PICK UP CASTER 柴田阿弥

PICK UP CASTER 柴田阿弥

PHOTO=厚地健太郎 INTERVIEW=田中裕幸

 
 

 
 

SKE48を卒業しフリーアナの道へ
レギュラーが続々決まり快調にスタート

――SKE48卒業から2ヶ月。アナウンサー事務所「セント・フォース」に所属して新たな生活がスタートしましたが、もう新しい環境には慣れましたか?

「生活ががらりと変わって、まだ戸惑うこともたくさんあります」。

――今はもう東京に出てきてるんですね?

「はい。以前から東京に出てくる機会は多くて、月の半分くらいは東京にいたのですが、でも実際に住むとなると勝手は違いますね」。

――自炊はするの?

「ぜんっぜんしなくて(笑)、外食ばかりです。鍋とかも買ったので作らないとなと思いつつ、外食したほうがおいしいなと思って。もともと卒業する前から8割9割は外食。家で食べられる時間には家に帰れてなかったので…」。

――SKE48時代に比べると、かなり自分のペースで生活できるようになったのでは?

「そうですね。『あと10日で15曲覚えないといけない』とか、そういうのはなくなったので。以前は土日がほぼ毎週握手会だったので、土日が休みになって、世の中にこんなに人がいるんだと驚きました(笑)。この6年間、土日に出かけることはなかったので。でも、それはそれで楽しかったし、SKE48時代に出会った方々にもまた会える機会ができたらなと思います」。


――卒業コンサートでは、「私はSKE48を卒業しますが、私からは卒業しないでください!」と名言を残しましたが、ファンのみなさんはちゃんと“卒業”せずについて来てくれていますか?

「いやぁーどうなんでしょうかねぇ。ツイッターとか見てると、私を見てくれていた人が違うメンバーに行っている例も結構あるので(笑)、悲しいなとは思うんですけど、卒業しないでいてくれる人が多いと信じています!」。

――余談ですが、AKB48グループのメンバーに話を聞くと、たとえアリーナクラスの会場であっても、大勢の観客の中で自分を見てくれているファンの人の顔はステージからみつけられると言いますが…。

「わかります、ぜんぜんわかります! 知ってる顔はお客さんの中でも浮かび上がって見えるものです。サイリウムもTシャツもうちわも!」。

――その人が別のメンバーに目移りしているのも?

「わかります、わかります。『あ、違う子に行ってるな』って(笑)」。

――ところで、新番組が続々と決まり順調なようですね。今月から始まったAbema TVの『柴田阿弥の金曜The NIGHT』は初めての冠番組で。

「はい!責任感を感じています」。

――番組はどんな内容ですか?

「私の気になっていることを話したり、視聴者の方にエールを送ったり、夜中に食べたくなるものを紹介したり…。ゲストへのインタビューや恋愛相談のコーナーもあります」。

――ちょっとラジオの深夜番組っぽい?

「そうですね。同じ事務所の先輩に週替わりで出演してもらって、二人で進行します」。

――大阪・MBSのラジオ番組『ザ・ヒットスタジオ(火)』は音楽番組ですね。

「セント・フォース関西の伊東紗冶子ちゃんと二人でやっています。最新のヒット曲や、ある時代に絞ってその当時に流行っていた音楽を紹介する番組で、初回の放送では2000年、私たちが小学2年生の時の曲を紹介して、その時代の思い出をしゃべったりしました。中日がめっちゃ強かった頃です(笑)」。


――さすが愛知出身。中日ドラゴンズファンなんですね。でも、その頃の記憶ってリアルに思い出せます?

「覚えてますよ。モーニング娘。さんが当時大好きで、ミニモニ。のマンガとか読んでいました」。

“恋愛禁止”が解除された今の気持ち
仕事とともに情熱を傾けられる人は…

――そもそもこういう方向に進みたいと思い始めたきっかけは?

「仕事で温泉リポートやライブのMCをやらせていただいているうちに、『リポーターの仕事って楽しいな』と思うようになり、周りのスタッフにその希望を話したら、今の事務所を紹介していただきました」。

――かっちりしたアナウンサーというよりは、タレント的なアナウンサーのイメージ?

「どうなんでしょうかね。全くのゼロからの挑戦なので自分でも未知の世界。でも今はこれ!っていうよりかは、やれることはなんでもやれればと思っていって、かっちりとした読みもできるようになりたいなと思ってます。同じ事務所の川田裕美さんや神田愛花さんのようになれたらなと思います」。

――SKE48からの卒業を決めたのは今年に入ってくらい?

「いえ、2年くらい前に決めました。大学が名古屋なので、東京に出られるようにするには、ある程度履修を終わらせなければならないというのもありました。卒業できることが決まってからその準備も進めていました」。

――かなり用意周到で計画しての卒業だったのですね。

「はい計画犯です(笑)」。


――計画犯って(笑)。でもアイドル時代と比べるとやることはまるで違いますよね。

「全然違います。アナウンサーの原稿読みはやったことがなかったのですが、レッスンを通して今まで読み方が全然できてなかったんだなということを実感しました。知らないことだらけで、ゼロからという感じです。家でも練習していますし、レッスンを始めてからニュース番組のアナウンサーさんの読みを見ていると、先生に教わったことが実感できるようになりました」。

――SKE48を卒業する時に寂しさのようなものはなかった?

「まったくなかったです。ほんとに6年間、できることはやりきれたので。今は新しいことにチャレンジできるように頑張っています」。

――ふとした時に身体が踊り出したり、ムズムズすることもない?

「ないです(笑)。楽しかったですし、本当に芸能界の入口がSKE48でよかったなと感謝もしています。歌や踊りに関しては、あまり向いていないなという気がするんですけど、でも観てくださる方がいることに感謝して一生懸命やりました」。

――やり残したといえば、卒業コンサートの時にちょっと演じていた、ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』の主演を学業の都合で降板しなければならなかったことくらい?

「そうですね、あれはもうやり残したというか、半分ネタにしちゃったのですが(笑)。でも自分にとって大事件で、さすがにあの時はへこみました。でも卒業コンサートでやったことで笑い話に変えられました」。

――SKE48の曲の中で特に思い入れのある曲は?

「うーん、ありがたいことに思い入れのある曲はいっぱいあるんですけど…、『愛の意味を考えてみた』は、私の人生が変わったかなと思う曲。歌詞もいいんです!」。


――東京生活を満喫できるようになりましたか?

「まだ満喫できているところまではいかないですね。東京にはそんなに友達がいなくて…。まぁ名古屋にもいないんですけど(笑)」。

――SKE48時代の友達とか?

「学生時代の友達が多いですね」。

――SKE48時代の友達とプライベートで会うことは少ない?

「会う人もいるんですけど、なかなかメンバーとは友達にはなれないですね。メンバーはメンバーなので」。

――それはアイドルグループのメンバーはよく言いますよね。友達ではないし姉妹みたいな関係でもない。でも決して仲が悪いわけでもない…。

「そう、メンバーはメンバーです」。

――将来的に長くこの世界で仕事をしていきたいと思いますか?

「できる限り長くやっていきたいです。拾ってくださった恩もあるので、戦力になれるようにと思いますし、結婚願望もないので、やれるうちはやりたいなと思います」。

――結婚願望といえば、イヤと言うほど聞かれることだと思いますが、SKE48卒業後は恋愛禁止ではなくなりましたが、どうしていきたいですか?

「現時点では何もないですし、私、器用じゃなくて一つのことしかできないので、今は恋愛する気持ちにもならないですし、一日もはやく仕事を軌道に乗せたいと思っています。今一番チャンスをいただいている時期で、いつまでもチャンスをもらえるわけではないので、今は仕事に集中しようと思います」。


――それは大人数のグループにいたからこそ、より思うことかもしれませんね。“今、自分が事務所から推され始めてるな”というタイミングは大事にしなければと。

「それはほんとに!ほんとに! いつまでもあると思うなチャンス! 今が人生で一番チャンスをもらってるなと思うので、恋愛とかで時間を使ったり、そのことで悩んだりするのは時間のロスだなと思います。もうちょっと自分に余裕ができたら…」。

――でも恋愛って今からやろうと思って始めるものでもないような(笑)。

「そうですよね(笑)。でも現時点では仕事とともに情熱を傾けられるような人には出会っていないですね」。

――いい素材なのに、事務所の「推され」コースに乗ることがなかなかなく、くすぶっている人も多いですよね。

「『選抜に入りたい』とか『こうなりたい』というしっかりとした目標と、向上心と感謝の気持ちを持ってやっていれば、本当に前に進めるんだなということが私はわかったので、運とかタイミングとかはあると思うんですが、あきらめずにやり続けることが大事かなと私は思います」。

――柴田さんの場合は、特に熱いと言われるファンの方の支えも大きかったのかも。

「すごく熱心に応援してくれたファンの方が多くて、いい方ばかりで運がよかったなと思います。多分アイドルのファンの方って、他のアイドルに行くこともあると思うんですけど、私の場合、一生応援してくれるだろうなと思える人に出会えました。アイドルには直接会える機会があるので、きちんと向き合うことが大事なんだなと思いました」。

――そういったファンの方に恩返しできる日がくればいいですね。

「いつかまたファンの方と直接会えるイベントをやれればいいなと思いますし、いつになるかわからないけれど、その日に向かって準備したいなと思います。自分自身も成長した姿でお会いできるようにしたいと思います!」。


 


 
 

柴田阿弥(しばた・あや)

生年月日:1993年4月1日(23歳)
出身地:愛知県
血液型:B型
 
2010年、SKE48第4期生オーディションに合格。2013年、13枚目のシングル『賛成カワイイ!』で初の選抜メンバー入り。2014年のAKB48グループの“選抜総選挙”では15位に入り、『心のプラカード』でAKB48として選抜入り。2016年3月、ミュージカル『AKB49 ~恋愛禁止条例~』の主役に抜擢されるが、学業の都合で出演辞退。6月にSKE48からの卒業を発表し、8月31日に活動を終了。9月よりセント・フォースに所属し、再始動した。
 
 

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現在、Abema TV『柴田阿弥の金曜The NIGHT』(毎週金曜深夜1:00~)、MBSラジオ『ザ・ヒットスタジオ(火)』(毎週火曜深夜1:00~)、Radio NEO『マスターズへ連れて行って』(毎週日曜午前6:30~)に出演中。
 
 

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