=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 9人目 瀧脇笙古

=LOVE連載 私服でぽん! 9人目 瀧脇笙古

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
=LOVEメンバーによる冬の私服グラビア連載。昨年末に「SASUKE」出演で話題を呼んだ瀧脇笙古が9人目に登場です。身体能力だけではなく、パフォーマンス力もルックスもグングン進化中。今回のガーリー系の服は“しょこりさ”の相方・音嶋莉沙からもらったものだとか。
 
 


 
 

 
 

 
 

自分で背中をマッサージすると
「食べすぎたな」とかわかります

 
 

――笙古さんのヴィジュアル力が、また一段と上がってきたようですね。

「メイクとかにこだわりが出てきてます。今日だと服にピンクのラインが入っていたから、アイシャドウもピンクにしたり。1年前だったら、そんなことは考えませんでした。影の付け方や立体感もわかるようになったと思います」。

――そういう研究をしているんですか?

「はい。メンバーの顔を横目で見たり、みりにゃ(大谷映美里)のメイクをチラッとのぞいたりして、こっそり盗んでいます(笑)」。

――去年はムック本「神奈川の山登り&ハイキング」で、表紙ほかのモデルを務めました。

「表紙に単独で出るなんて、なかなかできないことなので感動しました。本屋さんで売っていたのを自分でも買いました(笑)」。

――山登りやハイキングは好きだったんですか?

「テレビの企画でメンバーみんなで赤岳に登ったとき、山頂で富士山が見えて。(佐々木)舞香と『富士山に登りたいね』とずっと話しているんですけど、言ってるだけになっちゃってます(笑)」。

――舞香さんと富士登山の話を?

「舞香から言ってくれました。イコラブ(=LOVE)にはアクティブ系のメンバーがあまりいないので(笑)、嬉しかったです。あとは、横浜の最高峰の大丸山をお父さんと登ったことがあるくらい。丹沢に登ってみたくて、靴も買ったんですけど、行こうと思ったら雨ということが3回続いちゃって(笑)。でも、登山もハイキングもしたいです」。

――ツイッターに上げている“横浜散策”は、ネタに事欠きませんか?

「横浜にはいろいろなところがありますから。みなとみらい付近とか、私がまだ行ったことのないお店があるし、新しいお店が増えていたりもするので、いっぱい発信したいです」。

――写真を撮る日は、まとめて何カ所か行くんですか?

「そうです。『今日は横浜散策しよう』と思ったら、いろいろなところを回って、服も2着持っていって、途中で雰囲気に合わせて着替えます。それで、親にたくさん写真を撮ってもらっています(笑)」。

――お母さんがあの写真を撮られていたんですね。

「お母さんかお父さんに撮ってもらっていて、『もうちょいこっちから』とか『ここまで写して』とか、結構注文をつけちゃいます(笑)」。

――DeNAベイスターズは去年Bクラスだったので、残念でした?

「そうですね。途中まではいい感じかと思っていたんですけど、4位でしたっけ? ちょっと悔しさはあります。今年は三浦(大輔)監督に替わるので、頑張ってほしいです」。

――“ハマの番長”と呼ばれた現役時代は見ているんでしたっけ?

「リーゼントがトレードマークですよね。当時も試合で見たことはあったと思いますけど、正直、現役の姿は覚えていません。“ハマの番長”という言葉もフワッと聞いていて、コーチになられてから『三浦投手のことだったんだ』とわかりました(笑)」。

――昨シーズン、笙古さん的に目についた選手はいました?

「柴田(竜拓)選手は推しになりました。お兄ちゃんと観に行ったとき、ダッシュが全力だったんです。言い方がわかりませんけど、少年感というか、かわいい感じが私の中ではあって(笑)、そういうところがいいなと思いました」。

――今回は“マイルール”をテーマにお話をうかがっていきますが、笙古さんが日々欠かさずやっているようなことはありますか?

「お風呂はシャワーで済ませちゃうことが多いんですけど、大事な撮影前とかはお風呂に入って、マッサージを絶対するようにしています。中学くらいから、細くなりたいと思ってやっていたのが、イコラブに入って、よりやるようになりました」。

――どの辺のマッサージに力を入れているんですか?

「特に脚ですけど、腕、背中、顔と全部やります」。

――背中も自分でマッサージするんですか?

「手を後ろに回して、背中をギュッとつまんだりします」。

――体が柔らかいんでしょうけど、それは珍しいかも。

「そうなんですか? 自分では普通すぎて、あまりわかりません。背中って自分には見えませんけど、触ると『最近食べすぎかな?』とかわかるんです(笑)。それで、『ちょっと頑張ろう』となります」。

――握手会やオンラインお話し会での心掛けというと?

「オンラインって、なかなか伝わりづらいところもありますけど、個別握手会と同じ気持ちの入れ方で、服選びやメイクもちゃんとします。会って手を握る強さで『これだけ想っているよ』と伝えられないので、そういうところで少しでも伝えられたらと」。

――いずれにしても、気持ちを伝えることが基本?

「はい。特に個別握手会は私の券を買っていただいた方が来てくださるので、感謝を伝えたいです。SHOWROOMやツイッターでコメントをくださる方は名前でわかって『いつもありがとう』ってなりますけど、身近に感じている分、『イベントでは初めましてだっけ!』となっちゃったりもします(笑)。オンラインだと、今までイベントができなかった地域からも参加できて、初めての方は多かったですね」。

――大きな意味でアイドル活動をする上で、大事にしていることは何でしょう?

「私は前向きでいるようにしてます。ファンの方の前では、常にハッピーオーラでいたいなと。へこんでいても『一緒に頑張っていこう』というメンバーもいると思うし、人それぞれですけど、私は『笑っているところが好き』と言ってくださる方も多いので、みんなの前ではいつでも笑顔でいたいです。ドキュメンタリーとかで『大変だったんだね』ということも伝わると思うので」。

――しんどいことがあっても、仕事では切り替えると。

「たとえばライブで失敗しちゃって少しヘコんでいたとしても、『ダメだった』とは言わないようにしています」。

 
 

健康的に痩せたくて好きなものは食べても
6時以降には食べないようにしています

 
 

――性格的にも落ち込みがちではなくて?

「ものによります。大きなミスだと『あーーーっ!!』となっちゃうときもありますけど、いつか『あのときはこうだったね』と笑って言えるようになりたいと考えます。基本的に、寝たらリセットされるんです。寝る前はすっごいネガティブになって、起きたら『まあ、しょうがない』と割り切っちゃうタイプです」。

――やけ食いなんかはしませんか?

「しちゃうときもあります(笑)。自分でビックリするくらい食べて、次の日に反省します。でも、そこまではあまりないです」。

――たまにやけ食いするときは、どんなものを?

「お菓子が多いです。甘い物をバクバク食べて、家の中のお菓子コーナーがほぼなくなっちゃうんですよ(笑)」。

――そんなコーナーがあるんですか。

「はい。お菓子を箱でまとめ買いしたりしています(笑)」。

――そんなにお菓子があって、普段は誘惑に駆られませんか?

「『買っただけで食べてないからセーフ』と自分の中で思っています。『今度ゆっくり食べよう』と思って買うんですけど、お菓子があるだけで安心します」。

――お菓子がないと食べたくなるけど、いつでも食べられると思えば、かえって食べなくなる感じ?

「そうですね。やけ食いするとき、一気に食べちゃうだけです」。

――他にも、スタイルキープのためにしていることはありますか?

「私はメンバーの中ではアクティブなほうで、ガリガリというより、筋肉は付けて健康的に痩せたいと思っています。食べる量を減らしたり、サラダを多めにしたり、夜は食べないようにはしてますけど、“毎日サラダだけ”とかはできないですね。食べるのは大好きなので、食べたいときには好きなものを好きなだけ食べて、ただ時間をちょっと早めにします。いつも6時以降は食べないようにしています」。

――「9時以降は食べない」というのはよく聞きますけど、「6時以降」とは早いですね。

「中学のときは部活をやっていたので、9時以降は食べないことにしていたんです。でも、それだとちょっと自分に甘くすると10時や11時になっちゃうから、基本は6時までにして、どんなに遅くなっても9時まで……ということに自分の中でしています。でも、なるべく5時くらいから食べ始めて、6時までには食べ終わりたいと思っています」。

――夜中にお腹がすきませんか?

「すきますね。でも、お腹が鳴っちゃっても、朝ごはんに何を食べるか考えます。私は朝起きるのが早いので、朝ごはんを早く食べすぎても、またすぐお腹がすいて、1日4食になってしまいそうで。だから、なるべく朝は遅めに食べると、お昼のあとで、ちょうど5時くらいにお腹がすきます」。

――パフォーマンスのスキルアップのために、日ごろからやっていることもあるんですか?

「歌はボイトレに通っているのと、ダンスはメンバーや他のアイドルさんを見て、『ここの体の使い方はうまいな』とかまねしたりしています。1曲全部というより、『どうしてここがいい感じに見えるんだろう?』とか部分ごとに研究していて。イコラブの曲ならメンバーのいいとこ取りをして(笑)、他のアイドルさんを見るときも『ウェーブが上手だな』とか。見よう見まねだと『どうして同じようにできないんだろう?』というときもよくありますけど」。

――でも、そういう成果が、今の笙古さんのスキルになっているんですね。そう言えば、髙松瞳さんが復帰して驚いたことのひとつに、笙古さんの歌がすごく上手くなっていたことを挙げていました。

「無観客ライブのときだったかな? 瞳から『歌がめちゃくちゃ上手くなっていたよ』というLINEが来て、すごく嬉しかったです。瞳は結構いろいろ言ってくれるんです。『青春“サブリミナル”』のソロのダンスも『こうしたらいいと思うよ』と教えてくれて、初披露したあとに『めっちゃ良かった。天才かと思った』と言ってくれました」。

――瞳さん自身がセンターで踊りつつ?

「レッスン中からですね。瞳は『こうしたほうがいい』というだけでなく、『今はこうなっているから』と言ってくれるので、違いがわかりやすくて『なるほどね』と納得できます」。

――具体的に「青春“サブリミナル”」でどんなアドバイスをもらったんですか?

「私のパートが『やっとスタートに立てた気がしてる』というところで、上に指差して前に出る振りなんですけど、普通に歩いていたら、『スキップとかルンルン系で行ったほうがいいよ』と言われて、ライブの本番でそうしました」。

――2021年はイコラブも笙古さん自身も、一層躍進しそうですね。

「7月で20歳になるので、あと半年くらいラストティーンを楽しみつつ、もっとスキルアップをしたいです。それで20歳を迎えたら、もうちょっと大人らしくなれたら」。

――「大人らしく」とは、どんなイメージでしょう?

「まず見た目ですよね。『この服、大学生が着てそう』と思うときがあるんですけど、自分がもう大学生の世代なので、『これ買おう』となってきてます。オシャレな友だちをまねしつつ、私はパーカーが多いんです。最近だと透け感のあるシアーの上着を羽織ったり、アクセサリーを増やしたりしています」。

――笙古さんは初期の頃、スマホゲームの声優オーディションで、つんく♂さんに「19歳から伸びる」と言われてました。今、伸びてる感じはしますか?

「19歳になって、個人の仕事が多くなったなとは思います。雑誌の表紙だったり、『SASUKE』だったり、今まで以上に大きなお仕事をいただけました」。

――前回は「モデルの仕事もしたい」と話していました。

「はい。そのきっかけがHUSTLE PRESSさんだったんです。1日に衣装を何着も着たり、いろいろなポージングをして撮影したのが初めてで、楽しいと思えました。今日も編集長さんに『表情が良くなった』と言われたり、カメラマンさんに『ポージングや服の見せ方が上手い』と誉めていただいたのが、すごく心に残りました」。

――そういう表情やポージングは自然に出るようになったんですか?

「それも研究してます。いろいろな雑誌を見て『このポーズいいな』とか、『カジュアル系のときはこういう感じがいいな』とか。今までは脚をただ寄せるポーズが多かったんですけど、片脚を前に出してみたり、カッコイイ系なら脚を開いて仁王立ちもありだな、とか」。

――本当にいろいろと研究熱心ですね。

「夏以降は誰からも大人として見られるので、頑張ります!」。
 
 

 
 

 
 

瀧脇笙古(たきわき・しょうこ)

生年月日:2001年7月9日(19歳)
出身地:神奈川県
血液型:O型

瀧脇笙古 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 8thシングル「青春“サブリミナル”」が発売中。
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