≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 7人目 菅波美玲

≠ME連載 私服でポン! 7人目 菅波美玲

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
今年メジャーデビューする≠MEの私服グラビア連載の冬編。後半は21歳の誕生日が近づく菅波美玲からスタートです。初めて買ったというニーハイブーツに合わせたコーディネートをキメてくれました。
 
 

 
 

 
 

 
 

アニメは休みの日に1 シーズンを
全話観ないと気がすみません(笑)

 
 

――前回はお母さんチョイスの私服で、≠PRESSもその服での写真が掲載されました。お母さんは何かおっしゃってました?

「お父さんが『お母さんの話ばかりでズルい』と言ってました(笑)。だから今度、お父さんにも私服を選んでもらおうかと思っています」。

――お父さんもオシャレなんですか?

「わかりません(笑)。いつもお母さんが買ってきた服を着たりしているので。でも、お買い物に一緒に行ってみるつもりです」。

――美玲さんは秋に「絶賛模様替え中」とツイートしてましたが、終わったんですか?

「そうですね。ベッドの位置って重要じゃないですか。3回くらい移動しました。『ここかな? でも、エアコンの下だし』と思って、次はカーテンの下にしたら、冬場は寒くてベランダにも出にくくて。結局、元のスペースに戻りました(笑)」。

――では、何を替えたんですか(笑)?

「私は物を部屋の端っこに寄せがちなんです。オシャレな部屋にしたいと思って、物を置くラックを脇から真ん中にボーンと持ってきて、完了しました(笑)」。

――カーテンを替えたりとかは?

「しばらく前にエアコンが水漏れしてカーテンにかかってしまったので、この際新しくしようと、2年半ぶりに替えました。前はコーラルピンクみたいな色だったのを薄いピンクにして、部屋の雰囲気が少しだけ変わりました(笑)」。

――あと、「秋アニメ神アニメばっかりすぎて最強」ともありましたが、忙しい中でどういうタイミングでアニメを観ているんですか?

「リアルタイムではなかなか観られなくて、Netflixで観ています。休みの日はお昼から深夜くらいまで、ずっと観ちゃいますね。1日で1シーズン24話を観ないと、自分の気が済まなくて(笑)。お風呂でも携帯で観たり、電車の中でも観ちゃいます」。

――美玲さんが推す「ハイキュー!!」は原作の連載が終了しました。

「私はアニメ派です。原作で結末を知ってから観る方もいますけど、私は『ハイキュー!!』をずっとアニメで観てきたので、絶対アニメで完結させると心に決めています(笑)」。

――「少年ジャンプ」では「ハイキュー!!」が終わって、史上初めてスポーツ漫画の連載がなくなったそうですが、美玲さんはスポーツものも好きなんですよね?

「私自身が部活でスポーツをやってきたので、観ていると熱くなるんです。『負けちゃうの? 頑張れ!』って。相手チームにもストーリー性があったりすると、どっちも応援したくなっちゃいます」。

――スポーツアニメに廃れてほしくないと。

「そうですね。私が一番燃えたのは、やっぱり『ハイキュー!!』。中学生の頃から、友だちと『影山のサーブ、ヤバくない?』とか話していました。殺人サーブと呼ばれていて、決まった瞬間は鳥肌がすごくて。あの迫力が好きですね」。

――山口の無回転サーブも「いつも感動しちゃう」とのことでした。

「そうなんですよ。こっちまで緊張して、『頑張れ、山口!』って応援しています(笑)」。

――自分でやっていたテニスのアニメは観ないんですか?

「あまり観ないですね。お母さんが『テニスの王子様』を好きだったんですけど、私は自分でテニスをやっていただけに、『こんなの絶対できないよ』と思いがちです」。

――それを言ったら、「ハイキュー!!」もそうかも(笑)。それから、YouTubeチャンネルの企画では谷崎早耶さんと猫カフェに行って、楽しそうでした。

「私は実家でワンちゃんを飼ってますけど、猫ちゃんもかわいくて。『えっ、こんなに甘えるの?』みたいな。だけど気まぐれで、『さっきまで甘えていたのに』というところが逆にかわいくて、追いかけたくなっちゃいます。ツンデレにキュンときました(笑)」。

――今回は“冬”をテーマにお話をうかがっていますが、美玲さん的には冬というと?

「冬といえば、私の誕生日です(笑)」。

――2月5日ですね。

「小さい頃は『プレゼントがもらえる』と喜んでましたけど、今は誕生日は来てほしくなくて。年を取るじゃないですか(笑)」。

――まだ20歳で、そんなことを(笑)。

「20代になるのは『とうとう来てしまったか……』みたいな感じでした(笑)。お母さんからのプレゼントも、高校2年生が最後だった記憶があります。『お財布を買ってあげる』と言われたきり、2年、3年……と過ぎて(笑)。去年の誕生日もまた『お財布を買ってあげる』と言われたんですけど、まだ買ってもらっていません(笑)。誕生日プレゼントではなくパスケースを買ってもらって嬉しかったんですけど、やっぱりお財布がほしいなと。ずっとお母さんのお下がりを使っていて、ちょっとボロボロになってきたので(笑)」。

――自分では買わないで待っているんですね。

「そうなんです。ずっと新しいお財布を待っています(笑)」。

――20歳になってから間もなく1年ですが、何か変わったことはありました?

「アンケートとかを書くとき、10代、20代、30代って選択するところで、前は10代に丸をつけていたのが、20代にしないといけなくて『あーっ……』となるのが変わりました(笑)。他は10代のときとあまり変わらないですね」。

――美玲さんは東北出身なので、寒さには強いんですか?

「寒さには弱いです。暑さにも弱く、寒さにも弱い(笑)。冬はいつも、こたつにくるまっています。私の実家の地域では雪は少し積もるくらいで、ワンちゃんと一緒に走り回って体が冷えたあと、家に入って、こたつで暖まるのが幸せでした」。

――雪だるまを作ったりはしませんでした?

「屋根から落ちてくる雪が積もるので、小さなかまくらを作ったりしました。ワンちゃんは入れるけど、私はちょっと厳しいくらいの大きさです」。

 
 

私は最年長3人組の1人なので
お姉さん感を出していきたいです

 
 

――そんな中で、冬の思い出というと?

「お父さんが青森出身で、冬に行ったとき、雪の量がすごすぎて! 人の背を越えるくらい積もっていて、ビックリしました。つららもマンガで見る以上にとがっていて、『刺さったら死んじゃう』と思ったくらい。そんな冬の青森の景色は忘れられません。福島では雪だるまを作っても、腰くらいの高さが限界ですけど、青森では子どもの頃に、お兄ちゃんとでっかい雪だるまを作りました。手袋をして長靴を履いて、雪をマンガのようにゴロゴロさせるのが楽しくて、すごく達成感がありました(笑)」。

――逆に、福島ではそこまで積もらないんですね。

「私が住んでいたのは、積もらない地域でした。小学生の頃に一度、すごく積もったときがあって、めったにないから3時間目の授業をやめて、『みんなで外に行って雪で遊ぼう』みたいになりました。福島の冬の夜は、星が本当にきれいです」。

――冬でなくても、星はいっぱい見えるんですよね。

「はい。でも、冬は空気が澄んでいるので、よりきれいに見えて。東京だとビルが多くて『あれが一番星かな?』くらいなので、福島に帰ると、当たり前だった夜空に『こんなに広い! こんなに星がある!』と感動します。そんな空を見上げていると、やっぱりいいなと思います」。

――冬に遊びに行くなら、どんなところがいいですか?

「イルミネーションを見に行きたいです。高校生のとき、放課後に友だちと電車で3駅くらいのところに行くと、いつもは普通の街なのに、冬の夜は『こんなにきれいだった?』みたいになっていて、写真をパシャパシャ撮りました」。

――丸の内みたいなイルミネーションが地元にもあるんですか?

「そこまでではないですけど、きれいでした」。

――では、冬のデートの理想はありますか?

「食べ歩きですね(笑)。浅草とかに行って、小籠包とか湯気の出ている温かいものを食べて、お寺にお参りして、最後に鍋を食べます(笑)」。

――浅草デートとは、20歳のわりに渋いですね(笑)。

「でも、良くないですか? お寺で『寒いね』って言いながら、手をこすり合わせるとか。浅草は1~2回しか行ったことがないですけど、東京といえば……という」。

――人力車に乗ったりも?

「あっ、人力車、乗ってみたいです! それも入れておいてください(笑)」。

――食べ歩きの話が出ましたが、冬に食べたくなるものというと?

「セブンイレブンで冬になると“いももち”というのが売られていて、本当においしいです! 高校生の頃から好きでした。最初は『何だろう?』って興味本位で食べてみたら、おいもの中にとろーりチーズが入っている揚げ物で、冬には絶対欠かせなくなりました」。

――好きなウインターソングはありますか?

「あっ、出てこない! 昭和の曲で、お母さんが車の中でずーっと流していて、今も冬になると聴きたくなって。3日くらい前にお母さんにタイトルを聞いたんですけど、忘れちゃいました(笑)。女性の歌で、結構有名な曲だった気がします。あーっ、出てこない……」。

――では、掲載された頃に曲名を思い出したら、SNSとかにお願いします(笑)。2020年を振り返ると、美玲さんにとってはどんなことが大きかったですか?

「やっぱりメジャーデビュー決定が一番のニュースでしたね。あまり活動できない時期もあった中で、『24girls』で発表されて本当に嬉しくて」。

――メジャーデビューしたら、何がどう変わるイメージですか?

「もっと知名度が上がるかなと、夢を抱いてます(笑)。なので、今以上に頑張らないといけなくて。実力を付けるのはもちろん、見せ方の部分で、私はノイミー(≠ME)で最年長3人組の1人だから、お姉さん感を出したいと思っています」。

――高校生メンバーにはない、大人の魅力を出そうと?

「そういうパフォーマンスをしたいです。ももきゅん(櫻井もも)が年下でもパフォーマンスではバチバチにお姉さん感を出しているので、本当のお姉さんとして越えたいです」。

――他にも、2021年にやりたいことはありますか?

「個人の能力も伸ばしていきたいです。アニメとか趣味も仕事に繋げたいし、おしゃべりが上手くなりたくて。個人の仕事をするなら、助けてくれる人はいないから、トーク力は大事だと思うんです」。

――バラエティに出ていきたい意欲はあるんですね。

「あります。バラエティは好きなので。観ているのは『しゃべくり007』、『アメトーーク!』、『ロンドンハーツ』、『水曜日のダウンタウン』、『マツコ会議』……」。

――いっぱい出てきました(笑)。

「お笑いや芸人さんも好きなので」。

――トーク力を高めるために、していることはありますか?

「人と話すときに、ただしゃべるのではなく、構成を考えたり。おしゃべり上手な人を見て、『こういうところでツッコむのか』とか『ここはしっかりして、最後にボケるんだ』とか研究しています。テレビを観る視点も変わりました。『今の間はすごい』とか」。

――以前に「20歳になったから1人焼肉をしたい」という話がありましたが、それはもう達成したんですか?

「いまだにできていません。この前、焼肉を食べようと思って、1人でお店の前まで行ったんですけど、外からのぞいたら人がたくさんいて、勇気がなくて素通りしてしまいました(笑)。20歳の間には行けないと思うので、21歳の目標に持ち越します(笑)」。
 
 

 
 

 
 

 
 

菅波美玲(すがなみ・みれい)

生年月日:2000年2月5日(20歳)
出身地:福島県
血液型:O型

菅波美玲 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの8thシングル「青春“サブリミナル”」のカップリングに≠MEの新曲「P.I.C.」を収録。2021年にメジャーデビュー。
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

独特の世界観をかもしだす「P.I.C.」のMVはこちら!

 
 

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