≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 2人目 落合希来里

≠ME連載 私服でポン! 2人目 落合希来里

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
今年メジャーデビューする≠MEメンバーの冬の私服グラビア連載。2人目は落合希来里です。この企画のために毎回コンセプトを考えてくれていて、今回は「ずっと憧れで勇気を振り絞って買いました」というニーハイブーツを軸にしたコーデを披露。
 
 

 
 

 
 

 
 

グループで一番の寒がりなので
1人だけジャケットを着てたり(笑)

 
 

――ブーツを履くのって、勇気が要るものなんですか?

「そうですね。見た目が派手な感じなので、『私なんかが履いて大丈夫かな?』と思っていました。『P.I.C.』の衣装で履かせていただいたら、やっぱりかわいくて、ずっと欲しかったんですけど、なかなか良いものに巡り会えなくて。そしたら、イコラブ(=LOVE)さんの佐竹のん乃さんがブーツを履いていて、『かわいいですね』と言ったら、『きらりんとお揃いにしよう』と言ってくださったんです。それで、のん乃さんと同じブーツを買いました。これからはいっぱい履こうと思っています」。

――のん乃さんのことは「相談するとすぐに返事をしてくれて」とのツイートもありました。

「こちらから何も言わなくても、定期的に『きらりん、大丈夫?』って心配してLINEをくださったり、すごく支えてもらっています」。

――今回のコーディネートは、ブーツから合わせていった感じ?

「スカートはもともと持っていたお気に入りで、ちょうどいいミニ丈なので、ブーツに合うなと思って、それに合わせてトレーナーを買いました。HUSTLE PRESSの撮影は今回が3回目じゃないですか。1回目は子どもっぽくて、2回目は女の子らしい感じだったから、今回はポップというか元気系にしてみようと。赤いリボンはお洋服のロゴに合わせたのと、ブーツとスカートが派手な色ではないので、ポイントとして付けました」。

――オシャレのセンスが発揮されましたね。ところで唐突ですが、希来里さんは地元・栃木への郷土愛は強いですか?

「すごく強いです」。

――去年の都道府県魅力度ランキングで、最下位になってしまいました。

「そうなんですよね。『何でだろう?』と思います。世界遺産の日光東照宮とか観光地もいっぱいあるし、佐野ラーメンとかいちごとか餃子とかおいしいものも多いし、もっともっと知っていただきたいです。大島優子さんも栃木出身です」。

――いずれは、栃木といえば落合希来里、となりますよね?

「そうなれるように頑張ります。みるちゃん(本田珠由記)も栃木出身なので、一緒に大きくなっていければ」。

――イベントのときに本田さんの髪を巻いてあげたそうですね。

「『うまく巻けな~い』と言っているのを見ると、ほっておけないです(笑)。みるちゃんは出身地が同じこともありますけど、私の妹的な存在なので」。

――さっき佐竹のん乃さんの話が出ましたが、イコラブでは髙松瞳さんと休業中も定期的に会っていたとか。

「お話しするようになったのは、握手会か何かのとき、瞳さんが『私、きらりんの顔が好きなんだよね』と言ってくださったのが始まりでした。瞳さんからそんなふうに言ってもらえるなんて思ってなくて、すごく嬉しくて。おととしの『24girls』が終わってから、一度ごはんに行かせていただいて、一緒にいると楽しいし、相談したときは的確なアドバイスをくださって。定期的に会って、そのたびに悩みとか相談させていただいてます」。

――特に響いた瞳さんのアドバイスは?

「瞳さんはすごくポジティブで、明るく元気な方なので、私がドヨーンとしていると『プラスに考えたほうがいいよ』と言ってくださいます。それで私も最近はマイナス思考ではなく、『こういうことがあったけど次に活かそう』とポジティブに考えられるようになりました」。

――復帰した瞳さんから、これから学びたいことも?

「大きなステージに立っても堂々とされているなと、すごく思うんです。私は去年の『24girls』で初めてアリーナの会場に立って、緊張して上手くできないところもあったので、瞳さんのような芯の強さみたいなものを持てるようになりたいです」。

――今回は“冬”をテーマにお話をうかがっていますが、希来里さんにとっては、どんな季節ですか?

「寒いです(笑)。私、本当に寒いのが苦手で、ノイミー(≠ME)で一番の寒がりなんです。夏にみんなが暑くて冷房をつけると、私は鳥肌が立ってしまって、上着を着たりします」。

――みんなが快適な冷房が希来里さんには寒いと。

「体質的に汗をあまりかかないので、夏は得意ですけど、冬は本当にダメです」。

――学生時代の冬は、登校とかどうしていたんですか?

「両ポケットにホッカイロを入れて、マフラーも手袋もして、ヒートテックを着て……と完全防寒で出掛けていました(笑)。体育の授業では、ずっと友だちにくっついていて」。

――仕事で死ぬほど寒い思いをしたことも?

「『君と僕の歌』のMVは、寒い時期に屋上っぽいところで撮影して、夜だったので、すごく寒かったです。みんなは踊ったこともあって、休憩中も衣装のままでしたけど、私はダウンジャケットがないと生きていけなくて(笑)、1人だけ、ずっと着ていました」。

――そこまで寒い撮影だったんですか。

「そうなんです。指もかじかんでしまって……。でも、私だけが寒がっていたかもしれません(笑)」。

 
 

冬といえばお鍋が好きですけど
一人鍋をしてると寂しくなって(笑)

 
 

――そこまで寒がりだと、冬は休みがあっても、家の中に籠りがち?

「それが、冬でもお外にいるほうが好きです。お母さんとお買い物に行ったりして、途中で屋台の大判焼きやたい焼きを買ってました。寒いから温かいものが、余計おいしく感じます」。

――そうですよね。他にも冬に食べたくなるものはありますか?

「冬といったら、やっぱりお鍋ですね。家族で食べるお鍋が大好き。キムチ鍋とかポン酢の水炊きとか。上京してからは、一人鍋をしています。好きな具材を買ってきて、鍋の素みたいなのにポンと入れて、簡単なものを作って食べますけど、ちょっと寂しいです(笑)。だから、この前帰省したとき、お母さんに『何が食べたい?』と聞かれて『鍋!』と言って、作ってもらいました」。

――そんな中で、冬の思い出は何かありますか?

「クリスマスは1年の行事の中で一番好きです。小さい頃は毎年、サンタさんにお手紙を書いて、ベッドの横のテーブルに置いておくと、次の朝、プレゼントとサンタさんからのお返事が届いていたんです。だから、お手紙に添えて折り紙でサンタさんを作ったり、いろいろやってました」。

――サンタさんからのお返事の字に、見覚えがあったりはしませんでした(笑)?

「その頃は本当に信じていたので、素直に嬉しくて、宝物箱みたいなところに入れてました。プレゼントは(ニンテンドー)3DSとか、『ホイップる』というクリームでかわいいものを作るキットとか、遊ぶものが多かったと思います」。

――冬に出掛けるとしたら、どんなところに行きたいですか?

「イルミネーションは地元の小さいのしか見たことがないので、いつか大きい有名なところに行ってみたいです。あと、スキーがわりと楽しいことに、中学の体験学習で気付きました」。

――体験ですぐ滑れるようになったんですか?

「最初は全然滑れなかったのが、最終日にすごく上達しました。イコノイの社員旅行でもスキーをやりましたけど、今度プライベートで滑りに行きたいです」。

――好きな冬の歌はありますか?

「BoAさんの『メリクリ』がすごく好きです。お姉ちゃんが聴いていて、影響を受けました。お姉ちゃんとはすごく仲良くて、『これいいよ』と教え合ったりしています」。

――年が明けたところで、2020年を振り返ると、希来里さんの中ではどんなことが大きかったですか?

「やっぱり自粛が多かったので、ちょっと寂しい気持ちもありましたけど、『24girls』が一番印象に残っていますね。メジャーデビュー決定の発表があった後の『≠ME』で、すごくジーンと来ました」。

――メジャーデビューしたら、何が変わりそうですか?

「まだ単独のイベントをあまりやらせていただけていないので、そういうものが増えるんじゃないかと思います。私は好きなアイドルさんのCDは、配信よりちゃんと現物が欲しくて買っていたので、自分たちが出せるのは嬉しいです」。

――去年、個人的に目覚めたようなことはありませんでした?

「映画やドラマをあまり観なかったのが、おうち時間が増えて、いろいろなジャンルを観るようになりました。恋愛映画もコメディもミステリーも観ますし、海外映画が好きで、自分の知らない世界に行く感じで楽しいです。配信のリストを見て、目についた面白そうなのをランダムに観ています」。

――特に面白かった作品というと?

「『バード・ボックス』という映画です。目隠しをして旅をするお話で、怖い映画かと思ったら、自分が予想した展開と全然違っていて、終わり方がすごく素敵。一番心に残ってます」。

――自分で女優をやりたい気持ちもありますか?

「まだ一度も経験ありませんけど、女優さんを見ていると、自分でない役になり切るのは絶対楽しいだろうなと思います。私、たまに遊びでヤンキー口調みたいになるときがあるんですけど(笑)、メンバーが『すごく好き』と言ってくれるんです。自分が普段見せない姿を見せるという意味でも、演技をやってみたいです」。

――ヤンキー口調って、どんな感じなんですか?

「内緒です(笑)。まだ公開したことがないので」。

――では、いつかヤンキー役で見られるのを楽しみにしています(笑)。2021年はどんな年にしますか?

「メジャーデビューさせていただくので、≠MEが一気に日本中、世界中に広まるように頑張って活動したいです。グループが大きくなるにつれて、自分も成長していかないといけないので、私を今知ってくださっている皆さん以外にも、たくさんの人に顔と名前を覚えてもらえるように、いろいろなルートで活動の幅を広げたいと思います」。

――どんなことに広げていこうと?

「パン関係だったり、落合希来里だからできることを見つけていきたいです」。

 
 

 
 

 
 

落合希来里(おちあい・きらり)

生年月日:2001年5月22日(19歳)
出身地:栃木県
血液型:B型

落合希来里 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの8thシングル「青春“サブリミナル”」のカップリングに≠MEの新曲「P.I.C.」を収録。2021年キングレコードからメジャーデビューが決定!
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

独特の世界観をかもしだす「P.I.C.」のMVはこちら!

 
 

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