PICK UP IDOL ロッカジャポニカ

PICK UP IDOL ロッカジャポニカ

PHOTO=石垣星児(BLOCKBUSTER) TEXT=小山内凛

 
 

 
 

メンバーそれぞれの「なりたい自分」が詰まった
5thシングル「MUGEN」をリリース!

 
 

――今回のシングルは、メンバーそれぞれが「なりたい自分」の妄想を具現化したソロ曲5つをミックスさせてできた曲ですが、まずはそれぞれが思い描いた妄想を教えてください。

高井「私はいろんなアイドルが好きなんですけど、中でも王道アイドルが一番好きなんです。でも、ロジャポは王道アイドルのような曲と衣装があまりないから、乃木坂46さんみたいな感じで一度やってみたかったんです。そこで、まずは清楚でかわいらしい“THE・アイドル”みたいな衣装を作ってもらって、そのあと、曲もポップでかわいらしくてお客さんがライブでノリやすい感じにしてもらいました」。

――乃木坂46が好きなんですか?

高井「好きです! 最近ドラムを始めたんですけど、それも乃木坂46さんの齋藤飛鳥さんの影響です。昨年にやったメンバープロデュース公演で一回だけ披露させてもらいました。いつか、このソロ曲『キミと笑顔』もドラム演奏を皆さんの前でやれたらいいなって思います」。

――続いて、るったん(椎名)のソロ曲『Memories』は、ゴリゴリのアニソンテイストです。

椎名「アニソンが大好きで、ソロ曲を歌うなら絶対ロック調のアニソンっぽい曲がいいと思ってたので、そのままリクエストさせていただきました。作曲してくださった津波幸平さんは、私の好きな藍井エイルさんの楽曲とかも作っていらっしゃる方なんです。そんなすごい方に曲を作ってもらえるなんてめちゃくちゃ光栄で、レコーディングで初めてお会いしたときはずっとソワソワしてました(笑)」。

――衣装も希望を出したんですか?

椎名「はい。アニソン歌手の方はがっつりゴスロリ系の衣装を着ていることが多いので、一度着てみたかったんです。普段から着ようとは思わないし、たぶんこのチャンスを逃したら着る機会はなかなかないだろうなと思いました」。

平瀬「似合うのがすごいよね」。

内山「うん。お人形さんみたい」。

内藤「私服にしたら?」。

椎名「それはちょっと……遠慮しておく(笑)」。

――みぃちゃん(平瀬)は、同じロック調でもガールズポップス寄りですよね。

平瀬「イントロが流れた瞬間に『うおー! この曲キター!』って盛り上がるような、気持ちが上がるエモい系の曲が好きなんです。私の中でそのジャンルの憧れが、圧倒的にベビレ(ベイビーレイズJAPAN)さんだったので、ベビレさんっぽい曲がいいなと思ってました。そしたら、本当にベビレさんの楽曲を作られてる堀江晶太さんに曲を作っていただけることになったので、めちゃくちゃ嬉しかったです」。

――曲だけじゃなく、衣装もベビレ感がすごくあります。

平瀬「カッコよくてギラギラしてる感じがそうですよね! 曲に合うっていうのは大前提で、赤と黒が好きだからその2色をベースにしてもらいつつ、あとはいろんな種類の布を繋ぎ合わせてもらいました」。

――るんぱん(内藤)のソロ曲『SUPER STAR』は、これまたガラッと変わったアイドルっぽくないテイストです。

内藤「曲と衣装に自分たちの意見を取り入れてもらえるっていうのを知ったとき、衣装に関して『こうしたい!』っていうのがすぐに浮かびました。もともとちっちゃい頃からアメリカのドラマとかに出てくるような、アメリカンハイスクール系の服が好きなんです。チェックの短いスカートにラインの入ったハイソックスみたいな感じですね。だから、それをそのまま取り入れつつ、トップスはアメフトのシャツっぽくしました。靴も、好きなスニーカーを履きたくていろいろ探したんですけど、新しいスニーカーにして靴擦れするのがイヤだったから、普段から愛用していて履き慣れてるモアテンを選びました」。

――衣装から入って、曲もそれに合わせた感じですか?

内藤「そうです。自分がライブに行ったときに楽しめる感じの曲がいいなと思ったので。それが、こういうEDM系の曲でした。聴くとテンションが上がるんですよ。『ホウェ〜イ☆☆↑↑』ってなります。そういう曲が今までロジャポにはなかったから、歌ってみたかったんです。パリピです(笑)」。

――では最後、あみぽん(内山)のソロ曲『イエロー』には、どんな妄想が詰め込まれていますか?

内山「すっごく悩んだんですよ。昔からチャットモンチーさんが好きで、最初はそういうガールズバンドっぽい曲にしようかなと思いました。ロジャポでいうと、『ASTRO GIRL』とか『タンバリン、凛々』みたいな感じです。でも、最近ハマってるのはENJOY MUSIC CLUBさんみたいなユルめのラップ曲なんです。悩んだ結果、今回は今まで挑戦したことがないラップのほうに挑戦することにしました。希望も『いつも聴いてるENJOY MUSIC CLUBさんみたいな感じでお願いします』って出したら、まさかのご本人に作詞・作曲していただけて、歌詞とか音まで、私のリクエストを聞いてもらいました」。

――音まで希望を出したんですね。

内山「普段聴いてる曲の中に、好きな音がいっぱいあったんです。でも、音って名称が分からないから、いろいろ調べて『この音を入れてください』っていうのをたくさん詰め込みました。たとえば『ベースのリバーブがほしいです』って言ったら、もう常に聞こえてくるくらいふんだんに入れてくださって……。オフボーカルで聴いてもめっちゃ気持ちいいです」。

――MVでは、最初はそれぞれのソロ曲に合わせて1人ずつが映っていましたが、途中からそれぞれの世界に他のメンバーも登場してくるようになりました。

高井「みんなで邪魔しに行ってるんですよ。1人ずつ順番に想像増幅装置っていう機械を頭につけていって、1人だけの妄想の世界に入るんですけど、その機械をカチャカチャいじると妄想の中の世界もバグって、みんなで入れるようになるんです」。

内藤「ちぃ(高井)は、大量のシャボン玉をみんなに浴びせられてたよね」。

高井「あれ、合成とかじゃなくて本物のシャボン玉なんです。だから、髪の毛がシャボン玉まみれでペタペタになりました(笑)」。

――るったんは、猫じゃらしでみんなにわしゃわしゃされていました。

椎名「いや〜、リアルに邪魔でした(笑)」。

平瀬「るったんにガチで怒られそうでヒヤヒヤだった〜」。

高井「けっこう長い時間やってたもんね」。

――恐る恐るやっていたんですね。

平瀬「そうです」。

内藤「それにしては、みぃはMVで見た感じ、顔とかキメキメだったよ(笑)」。

平瀬「そりゃ、ちゃんとやらなきゃいけないから、顔には出さないよ〜」。

内山「女優じゃん」。

平瀬「平瀬美里、2019年は演技派女優を目指します!」。

――応援します(笑)! るんぱんはラジカセを持っていました。

内藤「ちぃちゃんを邪魔するために、ラジカセを持って横から『Hey! Hey!』って感じで入っていったんですけど、あのラジカセ、じつはめっちゃ重かったんですよ……」。

内山「『重いんだな〜』って思いながらMVを見ると、おもしろいです」。

内藤「腰を落として本気で支えてるからね(笑)。しかも、乗ってる台が大量のシャボン玉のせいで滑る滑る。転ばないようにするのに必死でした」。

――MVの最後は、みんな揃ってあみぽんの世界へ。

椎名「それぞれの世界で使ったセットが勢ぞろいしてます」。

平瀬「ていうか、あみぽんだけ邪魔されてないんですよ」。

内山「そう。私、最強なんです」。

内藤「じゃあ、次のMVはあみぽんがひたすら邪魔され続けるやつにしよう」。

高井「オープニングからエンディングまで、ずっとね」。

平瀬「靴下の長さが違うとか、細かいところも」。

椎名「ずっとピンボケしてるのもいいと思う」。

内山「恐ろしすぎる〜(笑)」。

――今度は、「なりたい自分」ではなく、「このメンバーになりたい」を妄想してみましょう。

平瀬「あみぽんかなぁ。感性がすごい。ファッションセンスとか、色の使い方とか、お絵かき上手なところとか……。私、言われた通りにやることは得意なんですけど、自分で何かを考えてやるっていうことが苦手なんですよ。あみぽんのそういうところは、本当に尊敬します」。

内山「あんまり褒められることがないから、素直に嬉しい。心に刻んでおくね」。

高井「毎日この記事眺めてなよ」。

内藤「スクショして待受にするとか(笑)」。

――そこまでしますか(笑)。そんなあみぽんは、誰になってみたいですか?

内山「逆に私は、みぃかな。あの声で歌いたい。歌ってるときのみぃ、めっちゃ気持ちよさそうなんですよね。うらやましい」。

高井「声でいうと、私は一回るんぱんの声になってみたい。いろんな声を持っていて、どこからそんなおもしろい声が出てくるのか知りたいです。あとは、声だけじゃなくてシンプルにおもしろい」。

内山「るんぱんは、一番どんな生活をしてるか想像できないよね」。

平瀬「うん、できない。お風呂に入ってるのかとか」。

内藤「ちょっと、毎日めっちゃ汚いみたいじゃん。やめてよ(笑)」。

平瀬「ゴメンゴメン(笑)。そういうことじゃなくて、いつお風呂に入ってるのかっていうことね」。

内山「なんか、真っ白な部屋に住んでそう(笑)」。

――隔離病棟ですか(笑)。

椎名「るんぱんは、とにかく毎日楽しそうだよね」。

高井「あと、犬としゃべれるって言ってました」。

――今までの情報をまとめると、るんぱんは犬と話せて、真っ白な部屋に住んでいて、毎日楽しそうで……。

内山「お風呂に入ってない(笑)」。

内藤「ヤバい人じゃん! ていうか、お風呂に入ってなくてよく部屋の白さ保てるね(笑)。……じゃなくて、違うから!」。

椎名「なんか普通の人とは違って変なリズムで動いてそう」。

内山「そうそう。ひとまず、るんぱんと短期間でも一緒に過ごしてみたら分かると思います!」。

――るったんは、なりたいメンバーはいますか?

椎名「私は……るんぱんの空中滞在時間の長さを体験してみたいです」。

平瀬「たまに、歩きながら浮いてるんですよ」。

――ど、どういうことでしょうか!?

内山「前にInstagramで私が投稿した写真のるんぱんが、歩きながら浮いてたんですよ」。

内藤「たぶん、ちょうど地面と両足が離れた瞬間を撮られたんだと思います」。

高井「ライブ写真も、浮いてるというかジャンプしてる写真が多いよね」。

内藤「絶対この記事読んだ人、私のことをヤバい人だと思っちゃうじゃん」。

平瀬「しかたない、しかたない」。

椎名「宇宙人なんだから」。

――最後に、そんなるんぱんがなりたいメンバーは?

内藤「私は、るったんの指になりたいです」。

椎名「え……こわっ!」。

内藤「いや、指だけるったんの指と取り替えたいってことね。ゲームの操作とか、めっちゃ速いから」。

平瀬「そういうことね! 本当にヤバい人かと思った」。

椎名「いや、やっぱりヤバい人だよ(笑)」。

内山「白い部屋におかえりください〜(笑)」。
 
 

 
 

ロッカジャポニカ

「ROCK A JAPONICA」という名前の通り、JAPONICA(日本固有の)をROCKする(揺り動かす、刺激する、感動させる)という意味が込められている。2016年1月27日にシングル「ワールドピース」でメジャーデビュー。
 
【CHECK IT】
5thシングル「MUGEN」が絶賛発売中! 1月14日(月)にZepp DiverCity(TOKYO)にて開催されるスターダストプラネットの新春ライブ「初S 2019」に出演。4月29日(月)には、ロジャポ史上最大キャパとなる中野サンプラザホールにて平成最後のワンマンライブが決定! レギュラーラジオ番組「目指せてっぺん!しゃべろっか ジャポニカ!」(FM NACK5/日曜16:45~「カメレオンパーティー」内)が放送中。
詳しくはロッカジャポニカ 公式サイトへ
 
 
内山あみ(うちやま・あみ)

内山あみ(うちやま・あみ)

生年月日:2000年1月17日(18歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型
 
 
内藤るな(ないとう・るな)

内藤るな(ないとう・るな)

生年月日:2000年12月23日(18歳)
出身地:東京都
血液型:O型
 
 
椎名るか(しいな・るか)

椎名るか(しいな・るか)

生年月日:2001年7月28日(17歳)
出身地:北海道
血液型:不明
 
 
高井千帆(たかい・ちほ)

高井千帆(たかい・ちほ)

生年月日:2001年11月20日(17歳)
出身地:東京都
血液型:B型?
 
 
平瀬美里(ひらせ・みさと)

平瀬美里(ひらせ・みさと)

生年月日:2002年8月6日(16歳)
出身地:千葉県
血液型:AB型
 
 

「MUGEN」

 

MUGEN盤(CD+Blu-ray)¥1,852+税

 

内山あみ盤(CD)¥926+税

 

内藤るな盤(CD)¥926+税

 

椎名るか盤(CD)¥926+税

 

高井千帆盤(CD)¥926+税

 

平瀬美里盤(CD)¥926+税

 
 

5thシングル「MUGEN」のMVはこちら!

 
 

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