≠ME(ノットイコールミー)短期集中連載 私服でポン! 1人目 尾木波菜

≠ME短期集中連載 私服でポン! 1人目 尾木波菜

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 

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=LOVEの姉妹グループとして結成されて1年が経った≠ME(ノイミー)。メジャーデビュー前から人気沸騰の中、私服グラビア連載がスタートします。トップバッターは尾木波菜。かわいく人懐っこく、意識も高い16歳。私服は白や黒が多いそうですが、今回は「春がテーマなので緑に挑戦しました」とのこと。今月からはじまる「≠PRESS」にも私服バージョンの生写真がもれなく付いています! 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

ノイミーに入ってから1年で
泣かないようになりました

 
 

――“波菜(はな)”さんって、素敵な名前ですね。

「でも、適当に付けられたんですよ(笑)。千葉の子だから、九十九里浜の“波”と県の花の“菜の花”から取ったと聞きました」。

――自分では気に入ってます?

「はい。“はな”はわりと定番な名前ですけど、同じ字の方は見たことないし、見た目がかわいい漢字で好きです」。

――なかなか読まれにくかったりもしますか?

「『ななちゃん?』と言われたりします。それより名字と名前で4文字で、電話で歯医者さんの予約を取るときとか、『オギハナです』と言っても『オギハラさんですか?』と聞かれたりするのが、ちょっと大変です(笑)」。

――学校では“オギハナ”と呼ばれていたり?

「中学ではずっと“オギハナ”でした。ノイミーでのニックネームは『オギハナこと尾木花菜です』だとちょっと変な気がして、“はにゃたん”にしたんですけど、それもそれで『変えたいかな』と思っちゃうんですよ(笑)」。

――自分で決めたのに(笑)?

「言いにくいし、自分で“たん”と付けたのも恥ずかしいなと、今さらながら思ってしまって(笑)」。

――でも、定着しましたからね。特技はバトントワリングと側転とのことですが、部活でやっていたんですか?

「そうです。中学受験したんですけど、バトントワリング部に入りたくて、その学校を受けました。バトンを投げて側転して取る練習もしたり、もともと体操をやっていたから、アクロバットとか片手側転とか、いろいろできます」。

――体操は本格的にやっていたんですか?

「選手育成コースみたいなのに入っていて、跳び箱とかめっちゃやってました。ノイミーの中で体は一番柔らかいと思います」。

――脚が180度開いたり?

「そんなには開きません。120度くらい(笑)? でも、そういうのは最初の頃に言っていた特技で、バトントワリングもやめて1年以上経ってしまったので、最近は“タピオカの早飲み”を特技にしています」。

――そんなに早く飲めるんですか?

「すごいですよ。普通のサイズは10秒ちょっとで全部飲めます。吸引力が強いのか(笑)、1リットルのお茶も、レッスンの休憩中に半分以上なくなったり。飲むのも食べるのも早いんです」。

――その特技は、友だちとごはんを食べたりしていて気づいたんですか?

「そうなんです。私が注文したものが先に来ると、友だちのが来る前に、全部なくなっていることがよくあります(笑)」。

――ゆっくり味わって食べようとはしないんですか(笑)?

「何か記憶にないんですよ(笑)。早く食べるつもりはなくて、いつの間にか消えているんです(笑)」。

――中学受験をしたということは、勉強も頑張っていたんですか?

「小学6年生のときはやってましたね。受験を決めたのは小5の終わりで、本格的に勉強を始めたのは小6の夏ごろ。それからはずっと勉強していて、夏休みもなかった気がします」。

――自分から受験したいと?

「はい。高校受験をしたくなくて、『だったら中学で受験しちゃう?』みたいなノリで、中高一貫の学校に入りました。でも、ノイミーのオーディションに受かって、結局別の高校を受験しないといけなくなったんですけど(笑)」。

――ノイミーのオーディションと受験シーズンが重なっていたのでは?

「ノイミーに受かってから、ギリギリ滑り込みで今の高校を受けました」。

――高校生になると同時にノイミーでの活動も始まって、人生が激変したでしょうね。

「生活も一変したし、考え方がこの1年で大人になったと思います。もともとネガティブ思考だったんです。そう見えないと言われますし、ファンの方の前では落ち込んでる姿は見せませんけど、自分の中では1個1個の行動を後悔したり、すぐ泣いてしまっていたんです」。

――レッスン中とかにも?

「私はもともとダンスも何もやってなかったので、レッスンで全然できなくて、合宿がつらくて、みんなの前で泣いちゃったりしていました。でも、『泣いても何も変わらない』と思って、いつの間にか泣かない自分になっていた気がします。それは大きな変化でした」。

――今は泣きたくなったら、どうしていますか?

「メンバーに話を聞いてもらったりします。この前も蟹沢萌子と夜中にずっとLINEして、相談に乗ってもらいました。泣いて感情を出すより、誰かに話して解決するようになりました」。

――ダンス自体も今はバッチリになってきたようで。

「いやいやいや。今でも全然ダメだなと思います。自分ができるようになった分、もともとできた子はどんどん上手くなっていくので」。

――振り覚えは早くなったのでは?

「それはすごく早くなりました。『≠ME』の振りを入れるときは、1週間ぐらい頑張って、やっと覚えた感じでしたけど、『君の音だったんだ』のときは振り入れが2日間あって、1日目で入れた振りを次の日までちゃんと覚えていたのが、自分ですごいなと思いました(笑)。最初はステージに立つのが怖かったのが、ライブでの見せ方もどうしたらいいかわかってきた気がします」。

――どんなことを意識しているんですか?

「できるだけたくさんの方と目を合わせるようにしています。私のことを見て元気になってもらったり、せっかく来てくださったからには喜んで帰ってもらえたらいいなと。『今日は目が合わなかった』と誰にも言われないようにしたいと、最近すごく思います」。

――自分でもアイドルのステージを観て、元気になったことがあるんですか?

「あります。アイドルさんが好きで、イコラブ(=LOVE)さんも初期から観てましたし、指原(莉乃)さんがいた頃のHKT48さんのライブ映像は今もよく観ます。指原さんの卒業のときはメンバー全員が過呼吸になるくらい泣いていて、それほど必要とされる存在だったのはすごいし、私もああいうふうになりたいと思います」。

 
 

異世界アニメのイケメンに転生して
ヒロインと結婚する妄想をします(笑)

 
 

――歌うことはもともと好きだったんですか?

「音痴なのは自覚していて(笑)、今も歌詞を覚えるのも音程を合わせるのも苦手ですけど、歌うのは好きです。小学生の頃は歌いながら登校してました。帰り道でたまたまお母さんが後ろから来て、『何で1人で歌っていたの? 変な子だったよ』と言われたのを覚えています(笑)」。

――カラオケにも行きますか?

「結構行きます。1人でも行きますし、妹や友だちと行ったりもします。アイドルさんの歌やアニソンに、バンドの曲も歌います」。

――必ず歌う曲はありますか?

「Buono!さんの『初恋サイダー』ですね。鈴木愛理さんが大好きなんです。あの歌い方をしたくて、ずっと歌っています」。

――鈴木愛理さんは「アイドルが憧れるアイドル」と言われてましたが、波菜さんも憧れる1人でしたか。

「尊敬するところがいっぱいあります。技術面でもお手本にしたくて、動画をずっと観てしまいます。本当にかわいくて、グループを卒業しても永遠のアイドル感があるのも好きで。私の中では、鈴木愛理さんと指原さんが尊敬するアイドルです」。

――今までのノイミーの活動で、特に印象的だったことは?

「イコラブさんとノイミーでやった『24 girls』です。あのときに私の中でいろいろなものが変わりました。さっき言ったメンタル面もそうですし、まだTIFに1度出演させていただいただけで経験もなくて見せ方がわからなかったのですが、間近でイコラブさんの表現や歌を見て勉強になりました」。

――最近はオフの日は何をしているんですか?

「おうちでゴロゴロしてアニメを1日中観ている日もあれば、外に遊びに行く日もあります。日によって違いますね」。

――アニメはどんなのを観ているんですか?

「アイドルに興味を持ったのが『ラブライブ!』や『アイカツ!』からで、『ポケモン』みたいな普通のアニメも、ジャンプ系の『ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)』や『黒バス(黒子のバスケ)』も好きで、本当に何でも観ます。でも、特に好きなのは異次元系。もともと『SAO(ソードアート・オンライン)』がすごく好きだったんです。新シーズンも配信で観ていて、ああいう異世界に自分が飛び込みたいという、叶わない夢があります。そういうアニメに出てくる女の子が好きなんです」。

――イケメンキャラではなくて?

「女の子一択です。『青ブタ(青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない)』というアニメでバニーガールの格好をしている先輩と、私がイケメンキャラに転生して結婚したいと思ったり(笑)。ヒロインを見て『この子と暮らしたらどうなるだろう?』とか想像するのが好きです」。

――ディープな楽しみ方ですね(笑)。

「そうなんですかね? ひたすら女の子のキャラを見ています。アニメを観ている間は現実でつらいことがあっても忘れられるし、語れと言われたらいくらでも語れるくらい、アニメは大好きです」。

――ヒロインの中でも特に好きなキャラクターは?

「やっぱり『SAO』のアスナちゃんかな。永遠の憧れ感があります。見た目からどタイプで、騎士団を率いていたり強いんですけど、キリトくんの前では急に泣き出したり、実はか弱いところがたまらなくて。『私が一生守ってあげたい!』と思いますね(笑)」。

――「ラブライブ!」では?

「μ’s全体が好きですけど、誰か1人と言われたら、えりち(絢瀬絵里)です。強がりなお姉さんキャラが好きかもしれません。現実のアイドルだと、ショートカットのかわいい系が好きなんですけど。ノイミーでは萌子が一番の推しメンです」。

――では最後に、今後の活動で力を入れたいことは何ですか?

「やっぱり歌ですね。人を感動させられる歌を歌えることが一番の目標です。イコラブさんのツアーでオープニングアクトをやらせていただいたあと、そのままライブを観ていたら、涙が出てきました。指原さんの最後のライブでも自然と涙がこぼれて、心がギュッとなる感じの歌が本当にすごいと思いました。自分でもそういう表現ができるようになりたいと、すごく思います」。
 
 

 
 

 
 

 
 

尾木波菜(おぎ・はな)

生年月日:2003年5月8日(16歳)
出身地:千葉県
血液型:B型

尾木波菜 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。4月29日(水)に発売される=LOVEの7thシングル「CAMEO」のカップリングに≠MEの新曲を収録。
詳しくは≠ME 公式HPへ

 
 

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