やっぱり、西野七瀬②

やっぱり、西野七瀬②

PHOTO=長野博文 STYLING=原朱美
HAIR&MAKE=伊藤吉範 INTERVIEW=斉藤貴志

「悲しみの忘れ方」で変わった控えめな西野七瀬の気持ち

西野七瀬(にしの・ななせ)
生年月日:1994年5月25日(21歳)
出身地:大阪府
血液型:O型
 
 
【CHECK IT】
2011年8月21日に乃木坂46の1期生オーディションに合格。2012年2月22日発売の1stシングル「ぐるぐるカーテン」で選抜メンバーとしてCDデビュー。2014年4月2日発売の8thシングル「気づいたら片想い」で初のセンターに。2015年には、2月に1st写真集「普段着」を発売。4月から「ピザハット」CMに出演中と、ソロでも活躍。同月から「non-no」(集英社)の専属モデルも務めている。7月から放送された連続ドラマ「初森ベマーズ」(テレビ東京系)では、ななまる役で主演した。12月31日(木)19:15~「第66回NHK紅白歌合戦」(NHK)に念願の初出場!
 
 
 
詳しい情報は乃木坂46公式サイト
 
 


 
 

やっぱり、「悲しみの忘れ方」

 
 

――乃木坂46のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」を観て、西野さんが胸に来たのはどの辺でした?
「涙が流れた箇所があって、自分のところではなく、生駒(里奈)ちゃんのお母さんの言葉でした。『どうして他人に自分の娘の悪口を言われなきゃいけないのか。どうしてそれで娘が苦しまなきゃいけないんだろう?』みたいなお母さんの気持ちのところで、泣きました」。

――西野さんのお母さんの率直な言葉も染みました。
「あまり覚えてないんですけど(笑)。何を言ってましたっけ?」。

――一人暮らしを始めた西野さんを訪ねて「娘は自分がいないと何もできないと思っていたからショックだった」とか。
「そうだ。お母さんがいないと生きていけないように育ててしまった……みたいな話があって、『エーーーッ!?』となりました。ありがたいですけど、私は自分1人で何でもどんどんできるようになりたかったので。お母さんがそう思っていたことは映画を観て知って、『そうだったんだ』と思いました」。

――映画では、西野さんが結成初期からの上京について「大阪に帰っても居場所がない。私にはここしかない」と話していたシーンもありました。
「焦りが大きくて。これからどうなっていくのかわからないうえに、平日のレッスンが受けられずに東京のみんなより遅れて、せっかくオーディションに受かったのにチャンスがなくなったらどうしよう……と思ったんです。それで自分から『早く東京に行きたい』と言いました」。

――さっき「変わった部分が多い」という話がありましたが、当時と今で、西野さんのどんなところが変わったと思いますか?
「グループ全体のことを考えるようになりました。乃木坂46はどう見られているのか。どんなイメージなのか。そういうことですかね。始めは自分1人のことで精一杯でしたけど、センターを何度かやらせてもらって、普通にテレビを観る人は絶対に真ん中の人から見るじゃないですか。その位置に自分がいるなら『ちゃんとしてなきゃ』と思うようになりました」。

――ちょっとくだらないことを聞きますが、映画では西野さんの小ざっぱりした部屋も出ていましたよね。撮影が入る前に掃除したんですか?
「しました。それで、あんな殺風景になりました(笑)。最近は普段から、ちゃんと片づけができるようになりましたけど。昔は服も脱いだらそのまま。『あとで片づけよう』みたいな。洗濯はかろうじてやってましたけど、散らかっていても平気なタイプなので、気にしなかったんです。でも、最近は片づけてますよ」。

――服はちゃんとクローゼットに?
「入れてます。帰ったら、ちゃんとハンガーにかけて。それも変化ですね。今年になってからの」。

――他にも、女子力アップ的なことはしていますか?
「最近やっと料理を始めたんですよ。ここ1ヵ月ぐらいからで、まだ本当に初心者ですけど。豚の生姜焼きだったり、きのうも初めてハンバーグを作りました」。

――自分でこねたりしながら?
「肉と卵や牛乳を混ぜて。叩いて空気を抜くんですよね? 空気を抜かないとボロボロになっちゃうから、くぼませて……とか、全部調べて作りました。フライパンでひっくり返すタイミングがわからなくて、ちょっと焦げちゃったんです。でも、まだ材料があったから『もう1回』ってやったら、うまくできました。火がちゃんと通っていたのかわからなくて、食べる前に全部真っ二つに切って確認しました(笑)」。

――それをSNSに上げたりは?
「上げてません。写真も撮ってません。恥ずかしいので……」。

――ファンが見たら、たまらないと思いますが。
「自信を持って『100%のものができた』と思えたらアップします。でも、まだまだです」。

――味の方はどうだったんですか?
「めっちゃおいしくて、ビックリしました。片面は焦げていても片面はいけて、味は全然大丈夫だったので良かったです」。

――料理の才能もあるのかも。
「料理するのはすごく楽しいなー、と思います。初心者だから、絶対に成功しないんです。わからないことが多くて、調味料も最近揃えて、お酒とミリンの重要さも知りませんでした。作っているときは不安で『これは成功するんだろうか?』と思うんですけど、それが楽しいんです」。

 
 

やっぱり、「どいやさん」

 
 

――最近、西野さんが作ったキャラクターの「どいやさん」を目にする機会が減った気がしますが。
「最近は描いてないんですよね。新しくファンになった方にも『どいやさんのグッズが欲しいけど売ってない』と言われます。だから、また新しいグッズができたらいいなと、野望があります」。

――撤収に入ったわけではないんですね。
「もちろん。どいやさんはまだまだこれからも、頑張っていきたいです」。
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 


  
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