FRESH ACTRESS 木内舞留

FRESH ACTRESS 木内舞留

PHOTO=名児耶洋 INTERVIEW=斉藤貴志

「おはスタ」で英語も話すレギュラーMC
モデルでも活躍する元気な中学3年生

――月曜から金曜まで「おはスタ」に出演して、「Seventeen」の撮影や「なりきり!むーにゃん生きもの学園」のロケもあって。まるまる休みの日って、どれぐらいありますか?

「週1回はあります。そういう日は家でダラダラしていたり、散歩に行ったりします」。

――「おはスタ」の日は何時起き?

「3時から4時の間です」。

――もともと早起きは得意で?

「苦手ですね~(笑)。起きてしばらくボーッとして、目が開かなかったり。でも、今はけっこう慣れました」。

――目覚まし一発でパッチリと?

「鳴って起きて、歩いて目覚ましを止めに行ったら、もうベッドに座らないようにしています。座ったら、また寝ちゃって終わりなので(笑)。でも、一回起きれば大丈夫です」。

――すぐ番組でのテンションまで上がると。

「はい。学校でも『いつもテンション高いね』と言われます。休み時間は走り回ってます。校庭とか、廊下とか」。


――廊下は走ったらいけないのでは(笑)?

「そうなんです。先生に『走るなー!!』と言われます(笑)。でも、どこに行くにしても普通に走ってますね」。

――「おはスタ」では“バイリンガルなレギュラーMC”として英語を活かしていますが、舞留さんはハーフでも、お母さんはロシア人なんですよね?

「お母さんも今は日本語をしゃべれるんですけど、私が小さかった頃はお父さんとお母さんが共通して話せるのが英語しかなくて。家ではずっと英語で会話していました」。

――じゃあ、舞留さんも英語を勉強したというより、ネイティブと同じように自然に身に付いて?

「普通に話していました。でも、お母さんも日本語で話すようになってからは、自分で勉強してます。小さい頃も英語の学校に通わされたらしいんですけど、覚えていません(笑)」。

――ロシア語のほうは?

「話せません。聞いても単語をちょっとしかわからないんです。私も生まれたのはロシアですけど、2歳頃までしかいなくて、記憶にないんです」。

――ごはんにボルシチが出てきたりは?

「それが意外と出てこないんですよ。1年に1回ぐらい(笑)? お母さんが作るのは和食が多くて。だから、ロシアにあまり馴染みはないです。いつか行きたいんですけどね」。

――「おはスタ」では「マルのまるまるまるっとコンプリート旅!」とか、舞留さんがフィーチャーされた企画もありました。

「ロケではおはガールたちと年齢が近いので、移動中や休憩中に学校や友だちのことを話すのがすごく楽しくて。カメラが回って収録しているときも同じテンションで、友だちと遊びに来た感じでした」。


――街で子どもに気づかれるようになったりは?

「小学生に『知ってる!』と言われることがあります。最初は隣りのお母さんや友だちが『あれって……』と言って指さすんですけど、私がニコッとすると『アーッ!!』となって面白いです(笑)。服装や髪形が『おはスタ』と違うから、一瞬『アレ?』ってなるんだと思います」。

――「おはスタ」のマルと普段は印象が違うかもしれませんね。ちなみに“舞留(まる)”という名前は自分ではどう思ってます?

「小3、小4の頃はイヤだったんですよ。『ヘンな名前だな』って。よくイジられるし」。

――どんなふうに?

「『マル』じゃなくて『三角』とか『四角』とか呼んできたり(笑)。でも、今は好きです。覚えてもらいやすいし、いいかなって」。

――ご両親はどういう想いから命名されたんですか?

「最初はロシア語の長い名前だったのを、書くのが大変だからと、始めの“マル”だけで切ったそうです。漢字は『舞台に長く留まってほしい』みたいなことを願って付けて」。

――“舞台”というのは芸能的なステージの意味で?

「自分のなかでの舞台、みたいな。でも、『本当にそういう仕事になってビックリした』と言われました」。

――この世界に入るきっかけは、ドラマのロケを見にきてスカウトされたんですよね?

「お父さんの会社が撮影に協力していて、小さい頃から『テレビのなかはどうなっているんだろう?』と思っていたから、何回かお父さんに付いていったんです。そしたら、現場にいた事務所の方に『やってみる?』と言われました」。

――今年は「ミスセブンティーン2016」にも選ばれましたが、「Seventeen」の誌面に載っている自分を見ると、どう思います?

「何かニヤニヤしちゃって『マルがいる~』みたいな(笑)。モデルにも憧れていたので、うれしいです」。

――オシャレでもあるんですか?

「ちょっと勉強中です。服は好きですけど、何かダサくなっちゃって(笑)。どこかに行くとき、ジーンズとTシャツだったり。『お姉さんっぽくなろう』と言われています。でもデニム系とか、ブランドならアメリカン・イーグルとか、カジュアルなのが好きです」。


――好きなモデルさんもいます?

「中条あやみさんがすごく好きです。かわいらしいけどカッコよくも見えるところに憧れます」。

――身長も中条さんぐらい欲しかったり?

「伸ばしたいです。それでストレッチをしたり、ぶら下がったり、お父さんに引っ張ってもらったりしています。私がソファーに捕まって、脚を引っ張られたり(笑)。お父さんは170㎝ぐらいですけど、お母さんは173㎝あるんですよね」。
 
 

休みの日も3時に目が覚めちゃって
「寝坊した!?」と一瞬アセります(笑)

 
 
――一方、舞留さんは受験生でもあって。仕事が忙しいなか、勉強にはどんな工夫をしてますか?

「わからないところは、とりあえず学校で先生に聞き回ります。テスト前は友だちと図書館に行ったり、友だちの家で勉強を教えてもらったりもしました」。

――徹夜で勉強することも?

「『おはスタ』がない土・日とかは、なるべく長く勉強するようにしています。眠くなったら何か口に入れたり、音楽を聴いたり、一度外に出て散歩してきたり」。

――口に入れるのはガムとか?

「ガムとかフルーツとか飲み物とか。目がサッパリするように、炭酸を飲んだりもします。でもパタッと寝ちゃって、朝起きて『あー、やっちゃった……』みたいなこともあります(笑)」。

――英語は楽勝ですよね?

「英語はとりあえず提出物だけ終わらせて、試験勉強はなるべく他の教科をやります」。

――英語以外の得意科目は?

「国語はできるほうかなと思います。本をよく読むので、わからない言葉を辞書で調べたりして、漢字も覚えます」。

――どんな本を読むんですか?

「マンガも読みますし、普通の小説も。最近読んだのは『暗殺教室』。友だちから借りたら面白くて、自分で全巻揃えました。少年マンガのほうが多いです」。


――ドラマも恋愛系は観ないとか?

「観ますけど、そんなにキュンキュンはしません。『こんなことってあるの?』みたいな感じで観ています(笑)」。

――あと、体育は得意なんですか?

「足は遅くて、短距離やハードルは苦手です。球技は好きで、バスケットやバレーボールはできる……かなと思います(笑)。試合中はなるべく動いているので、ボールに触ることは多くて。サーブも意外とちゃんと打って、『うまい!』と言われると良かったなって」。

――木登りも趣味でするんですよね?

「そうです。公園によく遊びに行くので、木に登ってます」。

――中3になっても?

「はい(笑)。高すぎると降りるのが大変ですけど、枝の多い木に。友だちには『マル、やめて』『やるときは1人でやって』と言われて、他人の振りをされます(笑)」。

――ゆくゆくはどんなタレントになることを目指していますか?

「夢は女優さんなので、演技ができるようになりたいです。でも今、バラエティも『Seventeen』も全部が楽しくて。だから何でもできるようになりたくて、いろいろなことに挑戦するようにしています」。

――仕事以外のことでも?

「なるべくやったことのないものをやりたいです。最近始めたことはないですけど、ちゃんとできるようになるまでやるタイプで、空手もドラムもずっと続けています。空手は週1・2回、時間がなくても行きたいから行ったり」。

――仕事もプライベートもそれだけいろいろやっていると、どこかでガクッと疲れが出たりもしません?

「それはさすがにありますね。お休みの日はお昼すぎまでずーっと寝てしまいます」。


――でも、平日は毎朝3時とかに起きていると、休みの日もそのくらいの時間に目が覚めちゃったりは?

「覚めますね。3時か4時ぐらいに『ヤバイ! 寝ちゃった』みたいな。起きると『違うよ。今日は土曜日だった』という感じで、また寝ることはあります(笑)」。

――これからイベントごとの多い時期になりますが。

「ハロウィンが楽しみです。お母さんが英会話教室をやっていて、みんなで仮装してパレードをするから、毎年手伝いに行くんです」。

――舞留さんも仮装するんですか?

「去年は隕石になりました(笑)。お母さんのテーマが宇宙だったらしくて『私は隕石をやるから、あなたもやって』と言われたんです。『隕石?』と思ったんですけど、お母さんが衣裳を作って」。

――隕石の仮装って、よくわかりませんが(笑)。

「何か、流れ星みたいな。スカートみたいなのを履いて、水色のものが出ている作りになっていて。見た人にも『何これ?』と言われましたけど、『私もよくわからないんだよね』という(笑)」。


――今年は何の仮装をやろうと?

「黒猫にしようかと思っています。ハロウィンっぽく。それと、誕生日が1月3日にあります」。

――お正月の最中ですね。

「お父さんには『ゆっくりしたいのに、舞留の誕生日があるんだよな』と言われます(笑)。でも今年の誕生日は、サプライズパーティーを開いてくれました。お父さんの友だちの家に行ったら、たくさん風船があって『おめでとう』みたいな」。

――次の年明けの誕生日も盛り上がりそうですか?

「15歳になるんですよね。受験も近づいてきますけど高校生になるし、ちょっと大人になっていく感じがして楽しみです」。
 
 


 
 

木内舞留(きうち・まる)

生年月日:2002年1月3日(14歳)
出身地:東京都
血液型:不明
 
 

【CHECK IT】
10歳のときにスカウトされて、2012年10月から「ポケモンスマッシュ!」(テレビ東京系)にレギュラー出演。2014年10月公開の映画「シャンティデイズ 365日 幸せな呼吸」で女優デビュー。これまでにドラマ「お兄ちゃん、ガチャ」(日本テレビ系)、「DOCTORS3 最強の名医」(テレビ朝日系)などに出演。今年4月から「おはスタ」(テレビ東京系/月曜~金曜7:05~)にレギュラーMCとして出演中。8月に「ミスセブンティーン2016」に選ばれ「Seventeen」(集英社)の専属モデルに。「なりきり!むーにゃん生きもの学園」(NHK Eテレ/土曜7:15~)に出演中。「なかよし」(講談社)の専属モデル。
 
詳しい情報は研音公式サイト
 
「おはスタ」公式サイト
 

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