欅坂46 駆け上るまで待てない! 今泉佑唯

欅坂46 駆け上るまで待てない! 今泉佑唯

PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=山崎照代(kind) TEXT=小山内凛

 
 

欅坂46 駆け上るまで待てない!

 

今回のターゲット
今泉佑唯

 
 

欅坂46の歌姫であることは間違いなく、奇声をあげる兄がいることも間違いなく。人一倍頑張り屋なことも間違いなく。そんな〝小さな怪獣〟ずーみんが登場です。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
――今日の撮影でスタッフからも言われていましたけど、撮影中の今泉さんは本当にキラキラしていて眩しかったです。

「本当ですか! やったー! ありがとうございます♪」。

――まわりから「キラキラしているね」って言われることはあります?

「歌が大好きなんですけど、カラオケで歌ってるときなんかは、友だちからよく『キラキラしてるよ』って言われます」。

――カラオケはよく行くんですか?

「お休みの日はよく友だちと行きますね。週に1回行けたらうれしいな、ってくらいの頻度なんですけど。でも、やっぱりなかなか行けないので、いつもは自分専用のマイクを持って家で歌ってます」。

――自分専用のマイク……?

「はい! 本物の! 5、6年前くらいに買ってもらったんです。テレビでいろんなアーティストさんが歌っているのを見てすごく憧れて。特に西野カナさんを好きになったんですけど、ちょうどそれくらいから、人前で歌を歌いたいっていう夢を持つようになりました」。

――それで、練習するためにマイクを買ったと。

「そういうことです! やっぱり普通に歌うよりも、マイクで音を響かせて歌ったほうが気持ちが入るので」。

――防音的なところは大丈夫じゃないですよね(笑)?

「はい、あんまり大丈夫じゃないです(笑)。家中のいろんなところにガンガン音が響くので、親とかお兄ちゃんにはよく『うるさい!』って怒られます。それでも歌いたくなっちゃうんです!」。

――素晴らしいと思います! ちなみに、西野カナさんのどういうところに惹かれたんですか?

「もう、ライブがすごくて。衣装もご自身でデザインしていらっしゃるし、もちろんご自身で作詞もされていらっしゃるし、全部に憧れました。歌詞も、すごく共感できるんですよ」。

――今泉さんから見て、やっぱり西野カナさんはキラキラしていますか?

「1番キラキラしてます。もう、ずっと見ていたいくらい!」。

――特に好きな曲は?

「『このままで』っていう曲が好きなんです。もともとバラードが好きで聴くのももちろん大好きなんですけど、特に自分が歌っていて1番気持ちいいのがこの曲で。カラオケでも絶対最初にこの曲を歌います!」。

――点数のほどは!

「いいときは95、96点くらいはいきます!」。

――めちゃくちゃ高得点ですね! イマドキの女子高生は西野カナさんが好きっていう子が多いイメージがあるんですが、やっぱり学校でも西野カナさんは流行っています?

「好きな女の子はすごく多いです。でも、私みたいにグッズを学校に持って来てる子はいないかな。『カナラビット』っていうマスコットキャラクターがいるんですけど、そのぬいぐるみをカバンにつけて登校してます♪」。

――今泉さんはイマドキの女子高生ですか?

「う〜ん、あんまりイマドキじゃないかなぁ。“パリピ”っていう言葉も最近まで知らなかったし。自分があまり集団でハッチャけたりできないタイプなので、“パリピ”な子を見ると『うらやましいな、キラキラしてるな』って思いますね」。

――みんなでハッチャけたりできないタイプなんですね。

「兄が4人いて、ずっと男の人に囲まれて育ってきたので、女の子の集団の中でどう立ち振る舞えばいいのか分からなくて。中学生くらいまでは、クラスでしゃべる友だちはいても、一日中ずっと一緒にいるような感じではなかったです。だから、学校ではずっと自分を隠してましたね。ガンガンしゃべってるような姿は、あまり人に見られてこなかったと思います」。

――今日の撮影なんかでも、1番しゃべっていたんじゃないかってくらいずっと口が動き続けていたので、それは全然想像できないです。

「本当にこんな感じじゃなくて、比べ物にならないくらい静かでした。授業中に先生に当てられても、ずっと黙り込んでたくらい。まぁ、単純に答えが分からなかったからっていうのもあるんですけど(笑)。でも、高校に入ってからは心を開ける友だちも増えてきて、少しずつ自分を出せるようになっていきましたね」。

――じゃあ、中学時代はキラキラした学生生活とはかけ離れていたんですね。高校生活では、「キラキラしていた思い出」ってあります?

「1年生のときに、学校の文化祭で同じ学年の子何人かで歌を披露したんですけど、そのときに私は西野カナさんの『このままで』を歌ったんです。そのときは『私、キラキラしてるかも』って思いましたね。人前で歌うことは昔から大好きだったんですよ。人前に立って発言することはすごく苦手なのに、自分の好きなことや得意分野のときは絶対に前へ出たいって思う人で」。

――歌っているところを人に見てもらうのが好きなんですね。

「はい! それこそ幼稚園くらいのときからずっとそうだったかも。モーニング娘。さんがすごく好きで、入りたいってずっと思ってたので」。

――欅坂46に入って、それまでとは比べ物にならないくらい大人数の前で歌う景色はどうですか?

「握手会の前にミニライブをやるときは、毎回泣きそうになるくらい緊張するんですよ。昔から、見てくれる人が多ければ多いほど緊張する人で、ずっと直る気配がないから、これからも慣れることはないと思うんですけど……。だから、本当にありえないくらい緊張するんですが、やっぱりこんな景色を見れるなんて思ってもいなかったから、毎回緊張とともに込み上げてくるうれしさもすごいんです」。

――ステージ上の今泉さんは誰よりも動きが大きくて、すぐ目に止まるくらいすごくキラキラしているなって感じます。

「緊張しているのが伝わったらいけないと思ってるので、緊張をほぐすためにも大きく動いたり、表情を意識している部分はあります。セカンドシングルでフロントに立たせていただいたときは、他のフロントメンバーが私より身長が高い子ばかりで、普通に同じようにダンスをしてたら差が出ちゃうんですよ。だから、大きく動かないと他のメンバーより目立たないと思って、とにかく精一杯体を動かして踊るように心がけてます。そのおかげか、たまに握手会で『誰よりも大きく見えるよ』って言われたりすると、がんばって良かったなって思いますね」。

――これからもっとキラキラした自分になるためには、何が必要だと思いますか?

「それこそモーニング娘。さんに憧れてたときもそうだし、今までアイドルさんのキラキラした笑顔にすごく救われてきたので、私も常に笑顔を絶やさずにいられたらいいなと思ってます。笑顔、大事! 本当に大事!」。

――今日もスタッフは、今泉さんの笑顔のおかげでみんな笑顔になってましたよ!

「うれしい! 私、欅坂46で実現したい夢が1つあるんです。それが、いろんな場所でライブをすること。幅広い年齢層の人に笑顔を届けたいなって。実際に私が幼稚園の頃にモーニング娘。さんの笑顔に惹かれたように、私の笑顔を見てアイドルになりたいって思ってもらえたらうれしいですね」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

今泉佑唯(いまいずみ・ゆい)

生年月日:1998年9月30日(18歳)
出身地:神奈川県
血液型:O型
 
 

欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)

【CHECK IT】
乃木坂46につづく”坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ。2ndシングル「世界には愛しかない」が絶賛発売中。3rdシングル「二人セゾン」が11月30日(水)に発売。それにともなう握手会も開催。12月24日(土)、25日(日)に初のワンマンライブを有明コロシアムで開催。冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日24:35~放送中。ニッポン放送にて初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(毎週金曜日24:20~)がオンエアー中。
 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 

本日公開になった3rdシングル「二人セゾン」のMVはこちら!

 
 
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