかして、グッズとかCDジャケットのデザインをしてみたいです。それから、作品を描きためて、個展もしたいなって思ってて……」。

――個展! 現役アイドルが個展をやるなんて、すごいことですよ。作品は描いてるんですか?

「最近までドラマの撮影があったので、思うようには進んでないんですけど……。今、取り組んでいる作品があるんです。いつかお見せしたいです!」。

――それは楽しみ過ぎますね。あとひとつは?

「ファッション誌のモデルになることです。小学生のときから姉とファッション誌を読んでいて、洋服が大好きなので、いつか自分も誌面に出れたらいいなって思います」。

――勝手なイメージなんですが、美大生って、「①見た目にまったくこだわらない」「②個性的な服しか着ない」の2パターンが多いと思うんですが……。

「その通りです(笑)。私は『Seventeen』とか『Ray』を参考にしてるので、やっぱり正統派なファッションが好きなんですけど、美大ではそっちの方がマイノリティなんです。だから、『詩織って、珍しいね』っていつも言われるので、一度、個性的な服を着てみようと思ったこともあるんですよ。でも、私にはムリでした(笑)。私は正統派な洋服でファッション誌の誌面を飾ってみたいです!」。
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

佐藤詩織(さとう・しおり)

生年月日:1996年11月16日(19歳)
出身地:東京都
血液型:A型
 
 

欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)

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乃木坂46につづく”坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ。2ndシングル「世界には愛しかない」が8月10日(水)に発売。それにともなう握手会も開催。冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日24:35~放送中。毎週土曜日24:20~「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京)が放送中。毎週月曜日25:29~「KEYABINGO!」(日本テレビ)が放送中。ニッポン放送にて初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(毎週金曜日24:20~)がオンエアー中。
 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 

8月10日発売の2ndシングル「世界には愛しかない」MVはこちら!

 
 

カップリングの「語るなら未来を・・・」のMVはこちら!

 
 
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