=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 9人目 野口衣織

=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 9人目 野口衣織

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
TEXT=斉藤貴志

 
 

いよいよ大詰めに入る=LOVEメンバーの春の私服グラビア連載。最新シングル「CAMEO」でセクシーさを見せる20歳になりたての野口衣織が、レアなパンツスタイルで登場です。インタビューは“春”をテーマにしつつ、今回も2次元話が多め(笑)。
 
 

 
 

 
 

 
 

地元の友だちとは散々ヲタ話をしたので
アイドルの姿を見せるのは恥ずかしい(笑)

 
 

――春にはどんな思い出がありますか?

「私、4月が誕生日なんですよ。中学や高校に入ってすぐだと、友だちがいないじゃないですか。他の子と仲良くなると、誕生日プレゼントを贈り合ったりしますけど、『私はもらってなかった……』という状況が、たまに寂しくなったりしました(笑)」。

――今までで感慨深かった誕生日はないですか?

「私がイコラブ(=LOVE)の活動を始めた頃、茨城の友だちに『誕プレ何がいい?』と聞かれて、『寝るときに使えるクッションが欲しい』と言ったんですね。そしたら、かわいいマイメロディの、枕にも抱き枕にもなる大きめのクッションをくれました。そのときは嬉しくて、今もずっと大事に使っています」。

――地元の友だちも、衣織さんのイコラブでの活躍を喜んでいるでしょうね。

「イコラブの私のことはあまり知らないと思います。会っても昔と変わらず趣味の話をしたり、『A3!』のアニメを一緒に観たり、そんな感じのことしかしてないので。私としても今まで散々ヲタ話をしてきて、今さらアイドルでキラキラというのを見せるのは恥ずかしいので、絶対見ないでほしい(笑)」。

――衣織さんに気をつかって話題にはしなくても、活動をご覧になってはいるんじゃないですか?

「私のツイートはめっちゃ見ていて、すぐ文句をつけてくるんですよ(笑)。『あの写真は唇がタラコじゃない?』とか『この文章は何?』とか、すごく送ってきます」。

――衣織さんのツイッターはツッコミどころがありますから(笑)。

「ホントですか? そんなつもりはないんですけど。見てくれるのは嬉しいと思いつつ、ライブに来られると緊張しちゃうので、友だちにはツイッター上だけでアイドルの私を知ってもらえれば十分です(笑)」。

――このインタビューがUPされる頃には、今年の誕生日も迎えて、衣織さんは20歳になっています。間近になった時点の心境としては、早く20歳になりたいですか? 10代が名残り惜しいですか?

「両方ですね。早く大人の階段を上りたいし、一方で、まだ子どもでいたい気持ちもあって。20歳になったら今より責任感を持って、ひと皮むけないといけないのはプレッシャーですけど、今は『お酒を飲んでみたい』という好奇心のほうが強いかもしれません」。

――お酒はいけそうなんですか?

「たぶんいけないです(笑)。親がどちらもあまり強くないので。でも、メンバーもどんどん20歳を越えてきて、飲むことより、早くみんなと居酒屋とかそういう場に一緒に行ってみたくて」。

――学生時代の春の話だと、新学期に揃える文房具には凝るほうでした?

「私、中・高と同じシャーペンを使っていたんです。自分にとっては『これしか!』って感じで、大好きでした」。

――そんなに良いシャーペンだったんですか?

「普通シャーペンって、上でカチカチやって芯を出すじゃないですか。私が使っていたのは真ん中でカチカチやるタイプで、書きながら指に力を入れるだけで芯が出るから、楽だったんです。でも、ある日、普通に芯を出そうとして力加減を間違えて、ボキッと折ってしまいました。そのシャーペンは使えなくなって、同じものがどんなに探しても見つからなくて、すごくショックを受けた覚えがあります」。

――スクールバッグにアニメキャラの缶バッジを付けて、オタクカバンにしたりは?

「してました。好きなキャラクターをいっぱい付けて、それを持ってコラボカフェやイベントや映画に行きました」。

――行くイベントによって、付ける缶バッジも変えていたわけですか?

「それぞれの作品の推しキャラに変えていました。今は『A3!』の摂津万里の痛バを作ってあるんですけど、使わないで部屋に飾っています。予定が合わなくて、イベントに行く機会がないので」。

――普段そのバッグを使おうとは?

「さすがにそれは……。推しが連れ出されている感じで、かわいそうなので(笑)」。

――では、好きな春の歌や春に聴きたくなる曲は何ですか?

「また『A3!』の話になってしまいますけど(笑)、『MANKAI☆開花宣言』というキャラソンがあるんですね。『満開!』と言っていたり、リズムがアップテンポで、聴きながら街並みを歩きたくなります。プラス、歌っている(演劇ユニットの)リーダー4人のキャラクターの“今までこういうことがあったんだよ”という過去を交えているから、切なくなりつつ“好きだな”という気持ちが溢れる感じ。新しい季節の始まりに勇気をもらえます。春に先駆けて冬から聴いていて、私の心が幸せで満開になりました(笑)!」。

 
 

女神だったμ’sを初めてライブで見て
「このために生きてきた」と思いました

 
 

――相変わらず「A3!」には熱いですね(笑)。ヲタネタだと、1月の「ラブライブ!フェス」は行けたんですか?

「行ったんですよ!! (齋藤)樹愛羅ちゃんと一緒に! 私、ずっとμ’sが本当に好きで、自分の女神のような存在だったんです。活動休止されて、またライブをされると聞いたときから『絶対行きたい!』と思ってました。行ったらもう、ずっと動画とかで見てきたμ’sが目の前にいて……」。

――生で見たことはなかったんですね。

「なかったです。好きになった頃は子どもで、チケットの取り方もよくわからなかったので。やっとライブに行けて、『女神は本当に存在していたんだ!』と感極まりすぎて、声が出せませんでした。普通は『キャーッ!!』となるところで『…………』って息を吸うことしかできなくて」。

――最初にシルエットで現れた瞬間から?

「そうです。フェスの最後にμ’sさんが登場して、もう嬉しくて! しかも、私がずっとライブで聴きたかった『Snow halation』も聴けたんです。自分がペンライトをオレンジにして振る側になれたことに感動して、『人生を諦めないで良かった』と思いました。『私は今日ここでμ’sと出会うために今まで生きてきたんだ』と感じて……」。

――そこまででしたか。

「μ’sを好きで推していた自分のことを『よく頑張ったな』と誉めることができました。すごくないですか? これだけ2次元を好きな感情があっても、この人たちを好きになれた自分を、好きだと思えた瞬間は初めてでした。本当に幸せで、樹愛羅ちゃんと一緒に大号泣。『人生で最高の今、死にたい』と思ったくらいです(笑)」。

――衣織さんもまだ生きて、観る人をそういう気持ちにさせる側になってください。そんな中で、イコラブの新曲「CAMEO」がリリースされます。

「いい意味でイコラブっぽくなくて、今までの曲と違う感じで、最初に聴いたとき、『さなつん(諸橋沙夏)が好きそう』と思いました。曲を聴きながら2人で目を合わせて、『これ好き! めっちゃイイ!』とはしゃぐ感じでした」。

――歌詞には強い女性が描かれています。

「その強さが表に出るというより、内に秘めている感じです。この子はきっと、すごく強い気持ちを持っているんだろうけど、見た目はかわいくすることができる。そんな強さがカッコイイ。新しいジャンルのカッコ良さが来た感じで、ワクワクしました」。

――衣織さん的にも好きな曲調でした?

「すごく好きです。この曲を表現することができたら楽しいだろうな、気持ちいいだろうなと思いました」。

――ダンスも見どころが盛りだくさんですね。

「指原さんがダンスナンバーとおっしゃっていました。今までイコラブのダンスナンバーと言ったら『記憶のどこかで』で、私はWセンターをやらせていただきましたけど、それとは見せ方が180度違うんです」。

――と言うと?

「『記憶のどこかで』はバキバキでヒップホップ風でしたけど、『CAMEO』は女性らしさを見せて、無駄のない動きが大事な踊り方なんです。私はもともとヒップホップを習っていたから難しい部分もあって、上手に踊れるか不安でした。でも、ここでバシッと大人の=LOVEを見せられたら、色気もあってカッコイイと思って頑張りました」。

――MVの衣織さんはセクシーでした。前作「ズルいよズルいね」がオリコン1位を獲っただけに、勝負どころとも思いますか?

「そうですね。1位の上はないじゃないですか。だからこそ不安もあったり、『落ちたらどうしよう……』とかいろいろ考えちゃうんですけど、指原さんは『結果だけがすべてじゃない』とおっしゃってました。どれだけの方に『CAMEO』を『いいね』と言ってもらえるか。ライブではさらにカッコイイと思ってもらえるように、プラスを重ねていきたいです」。

――新年度にもなりましたが、1年前は「弱虫ペダル」絡みで「ロードバイクを始めたい」と話してました。

「全然無理でした(笑)。時間がなかったんじゃなくて、休日は家から出たくない人間なので、買いにも行けませんでした」。

――今もそんな感じ?

「そうですね。マンガを12冊とか買っておいて、休みの日はずっと読むという過ごし方をよくします」。

――前回は遅れてハマった「鬼滅の刃」が入手困難で読めてない、という話がありました。

「19巻まで買えました。でもアニメを観たから、マンガでまた振り返るのがつらすぎる場面があって、3巻までしか読めなくて。この気持ちが収まるまで待とうかなと思っています。良い話だったから絶対読みたいので」。

――あと、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」を観るとのことでした。

「観ました。アイドルにもファンにもどっちにも共感できました。アイドルの『ファンの方がいてくれて良かった』という感情や、それを握手会でうまく伝えられないのもすごくわかります。一方で、ファンの側の『推しが私のことを好きでなくても、私はこの子が好きで会いに行きたい』という気持ちや、どんなことがあってもその子のことを一番に考えているのもわかります。だから、観てると場面ごとに『それな!』って一生言ってました(笑)」。

――グループ内で人気投票をする話もありました。

「いやー。ファンの方にとっては自分の推しが一番ですよね。でも、私が『推し武道(推しが武道館いってくれたら死ぬ)』の世界に入ったら、舞菜ヲタになりそうです」。

――グループで人気最下位という設定ですが。

「私は舞菜が一番かわいいと思います」。

――舞菜のトップヲタのえりぴよのような熱狂的なファンは、衣織さんにもいますか?

「どうなんでしょうね。きっといらっしゃると信じて、アイドルを頑張ります!」。

 
 

 
 

 
 

 
 

野口衣織(のぐち・いおり)

生年月日:2000年4月26日(20歳)
出身地:茨城県
血液型:O型

野口衣織 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2017年4月に代々木アニメーション学院がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~」(BS日テレ/土曜10:30~)、レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」は発売延期発売日未定。
詳しくは=LOVE 公式HPへ
 
 

7thシングル 表題曲「CAMEO」のMVはこちら!

 
 

7thシングル カップリング「君と私の歌」のMVはこちら!

 
 

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