≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 9人目 谷崎早耶

≠ME連載 私服でポン! 9人目 谷崎早耶

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
デビューイヤーを迎えた≠MEの冬の私服グラビア連載。9人目はグループきってのフォトジェニックな谷崎早耶。春に買って外出自粛でずっと着られなかったという、水色のワンピースで登場です。
 
 

 
 

 
 

 
 

ウインクは家で鏡に向かって練習して
タイミングをインプットしています

 
 

――撮影中、ウインクの話が出てましたが、ツイッターでもウインク動画を上げてますね。

「ウインクは得意です。カメラに抜いてもらうタイミングと合わなかったり、両目をつぶっちゃう失敗はほぼないですね」。

――普段からウインクをしていたり(笑)?

「やらないです(笑)。活動をしているときだけ。もともとはそんなにうまくなかったので、自分が得意なのは右目か左目か見つけて、タイミングは練習しました。たとえばリップシーンでウインクしようと思ったら、家で音楽を流して鏡に向かって『ここだ!』って繰り返して、インプットしたりしています」。

――そういう地道なことから努力しているんですね。ハロウィンのときは、うさぎのコスプレを披露してくれました。

「うさぎは一番好きな動物ですけど、コスプレはあまりしたことがなかったので、お友だちにかわいい着ぐるみを借りました。色も私の好きなピンクと白だったので」。

――キャラクターではない、動物のうさぎも好きなんですか?

「動物の中で一番好きです。小動物はだいたい好きで、おうちでは前にモルモットを飼っていました。YouTubeでは猫カフェに行って癒されました。猫も犬も好きです」。

――もし今、動物を飼えるとしたら?

「やっぱり、うさぎちゃんです。寂しいと死んじゃうと言われますけど、私も寂しがり屋なので ちょうどいいかなって(笑)」。

――早耶さんの寂しがりは、どんなときに出ますか?

「1人行動は全然平気なんです。1人ごはんも1人買物もよく行きますし。でも、友だちや家族と一緒にいる時間も好きだから、その時間がなくなっちゃうと寂しいなと思います」。

――それこそ去年の自粛期間とか?

「あのときはファンの皆さんに会えないのが本当に寂しかったです。そういうとき、うさぎちゃんがいてくれたら癒されるだろうなと」。

――実際はうさぎがいない中で、どうしているんですか?

「最近はNetflixやHuluにハマって、好きなドラマを観て気晴らしをしています。『35歳の少女』が面白くて、毎週楽しみでした。柴咲コウさんの演技力がすごくて、尊敬します」。

――自分でも女優はやりたいと?

「周りからは、滑舌が悪くてしゃべり方も遅いので『演技は絶対できないでしょう』とよく言われますけど(笑)、いつか挑戦したいと思っています」。

――アニメの「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」も観ていたとか。

「今までの『ラブライブ!』シリーズが大好きだったので、『虹ヶ咲学園』で新しくなって、不思議な感じだったんです。今回はグループとしてはもちろん、1人1人の輝きが描かれていて。個性を持っているのは尊敬できるし、みんなのことを応援したくなります」。

――中でも推しキャラは?

「中須かすみちゃんです。自分のことが大好きなところもかわいいし、“THEアイドル”という感じのキャラクターですごく好きです。『ラブライブ!』を観ていると、感情移入はしょっちゅうしますね」。

――グループのメンバーが仲間でライバルなところとか?

「ノイミー(≠ME)では仲間意識がすごく強いので、虹ヶ咲学園を見ていると『こういうアイドルの形もあるんだな』といつも思います」。

――グループ以外でも、早耶さんがライバルだと思っている人はいますか?

「ライバルは自分自身だなと、すごく感じます。周りを見て『みんなかわいいな。歌がうまいな』って、焦ったり落ち込むときもありますけど、そこばかり気にするのではなくて、『今の自分を変えよう』という考え方に最近はなってきました」。

――最近の変化なんですね。

「みんながすごいから刺激をもらっても、そこで『負けたくない』と思うのではなくて、ノイミー全体で良くなっていきたい気持ちのほうが強いです。だから、ライバルは自分自身なのかなと思います」。

――自分というライバルに勝つために、どんなことをしていますか?

「やりたいことはたくさんあります。21歳になって、『24girls』の練習とかでバタバタしていて、まだできてませんけど、ジムに行きたいです。ピラティスをやりたくて、今調べているところです」。

――よりシェイプアップするために?

「体を引き締めたいこともあるし、ちゃんと筋肉を付けたり、体幹を鍛えたりしたいんです。自分の今の一番の課題は歌だと思っていて、体幹とかの基礎ができていたらうまく歌えるし、メジャーデビューに向けて、ダンスももっともっとできるようになりたいので」。

――パフォーマンス力を上げるために鍛えると。

「あと、前から言っているバク転教室にも、そろそろ行きたいです(笑)」。

――今回は“冬”をテーマにお話をうかがっていますが、パッと浮かぶのはどんなことですか?

「クリスマスやお正月ですかね。クリスマスはサンタさんに、たまごっちとかプレゼントをもらったのを覚えています」。

――サンタさんにお手紙を書いたりして?

「私は空にお願いしてました(笑)。毎年、『たまごっちをください』とか『DSのソフトのナントカをください』とか言って、朝に起きたら置いてありました。冬休みなので、次の日からもらったゲームとかをずーっとするのが恒例でした」。

――今はどんなクリスマスが理想ですか?

「自分の大切な友だちとか家族とケーキを食べて、シャンメリーを飲んで、チキンを食べて……みたいな王道な感じが好きです。大人になるに連れ、私も仕事があって、家族でもなかなか集まれなくて、友だちとも頻繁には会えないので、一緒に過ごす時間を作れたらいいなと思います」。

――夜景の見えるレストランとかに行って?

「そういうところは緊張してダメですね(笑)。うちでワイワイするほうがいいかもしれません」。

 
 

おみくじで凶がよく出てノイミーに
受からないかと思っていました(笑)

 
 

――お正月の恒例はありますか?

「おばあちゃんちが近所で、年末年始は家族全員で行きます」。

――おせち料理の何かを作る担当だったり?

「私は食べる担当です(笑)。1月1日には、毎年行く神社でお参りして、お願いごとをします」。

――お願いはだいたい叶ってきました?

「どうですかね? 去年のお正月は、おみくじを引いたら大吉が出たんですけど、そのあとに浅草に行って、また引いたら凶が出たんです。何を信じていいのか、わかりません(笑)。とりあえず自分にとって良いことだけを信じて、おみくじは行事として引く感じです」。

――でも、凶が出るのは珍しいですね。

「私は凶、めっちゃ出ますよ。3回くらい引いたことがあります(笑)」。

――実際にひどい年になったことはないんですよね?

「ないですね。ノイミーのオーディションを受ける3週間くらい前にも凶が出て、『ヤバい! これは受からないかもしれない』と思ったんですけど、合格しました。でも、大吉を引いたのに良くなかったこともあります」。

――そもそも冬は好きな季節ですか?

「一番好きです。やっぱりクリスマスがあるのと、イルミネーションや夜景も好きで、街中がキラキラしていたり、クリスマスツリーとか飾ってあると、テンションが上がります。冬服もオシャレでかわいいです」。

――わざわざイルミネーションを見に行ったりも?

「毎年、よみうりランドとか大きいところに見に行きます。でも、街で空気感を味わうのが好きです」。

――好きなウインターソングはありますか?

「イコラブ(=LOVE)さんの『僕らの制服クリスマス』と、『ラブライブ!』の『Snow halation』です。『Snow halation』は落ちサビでサイリウムの色をオレンジに変えるのを、映像とかでずっと観ていたので、μ’sさんのファイナルライブに行って、自分が参加できることに感激して、涙が出そうになりました。あのコンサートは本当にいっぱい泣きました」。

――「僕クリ(僕らの制服クリスマス)」はノイミーに入る前から聴いていたんですか?

「はい。楽曲もMVも全部好きです。『Snow halation』もそうですけど、冬でなくても1年中聴いています(笑)」。

――2020年を振り返ると、どんなことが大きかったですか?

「皆さんに会えない日が続いて、寂しかったり、もどかしかったり、悔しかったり、マイナスな感情になってしまうことが多かったんですけど、無観客ライブや『24girls』があって、オンラインのお話し会も始まって。皆さんとお会いできる機会がまた増えていく中で、それまで待ってくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。こんな状況でも、ノイミーや私のことを応援してくださる方がいるなんて……。本当に温かい気持ちになりました」。

――オンラインお話し会で意識していることはありますか?

「ビデオ通話みたいですごく楽しいし、オンラインだからこそ、地方や海外にいる方ともお話しできるのが嬉しくて。ボードを持ってきて何か書いてくれたり、グッズを身に付けてくれている方もいるので、些細なことまで目を配って、何でも気づけるようにしています。だから、みんなのことをいっぱい見ます(笑)」。

――海外の方は結構いるんですか?

「多いですね。中国や台湾の方が結構いらっしゃってくれます」。

――仕事以外では、何かありました?

「髪をハイトーンに染めました。きっかけは『P.I.C.』のMV撮影で明るくしようと思って、指原(莉乃)さんからも『明るいほうが似合う』と言っていただいたので。ずっと黒髪や暗めの茶色だったから、新しい自分になった気がしました」。

――2021年はどんな年にしたいですか?

「去年は活動が制限されて、思うようにいかないこともたくさんあったので、2021年は自分の目標に向かって頑張りたいです。ずっと言ってますけど、私はノイミーを知ってもらうきっかけの存在になりたい気持ちが強くて。20歳のときはモデルさんや雑誌グラビアをやらせていただいたので、そういうお仕事を2021年もできたら嬉しいです。マルチに活躍したいので、ラジオや演技もやってみたくて」。

――メジャーデビューもしますからね。

「ノイミーで表題曲を歌わせていただいて、カップリング曲もあると考えたら、すごく嬉しいし、ありがたいです。楽曲が増えれば、ライブでもオリジナル曲をたくさんできるので、すごく楽しみです」。

――曲が増える中で、自分のセンター曲やソロ曲も欲しいところですか?

「願望はみんなあると思います。実力もタイミングも大切なので、自分をたくさん磨いて、いつかいただけるように頑張ります。ノイミーは12人全員が輝いているから、誰がセンターでも素敵だと思いますけど、自分がセンターに立っている姿は想像つかなくて(笑)。ライブではカバー曲で何回かセンターをやらせていただいたのが、ありがたい経験になりました」。

――では、今度はオリジナル曲で。

「いつかは。でも、みんなで頑張りたいです」。

 
 

 
 

 
 

 
 

谷崎早耶(たにざき・さや)

生年月日:1999年10月7日(21歳)
出身地:熊本県
血液型:B型

谷崎早耶 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの8thシングル「青春“サブリミナル”」のカップリングに≠MEの新曲「P.I.C.」を収録。2021年にメジャーデビュー。
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

独特の世界観をかもしだす「P.I.C.」のMVはこちら!

 
 

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