≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 10人目 冨田菜々風

≠ME連載 私服でポン! 10人目 冨田菜々風

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
ラスト3人となった≠MEの秋の私服グラビア連載。10人目は不動のセンター・冨田菜々風の出番となりました。地元・鹿児島の古着屋で「似合うようになったら着よう」と買ったままだった服を、20歳になって、ついに下ろしたそうです。
 
 

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無観客ライブは緊張でバタバタしましたけど
ソロ曲前にメンバーと見合って「大丈夫だ」と

 
 

――7月で20歳になりました。

「ずっと『20歳になったら何かが変わる』と思っていたんですけど、そんなこともなくて、子どものままだなと(笑)。目標としては“服装とかメイクとか見た目だけでも大人っぽく”というのが前から自分の中であったので、今回のお洋服もそんな感じにしました」。

――YouTubeチャンネルでは、4人のメンバーからの誕生日プレゼントを誰からか当てたらもらえる企画で、まさかの全員的中でした。

「全員当てちゃうとは、自分でビックリしました。犬のしゃべるぬいぐるみと動くぬいぐるみも両方うちに来て、暇なときに対面させてずっと動かしています(笑)」。

――誰がどれを買ってきたか、確信はあったんですか?

「1年以上一緒にいるので、何となくわかるところはありました。バラの花はあの中だと(蟹沢)萌子かな、というのは最初からあって。前にも、お花のイヤリングをプレゼントしてくれたんです。でも、萌子はふざけるときはふざけるから、パンダの置き物とどっちか悩みましたけど、(落合)希来里がパンダやクマ系が大好きなので、こっちは希来里かなと」。

――あとは、しゃべるチワワと動くチワワと。

「あれも悩んだんですけど、しゃべるほうが見るからに、みるちゃん(本田珠由記)の好きな感じだったんですよ。本人が笑っていたし(笑)。(谷崎)早耶はワンちゃんっぽくない気もしましたけど、まさかでしたね」。

――はっぴーせっと(櫻井もも&永田詩央里)のラジオのお悩み相談企画には、「イクラになる夢を見ました。どんな意味でしょう?」と相談を寄せていましたが、「イクラになる夢」って、どういうことですか(笑)?

「いろいろな食材があって、自分の周りにはイクラがたくさん見えて、『あっ、私もイクラになったんだ』と気づきました(笑)。『これはどういうことなんだろう?』と考えていたら、目が覚めたという。私は夢を覚えているタイプで、夢診断を調べるんですけど、今回のは載ってなくて」。

――イクラになる夢はあまり見ませんからね(笑)。

「私は最近、マグロのたたきとイクラを買ってきて、海鮮丼みたいにする贅沢を2回ほどしたんですね。たぶん、それであの夢を見たのかなと思いつつ、意味がわからなかったので、はっぴーせっとのラジオに送りました」。

――ももさんは「仲間が欲しいのでは」と分析してました。

「私がすごく寂しい人みたいに言われて(笑)。でも、はっぴーせっとが言うなら、そうなんですかね? 高校のときに仲が良かった友だちに会いたくなるときはあります」。

――そして、無観客ライブではソロ曲「空白の花」も披露しました。

「緊張が止まらなくて、ステージに出る直前まで『どうしよう、どうしよう……』と言ってました。私は緊張すると慌ただしくなってしまうんです。『ヤバイ! これやってない!』とか、ずっとバタバタしてウロついていたと思います」。

――ステージに出てからは?

「ソロ曲の前に、ユニットコーナーで『君の名は希望』をカバーさせていただいときも、緊張しすぎて、胸が詰まってしまって。でも、最後にももと萌子で顔を見合わせたときに『大丈夫だ』と思えて、その流れでちゃんと歌えました」。

――アカペラ始まりでしたね。

「そうなんです。リハーサルでは上手くいくことがなかなかなくて、どうしようかと思いましたけど、ちゃんと想いは届けられたかなと。歌い終わって、やり切ったと思えて、その後がMCで、メンバーがワッと入ってきたとき、緊張がほぐれました。やっぱりメンバーを見るとホッとします」。

――今度はお客さんの前で歌えるといいですね。

「また緊張するだろうな(笑)。でも、無観客ライブの後のツイッターのコメントで、ファンの方が良いふうに書いてくださったので、頑張りたいと思います」。

 
 

和風が好きでホテルより旅館派
秋は神社巡りをしてみたいです

 
 

――今回は秋をテーマに語ってもらっていますが、菜々風さん的にはどんな思い出がある季節ですか?

「おじいちゃんちでよく焼きいもをしました。畑でいもを掘ってきて、そのまま焚火の中に放り込んで食べて。煙がすごかったです」。

――焼きいもは買って食べるのではなく、自分で焼いていたんですね。

「でも、『石焼きいも~』って流しながら回っている車が来て、『ちょっと待って~』って走って買うこともありました。おいもはおいしいので、いくらでも食べちゃいます」。

――そういえば、鹿児島はさつまいものメッカですね。

「小学生の頃は授業でおいもの苗を植えて、育てて、秋に収穫して、みんなで食べたりもしました。だから、秋といえばおいも。大学いもやいもけんぴも好きで、スイートポテトもよくおみやげでいただきます」。

――食欲の秋を彩るのはいもだと。

「あと、揚げもちを秋から冬にかけて、よく食べていた気がします。鹿児島のしょうゆは甘いんですけど、さらにお砂糖を入れて砂糖じょうゆにして、揚げもちにかけて食べたり。今、家で鹿児島の甘いおしょうゆが切れそうなので、早くお母さんに連絡して送ってもらわないと」。

――そんなに東京で売ってるしょうゆと違いますか?

「私は違うと思います。東京のはしょっぱくないですか? 小学生の頃、家族旅行で東京に来て、夜に入ったお寿司屋さんで、『おしょうゆが甘くない!』って、みんなで言ってました」。

――スポーツの秋とは縁がありますか?

「ああ……。私は球技がダメで、正面から人が向かってくるのが怖いんですよね。だから、逃げる専門でした(笑)。中学のときは卓球部でしたけど弱くて、試合は1回戦で負けたあと、みんなを応援してました。ラリーはできますけど、サーブは3年間やっても、縦回転とか横回転とかわかりません」。

――走るのはどうでした?

「途中までは結構いけるタイプかと思っていたら、そんなことはなくて(笑)。小学生の頃は、走り幅跳びや走り高跳びで学年代表の3人に入って、地区の大会に出ました」。

――秋に読書はします?

「昔は山田悠介さんの本を飽きずに読んでいました。特に印象に残っているのは『キリン』と『スイッチを押すとき』で、中学生の頃に読んで、すごく衝撃的でした」。

――どういう流れで読むようになったんですか?

「『キリン』はお姉ちゃんが読んでいたのを借りたら、すごい世界観で……。天才の遺伝子がオークションで売られて、生まれてきた子どもたちがたくさんいて。主人公の兄弟は、お兄さんは天才に育ったんですけど、弟は勉強ができなくて、虐待されて施設に送られるんです。でも、弟には絵の才能があって……という複雑なお話でした。今の時代、いろいろなものが開発されているので、実際になくもないことなのかなと、ちょっと思います」。

――最近読んでる本もありますか?

「全然読んでなくて。学生のときは朝読書とかあったんですけど。でも、何か読まなきゃと思って、本屋さんでいろいろ見て、『よるのばけもの』という本を買いました」。

――「君の膵臓をたべたい」の住野よるさんの作品ですね。

「目に止まってパラパラ見て、読んでみようかと思いました。今はおうちにいる時間もあるので、寝る前に少しずつでも読んでいけたら」。

――秋に行きたくなるような場所は?

「昔、お父さんが京都に出張したとき、ちょっと観光して撮った写真で、一面の紅葉がすごく素敵で『こんなところがあるんだ』と思いました。お寺だったかな? 今は工事をしているとか……」。

――お寺や神社は好きなんですか?

「私、神社が大好きなんです。心が落ち着くというか、浄化される感じ。地元だと霧島神宮というところが空気がすごくおいしくて、ずっといたくなります。東京ではまだ回れてないですけど、原宿駅を降りたところにありますよね?」。

――明治神宮ですね。

「去年、萌子とオシャレなサラダのお店に行った帰りか行きに、近道しようと思って通ったら、夏なのに空気が涼しくて、また来たいと思いました。秋はあちこちで景色もきれいだし、神社巡りとかしてみたいですね。旅館もいいなと思います」。

――ホテルよりも?

「私、ホテルより旅館派なんです。和が好きで、和食か洋食かといったら和食派。朝はパンじゃない感じがして、ごはんとお味噌汁と何かおかずがあれば満足。納豆も好きです」。

――他に、この秋にしたいことはありますか?

「秋服が好きなので、くすみカラーとかカーキとか、こういう茶色とか、大人っぽい秋の色を私服に取り入れたいです。あと、カッコつけてじゃないですけど(笑)、カフェで本を読みたくて」。

――前回もそういう話がありました。

「古民家カフェが憧れですけど、誰も知らない自分だけの場所みたいなカフェを探したいなと思います」。

 
 

 
 

 
 

冨田菜々風(とみた・ななか)

生年月日:2000年7月17日(20歳)
出身地:鹿児島県
血液型:A型

冨田菜々風 個人Twitter
 
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