篠山紀信 「laugh&smile」平手友梨奈②

篠山紀信「laugh&smile」平手友梨奈

STYLING=原朱美 HAIR&MAKE=伊藤吉範
INTERVIEW=西中賢治

かわいいだけじゃない、まっすぐな心を持った少女

平手友梨奈(ひらて・ゆりな)
生年月日:2001年6月25日(14歳)
出身地:愛知県
血液型:O型
 
 
【CHECK IT】
乃木坂46につづく“坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ、欅坂46の最年少メンバー。2015年8月にお披露目されて以来、ステージデビューに向けてレッスンを重ねている。2016年1月30日(土)、国立代々木第一体育館で行われる「ALL LIVE NIPPON Vol.4」に出演が決定!
 
 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 


 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

“キレイ”よりも“かわいい”と言われたくて

 
 

――平手さんの性格をもう少し詳しく聞きたいと思います。周りの人からはどんな風に言われますか?
「『おっとりしてるね』ってよく言われます。いつも笑っているからか、『何も考えてなさそう』とも言われます。ちゃんと人並みに考えてるつもりなんですけど(笑)」。

――欅坂46のメンバーの中では最年少ですが、やっぱり妹キャラなの?
「それが、あんまり妹扱いされてないんです。背も高いし、顔も老けてるから、『中学生っぽくないね』って言われてて(笑)。1歳上の原田葵ちゃんのほうが、元気でにぎやかなので、妹キャラですね」。

――実は以前にも、僕は平手さんとお仕事をさせてもらったことがあるんですよね。そのとき、「すごくしっかりした子だな」と思ったんです。帰る前にちゃんと椅子を片付けるし、丁寧にお礼を言ってくれるし。
「うふふ、ありがとうございます。自分ではしっかりはしてないと思います。でも、仲良しのメンバーの鈴本美愉からは、『しっかりしてるね』って何回も言われました」。

――しつけが厳しかったのかな?
「たぶん、バスケをやっていたからだと思います。もともと、小学校2年生のときからバスケのクラブに入っていて、中学の部活もバスケ部でした。特に部活は厳しかったので、そこで鍛えられたんだと思います」。

――小学校でバスケをはじめたきっかけは?
「保育園のころから仲の良かった友達がバスケをしていたので、『私もやりたい!』って思って。毎日のように練習があったんですけど、バスケが好きだから、楽しかったです!」。

――ポジションは?
「一応、センターです。ゴール下をいつも守ってました」。

――おぉ、背の高い人がつくポジションですね。今の身長は160.2cmと、平均より高いですが、昔から大きかったの?
「いえ、そこまで大きいほうじゃなかったんですけど。小6の時にグッと伸びて、1度止まって、中学に入ってからまた伸びました。たぶん、部活の練習が厳しくて伸びたんだと思います(笑)」。

――成長痛でヒザが痛くなったりもする?
「え、痛くなるんですか? 経験ないです……」。

――ということは、まだ伸びそうですね。
「いえ、もういいですっ! ホントは159cmくらいがよかったんです。いつも『デカい』って言われてたし、欅坂46の中では大きいほうになので。女の子は小さいほうがかわいいなって思います」。

――“かわいい”と“キレイ”、どっちって言われたい?
「“かわいい”です!」。

――そうなんだ。髪がショートなので、ボーイッシュな印象もありますね。
「小学生のころは長かったんですけど、中学でバスケ部に入ったときに、ばっさり切りました。そのときはベリーショートにしてて、男の子みたいに短かったんですよ。シャンプーの量が少なくて済むから、『ショートって楽ちんだな〜』って思います(笑)」。

 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

ここだけの話?あのメンバーの素顔

 
 

――バスケ以外に、習いごとはやってましたか?
「3歳から12歳までピアノを習っていて、5歳から13歳までバレエをやってました。小学生の頃は、平日は毎日バスケ、土日はピアノとバレエっていう感じでした」。

――運動に音楽と、パフォーマンスの基礎がしっかりしてそうですね。今、ダンスのレッスンを受けていると思いますが、上達が早いのでは?
「う〜ん、ダンスはやっぱり大変です……。カッコよく見せるために、手の角度を研究したりしなきゃいけないので。レッスン場や寮の部屋で、鏡を見ながらいつも練習しています」。

――レッスンで泣いちゃったりすることも?
「ないです! 私、泣きたくないんです。負けず嫌いなので、涙を流してるところを人に見せたくなくて」。

――骨がありますね。じゃあ、欅坂46に入って、一番楽しいことは?
「寮母さんの作ってくれたご飯を食べること! なんでもおいしいので、幸せです」。

――特に好きなメニューは?
「チキンカツです! カロリーを考えて、ささみで作ってくれてるのもうれしいポイントです。でも、おかずにかけるミソが寮にはないので、今、実家から『つけてみそかけてみそ』を送ってもらえるようにお願いしています(笑)」。

――愛知の家庭には必ずあるという、チューブ式のミソですね(笑)。鈴本美愉ちゃんと仲がいいということですが、仲良くなったきっかけは?
「同じ愛知県出身だから、寮に入る前はいつも一緒に新幹線で東京まで通ってたんです。そのころからもう仲良しでした。今、寮でも一緒で、いつも私の部屋に来てもらって一緒に寝たりしています。大ざっぱなところが私と似てて、ホントに面白くて……あははは!」。

――今、何か思い出し笑いしましたね(笑)。内容を教えて下さい。
「(顔を真っ赤にして)ちょっとこれは……書いちゃダメです(笑)」。

――寮生活は楽しそうですね(笑)。では、最後にこれからの目標を教えてもらえますか?
「はい。アイドルは、ファンの方に勇気を与えられるお仕事だと思うので、私もステージに立って、みなさんに勇気を与えられるような存在になりたいです」。

――しっかり答えがまとまってますね。平手さんもアイドルから勇気をもらった?
「はい! 乃木坂46の白石麻衣さんや生駒里奈さんが、苦しみに打ち勝ってキラキラしている姿を見て、『私も自分を変えたい』って思えたんです。アイドルは誰もがなれるものじゃないと思うので、せっかく欅坂46に入れてもらったからには、私も人を勇気づけられるようになりたいです」。

(インタビューを終えて)

とにかく素直で、まっすぐ。楽しい話をしているときは、顔が真っ赤になるほど笑ってくれる。色白で華奢だが、若草のように内側から生命感を放っている、という印象だ。しかも、根が真面目で、スタッフも「一度注意したことは忘れないんです」と太鼓判を押す。そんな彼女を見ていると、冗談ではなく“100年に一人の逸材”というフレーズが頭に浮かんだ。中学生らしい素直さと、この真面目な性格に触れれば、誰もが応援せずにはいられない、太陽のような少女だ。

 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 


  
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