PICK UP ACTRESS 久間田琳加

PICK UP ACTRESS 久間田琳加

PHOTO=小澤太一 INTERVIEW=斉藤貴志

 
 

「マリーミー!」で地上波の連ドラ初主演
引きこもりから強制結婚で初々しい新妻に

 
 

――地上波ドラマ初主演の「マリーミー!」で、“ニート保護法”の実験として、国家公務員の秋保心(瀬戸利樹)と結婚した引きこもりの沢本陽茉梨を演じています。原作マンガの再現率が高いと話題です。

「原作は何度も読みました。私自身、マンガが好きだからこそ、あのほわほわした雰囲気は何としても再現したいと思って頑張りました」。

――2次元の陽茉梨を3次元で演じるに当たり、どんなことを意識したんですか?

「陽茉梨ちゃんはもともと明るい子だったのが、(育ての親の祖父母を世話するために)ニートになって暗くなってしまったんです。暗い子が明るくなるのではなく、本来の明るさを取り戻していく感じにすることは、特に気を使ってお芝居しました」。

――前半は話し方も弱々しい感じでした。

「1話はメイクもほぼしていませんし、唇は血色をなくしたくらいでした。スタッフさんたちが作ってくださる雰囲気にもすごく助けられました。ああいう空気を出すことは、モデルのお仕事ではなかったので(笑)」。


――でしょうね(笑)。普段は華やかなオーラが漂う琳加さんが、1話では本物のニートに見えました。

「お芝居をしていくにつれて、自然に猫背になっていました(笑)。家に帰るとき、ふと我に返ったら、自分の姿勢が悪かったんです」。

――意識して、そうしていたわけではなくて?

「伏し目がちにはしました。あと、秋保さんと初めて会って、心を一気には開けないじゃないですか。私と陽茉梨ちゃんはすごく似ているわけではないですけど、私も人見知りなので、そこは共感できました」。

――髪を真ん中分けして、おでこを出したいでたちも新鮮でした。

「原作通り、ああいうヴィジュアルになることは想像してました。私はお仕事を始めてからずっと前髪はあって、あんなにおでこを見せたことがなかったので、似合うか不安だったんです。でも、主役として陽茉梨ちゃんを演じる以上、細かいところまで寄せたいと思っていました」。

――実際にあの髪型にしてみたら?

「最初は自分じゃない感じがしましたけど、だんだん馴染んできました。撮影が終わった今になって『あの髪型も好きだったな』と思っています(笑)」。

――2話で心とホームセンターに買い物に行ったとき、「この湯呑み、かわいくないですか?」と言っていた陽茉梨が、本当にかわいかったです。

「監督に『かわいらしさを出してください』と言われたので、期待に応えられるように頑張りました。あそこは秋保さんの目線からのシーンで、現場で私はカメラに向かって言う感じだったので、相当恥ずかしかったです(笑)」。


――19歳の琳加さんは、会見などで「結婚は考えたこともなかった」と話してました。小さい頃に「お嫁さんになりたい」みたいな夢もありませんでした?

「なかったです。ドレスをいっぱい着たい夢はありましたけど(笑)、家庭を持つとか、深いところまで考えたことは全然なかったです」。

――「マリーミー!」を撮っていて、「結婚っていいかも」と思ったシーンはありませんでした?

「それはありました。他愛もないやり取りですけど、秋保さんが『ただいま』って玄関から入ってくるシーンが多くて、陽茉梨ちゃんが『おかえり。ごはん、できてるよ』みたいに言うのは、すごくいいなと思いました。『家の中に人がいると温かいんだろうな』って感じがして」。

――3話で縁側で心とお月見をするシーンでは「今、とっても幸せです」という台詞もありました。あそこも実際、幸せを感じました?

「幸せ感、ありました。何とかムーンで月がきれいって、ニュースになったりしますよね。私もサラッと見たりしますけど、それを人と共有できるのはいいなと。1人で見るより隣りに誰かがいて、一緒に空を見上げる瞬間はすごく素敵だと思いました」。

――なるほど。そうですね。

「瀬戸さんとの距離感も、最初の1週間は、お互い『どんな方だろう?』って探り探りで、本当に陽茉梨と心みたいな感じだったんです。でも、お月見のシーンは1週間経った頃で、何となく瀬戸さんのことも理解してきて、現場で助けていただくことも多かったので、そういう気持ちとも照らし合わせて演じられました」。

――抱き合ったりするシーンは、後半は増えていくんですか?

「どんどん増えます。ああいうシーンは、とにかく緊張しました。そういう役が今まであまりなかったので。結構近づいているつもりでも、カメラを通すとわりと離れて見えるので、『もっと近づくんですか?』みたいな感じで恥ずかしかったです(笑)」。

――そういうシーンを自分でオンエアで観ると?

「テレビで観ると、自分もイチ視聴者として『うわーっ!!』みたいな感じになります(笑)」。


――関東では土曜の深夜2時30分から放送されていますが、リアルタイムで観ているんですか?

「普段はその時間は寝てますけど、私はオンエア前にもらった完パケを観てなかったんです。1話は携帯よりテレビで観たくて。それで実際に1話を観たときは、エンドロールで自分の名前が最初に出てきて『おーっ!!』と感動しましたし、達成感を改めて感じて、ちょっとホッとしたりもしました。『やっとお話がスタートを切った』という感覚は、映画とはまた違いました」。

――2話以降もリアタイ視聴していて?

「はい。観終わると寝られません。興奮しちゃってアドレナリンが出て、すぐ眠りにはつけない感じです。『あのシーンはどうなっただろう?』とか、いろいろ気になるところもありますし、録画をもう1回観て、あれこれ考えることもあります」。

 
 

プロポーズは豪華でも地味でも
窓があるところでしてほしい(笑)

 
 

――このドラマ絡みのインタビューで理想の結婚相手を聞かれると、琳加さんは「機械が得意な人」を挙げていますね。自分が苦手だからとのことですが……。

「本当に機械は苦手なんです。自粛期間中にバラエティにリモート出演させていただいたとき、機材が家に送られてきたんですけど、もう『なに?』という(笑)。説明書は付いていても初めて見るコードがいっぱいあって、『ヤバい! ヤバい!』となっていました。当日に繋がらないと怖いので、前日の夜から説明書とにらめっこして、何とかセットしました」。

――じゃあ、パソコンの接続も大変?

「そうですね。パソコンは持ってますけど、全然使ってません。メアドを2個作るだけでも、本当に苦労したので。そんな感じだから、お母さんにはずっと『機械に強い人と結婚したほうがいいよ』と言われています(笑)」。

――他にも機械で苦労したことはありますか?

「家族全員、機械が苦手で、機械との相性も悪いみたいなんです。家電でも携帯でも買うとだいたい、『あれ? おかしい』となることが多くて。電源がつかないとか、機能しないとか、カメラだとズームしないとか……」。


――使い方が違っているわけではなくて?

「そうではないんです。同じ家電屋さんに持っていくと『壊れてますね。すみません』と交換してもらえるので。本当に家電運に恵まれていません(笑)」。

――結婚相手に関して、外見の条件もありますか? 琳加さんと釣り合うくらいの美形でないとダメですか?

「外見は全然気にしません。それより内面を見たいです。ギャップがある方はいいなと思います。一見クールで話しにくそうで、実際にしゃべってみたら波長が合ったとか」。

――「マリーミー!」は「結婚しよう!」という意味ですが、理想のプロポーズはありますか?

「エーッ!? どうしよう? ベタに豪華でも、おうちでこじんまりでも、どっちでもいいです。初めてのデートの場所でもいいなと思います」。

――ナインティナインの岡村隆史さんは駐車場でプロポーズしたそうですが。

「ああ……。私は窓があるところのほうがいいですね。夜景が見えていたり、おうちでも日差しが入ってきてたり。そこだけはちょっと、こだわらせてください(笑)」。

――結婚したら、どんな家に住みたいですか? 陽茉梨たちが住んでいるような大きな一軒家がいいですか?

「あの家は縁側もあるし、とにかく広いので過ごしやすかったです。おばあちゃんの家に行った気分にもなれました。畳があったり、匂いも懐かしい感じで落ち着けて。私は一軒家でもマンションでも、日差しがきれいに入るところがいいです。日光が大好きなので」。

――陽茉梨の飼い猫の桃太郎は、琳加さんに懐いてました?

「懐いてくれたのかわかりませんけど、出演作もいっぱいあるベテランの猫さんで、すごくおとなしくて。私は猫を飼ったことがなくて、最初は触り方も恐る恐るでした。でも、慣れたらすごくかわいくて、今になって飼いたいと思うくらいです。撮影が終わってから、ロスになりましたね(笑)」。

――猫と犬なら猫派なわけですか?

「今までは犬を飼いたかったんですけど、猫がいいなと思うようになりました。触り心地がいいし(笑)、気ままな感じもかわいかったです」。


――今年も残り1カ月半を切りました。琳加さんは年明けに成人式、2月に20歳の誕生日があります。

「まだ前撮りをしてないので、ヤバいですね(笑)。でも、早く20歳になりたいです。4カ月くらい前までは、10代でもいたいし20歳にもなりたい、どっちつかずの気持ちだったんです。でも、今は周りの子がみんな20歳になって、大人の方と接する機会も増えて、『できることがいっぱい増える』とプラス思考になりました」。

――20歳になったら、どんなことをしたいですか?

「一番は、中学時代の友だちと乾杯したいです。20歳にならないと、できないことなので」。

――前回の取材では「20歳になるまでにブラックコーヒーを飲むのが目標」とのことでした。

「アイスありのコーヒーフロートなら飲めるようになりました」。

――前の取材のときもそう話してましたけど(笑)。

「変わってないんです。コーヒー屋さんに行っても、レモネードを頼んでしまって(笑)」。

――冬は好きな季節ですか?

「正直、苦手です。四季では夏が一番好きなので、寒いと家に籠っていたいタイプですね」。

――音楽好きの琳加さんとしては、冬に聴きたくなる曲はありますか?

「最近ハマっているのがラッパーのRin音さんで、『snow jam』という曲から聴き始めたんですけど、まさにエモいと言いますか、寒い日に聴きたくなる感じです。あと、Vaundyさんも最近好きなので、そのお2人の曲を凍えながら聴きたいと思います(笑)」。


――サンタさんはもう来てくれないかもしれませんが(笑)、頼めるなら欲しいプレゼントはありますか?

「あります。何からにしよう(笑)? 引っ越したわけではないですけど、家具が気になっていて、いろいろ欲しくて。特に机を新調したいです。今はただの“デスク”みたいになっているので、勉強することはちょっと置いておいて(笑)、メイクなどができる台にしたいです」。

――見た目にもこだわります?

「白と黄がミックスされたような、ほっこりする感じのものがいいですね」。

――「マリーミー!」はクライマックスに入ります。

「陽茉梨ちゃんが悩んでしまう回が増えたりもして、それを心さんがどう解決していくのか? 家族としての愛が深まってきたところで、2人がどういう決断をするのか? ラストに向けて、どんどん盛り上がっていくので、ぜひ注目していただきたいです」。

 
 


 
 

久間田琳加(くまだ・りんか)

生年月日:2001年2月23日(19歳)
出身地:東京都
血液型:AB型
 
【CHECK IT】
2012年に「nicola」(新潮社)のモデルオーディションでグランプリとなり、2017年3月まで専属モデルを務める。2017年8月から「Seventeen」(集英社)の専属モデルに。女優として映画「ミックス。」、「青夏 きみに恋した30日」、「ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~」などに出演。「ガールズクラフト」(NHK Eテレ/金曜19:50~)でMCを担当。ドラマ「マリーミー!」(テレビ朝日/土曜26:30~、ABC/日曜23:25~ほか)に出演中。ラジオ「久間田琳加 りんくま*めがへるつ」(文化放送/月曜23:30~)でパーソナリティを務める。1stスタイルブック「明日、もっとキレイになる りんくまがじん」、1st写真集「りんくまちっく」(共に集英社)が発売中。
詳しい情報は公式HPへ
 
 

「マリーミー!」

詳しい情報は「マリーミー!」公式サイトへ
 

 

 

 
 
 
 

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