≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 1人目 尾木波菜

≠ME連載 私服でポン! 1人目 尾木波菜

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
指原莉乃のプロデュースで、メジャーデビュー前にも関わらず人気沸騰中の≠ME(ノイミー)。恒例のメンバー私服グラビア連載、秋編がスタートします。一番手は尾木波菜。「今回は普段着てる感じの服を選びました」と、古着屋で買ったメンズサイズのポロシャツでワンピースふうの着こなしをキメています。
 
 

「≠PRESS」はHUSTLE PRESS WEB SHOPのみで発売中!

Click here

 
 

 
 

 
 

 
 

素の私を好きになってほしいし
好きになってくれた人を私は裏切りません

 
 

――7月の無観客ライブでは「彼女になれますか?」で初のセンターを務めました。

「センターはいつかはやってみたいと思ってましたけど、予想より早くやらせていただきました。前日のリハでは前にメンバーがいなくてカメラしかないステージが寂しくて、不安になってしまったんです。でも、指原さんがこの曲で私をセンターに選んでくださったのは、きっと意味があるんだろうなと思って頑張りました」。

――どんな意味があると思ったんですか?

「私は今まで、女の子っぽいものやいかにもかわいいものに、ちょっと抵抗があって。ピンクより水色が好きだったり、男の子っぽい性格で生きてきました。ストレートに『好き』と伝えるのも恥ずかしい気持ちがあったんですけど、やっぱりストレートに伝えないとファンの方に届かないかなと。大人っぽく振る舞うより、明るくて元気な本当の自分を出せるように、こういう楽曲で選んでいただけたのかなと思いました」。

――あのライブでは髪型も高いツインテールでした。

「オシャレに関してもフリフリしたものは恥ずかしくて、ああいうツインテールも若干抵抗があったんです。でも、『頑張るぞ!』という気持ちも込めて、勇気を出してやってみました。基本的に自分に自信がなくて、ライブ前は不安だったんですけど、大好きな『彼女になれますか?』をセンターで歌わせていただくということで『大丈夫! かわいい!』と思えました。指原さんから自信をいただけた気がします」。

――本番では無観客ながら、センターに立つ気持ち良さも味わえました?

「そういう気持ちはなかったと思います。ライブができる楽しさや嬉しさはありましたけど、後で映像を観たら、あのセンターのところだけ、顔がこわばっていて(笑)、ファンの方にも『緊張していたでしょう?』と言われました。もっと余裕を持てるようになりたいです」。

――また新たな顔も見せていきますか?

「“アイドル”って偶像という意味もあるのですが、私はファンの方との関わりの中で嘘はつきたくないんです。無理をして偽った私を好きになっていただくのは違うと思うので、今ここにいる素の私を好きになってほしい。逆に、そんな私を好きになってくれた方を私は大事にしたいし、裏切るようなことはしません」。

――素晴らしい発言ですね。そんな一方、公式YouTubeチャンネルでは、波菜さんが“やり直しドッキリ”にまんまと引っ掛かった企画が面白かったです(笑)。

「恥ずかし~い! あれはめちゃめちゃ恥ずかしいです(笑)」。

――楽屋でお弁当の箱の裏に虫のおもちゃが張り付いていて。さらに、そのドッキリが機材トラブルで撮れてなかったと、もう一度初めての体で驚くように言われて(笑)。普段から、ドッキリの的にされがちなタイプなんですか?

「そうなんですよねぇ。メンバーからも『最初のドッキリははにゃ(尾木)だと思っていた』と言われます(笑)。本当に気づかなかったんですよ。よく考えたら、おかしいことはあったんですけど。いつもなら現場に30分前に入るのに5分前だったり、しかも駅の集合で長く待たされたり。でも、『何でだろう?』で止まってしまう。人を疑うことができなくて」。

――素直な性格なんでしょうね。

「『これは○○でできているんだよ』とか、ありえないことを言われても『そうなんだ』と信じて、笑われることがよくあります。ママにも『いつか要らない布団を買わされるよ』とか言われるんですけど……。2回目の撮り直しもテンパりながら『こういうこともあるんだ』と思って、ドッキリだと気づきませんでした」。

――企画としては大成功でした(笑)。

「でも、いつか仕返しをしたいと思います(笑)」。

――それから、ツイッターに「毎日一緒に寝てる相棒」というサメのぬいぐるみの写真が上がってました。

「あれは2年くらい前に買ってもらったのかな? もともと小さい頃から大事にしていたブタのぬいぐるみがあって、ずっとそれを抱いて寝ていたんです。でも私が成長した分、そのブタは小さくなって、汚れてしまって。ママに『これと交換してブタさんとはバイバイしなさい』と言われて、泣く泣く買ってもらったのがあのサメでした(笑)」。

――2年前というと波菜さんは中3でしたが、何か抱いてないと寝られないんですか?

「落ち着かないんです。今も抱き枕は三つくらいあります。サメより前に園田くんというネコのキャラクターを買ってもらったんですけど、ブタさん離れはできなくて(笑)。その後にサメさんを買ってもらって、ようやくブタさんとお別れしました」。

――あのサメがそんなに気に入ったわけですか?

「そうなんです。海洋生物が好きなので。生身の魚介類は得意ではないですけど、水族館で見るのはめちゃめちゃ好き。1人で行ったり、友だちにつき合ってもらって行くこともあります」。

 
 

秋は電車で座らずにドア前に立って
紅くなった木の葉を見るのが好きです

 
 

――波菜さんは秋というと、どんなことが思い浮かびますか?

「何だろう? 花粉(笑)? スギ花粉がしんどくて。でも、秋は晴れることが多くて、一番好きな気候で、お外に出掛けることは多いかな」。

――どういうところに行くんですか?

「公園とかですね。紅葉がきれいで、1人でお散歩したり、電車にも乗ります。電車で木の横を通ったときに見える紅葉が好きなんです。2年くらい前に電車に乗っていて、紅くなった木の葉が舞うのをすごくいいなと思って、去年もたくさん乗った記憶があります」。

――普通の東京の電車に?

「そうです。きれいなところがいっぱいありました。お仕事に行くときも、秋は座らずにドアの前に立って、外を見ていることが多いです」。

――紅葉の名所に行かなくても楽しめると。

「名所もきれいでいいんでしょうけど、そこまで行かなくても、近場でいいところはあると思います。近所をお散歩していて『きれいだな』と思って、カメラで写真を撮ったりは結構しています」。

――“食欲の秋”とか“スポーツの秋”とかでハマるのはありますか?

「食欲は年中あるし(笑)、体を動かすのもいつも好きで、秋といえば……何だろう?」。

――スポーツはバトントワリングをやっていたそうですが、全般的に得意なんですか?

「ダンスは苦手ですけど(笑)、走るのは得意で、学年代表でリレーに出たりしてました」。

――今も何か運動はしていて?

「体幹トレーニングと腹筋は毎日やるようにしています。体を引き締めるために」。

――“読書の秋”は?

「本は好きで、小学生のときは毎日のように読んでましたけど、最近はわざわざ本屋さんに行って買うことはなくなりました。でも、マンガはめちゃめちゃ読みます(笑)」。

――アニメの話は毎回出ますが、マンガもかなり読むんですか?

「3日に一度くらい、本屋さんで新刊が出てないかチェックします。デジタルより冊子の本が好きで集めているので、本棚に入らなくて大変なんです(笑)」。

――どういう系のマンガが好きなんですか?

「圧倒的に少女マンガです。前回、『きらめきのライオンボーイ』や『ハニーレモンソーダ』の話をしましたけど、王道の青春ラブストーリーがめちゃめちゃ好きです」。

――「アオハライド」とかは世代的にどうなんでしたっけ?

「全部読んで映画も観ました。私、(映画版で主演した)本田翼さんが大好きなんです! たぶん女性の有名人さんの中で一番好き。自分にはないクールビューティーなところに憧れて、YouTubeを始めてくれたのもすごく嬉しくて。同じ動画を30回くらい再生したり(笑)、暇さえあれば観ています」。

――本田翼さんもマンガやゲームが大好きですよね。

「そうですね。だから、親近感も湧きます」。

――最近ハマったマンガはありますか?

「最近でもないですけど、『なまいきざかり。』です。ツンデレの女の子の先輩と生意気な男の子の恋愛の物語で、つい最近16巻くらいでつき合い始めて、ラブラブしていて。それを見ているだけで幸せな気持ちになれます。2人がひたすら尊い、みたいな」。

――波菜さん的には年下の男の子はどうですか?

「どうなんでしょう? 幼稚園児は好きです(笑)。私、子どもが好きで、小学生の弟もかわいくて。今朝も『はなー、おはよう』みたいな感じで後ろから抱きついてきて、『かわいいな』と思いました」。

――秋というと文化祭の思い出はありませんか?

「中学は女子校で、部活では文化祭に力を入れていました」。

――それこそ少女マンガだと、文化祭でドラマチックなことが起きますが。

「そういうことはなかったですね。少女マンガみたいな文化祭に憧れはあります。後夜祭とかやりたかった。今でもやりたい。でも、現実はマンガとは違います(笑)」。

――今年の秋に楽しみなことはありますか?

「まだ全然予定は立てていませんけど、落ち着いたら鎌倉に行きたいです。めちゃめちゃ好きな街なので。江ノ電に乗ってガタンゴトンと行って、えびせんを食べて、楽しい思い出ができたらいいなと思います」。

 
 

 
 

 
 

尾木波菜(おぎ・はな)

生年月日:2003年5月8日(17歳)
出身地:千葉県
血液型:B型

尾木波菜 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの7thシングル「CAMEO」のカップリングに≠MEの新曲「君と僕の歌」を収録。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

鮮やかな色彩に囲まれた「君と僕の歌」のMVはこちら!

 
 

直筆サイン入り自撮りチェキ応募はコチラ⇒