≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 12人目 本田珠由記

≠ME連載 私服でポン! 12人目 本田珠由記

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
メジャーデビューへ盛り上がる≠MEの冬の私服グラビア連載がいよいよ最終回。みるてんこと本田珠由記で締めとなります。動物ものが好きで、今回はメンバーに薦められたというクマのイラストの服に髪も合わせて、かわいさが引き立ちました。
 
 

 
 

 
 

 
 

クリスマスの3日前からはお母さんに
怒られないように良い子でいました(笑)

 
 

――クマさんの服は目を引きますね。

「はにゃたん(尾木波菜)とお買い物に行ったとき、お店で『これ絶対みるに似合う』と見せてきてくれたのが、あのお洋服だったんです。めちゃめちゃかわいくて、ひと目惚れして、しかも、はにゃが薦めてくれたから、余計に着たくなりました。普段はピンクはあまり着ないんですけど、ちょっと挑戦しようと思って」。

――髪も合わせたんですね。

「全身クマさんになりました。前から『頭に猫耳とかクマの耳とか生えてこないかな』と思う日々だったんです(笑)。だからハーフツインも好きなんですけど、今日は夢が叶いました」。

――尾木波菜さんとはJamie エーエヌケーのWebカタログモデルを務めました。

「もともとJamieさんのお洋服が好きで、買ったら紙袋も捨てないで取っておいたんです。そのくらい好きだったので、すごく嬉しかったです」。

――モデルの仕事自体にも意欲があったんですか?

「ちょっと憧れはありました」。

――こういうグラビアと違って、クールな感じでしたね。

「はい。あの世界観が好きで、撮影した場所の雰囲気とかメイクとかで、不思議な空間みたいな感じになって、すごく幸せでした。それで、お洋服が自然にああいう表情にしてくれました」。

――自分でも満足の行くカッコ良さに?

「ありがたいことに。カタログもよく読んでいたから、『あっ、自分の写真がお店に飾られている! 動画に自分がいる!』って、毎回驚きながら見てました」。

――その頃には「部屋をすごく片付けた」とのツイートがありました。

「着るお洋服に迷って、いろいろ出していたら、しまうのが面倒くさくなってしまって(笑)。そのまま山積みになってしまったのを、気合いを入れて片づけました」。

――断捨離もしたり?

「要らないものは捨てました。でも、服は悩んだら捨てません」。

――基本、部屋はきれいにしているんですか?

「きれいにするようにしています。部屋が汚いと気持ち悪くて、心が落ち着かないので。忙しかったり、やる気がないときは散らかっちゃうんですけど、なるべくすぐに片付けます」。

――部屋に何か飾ったりも?

「はい。お母さんが10月に『24girls』のお疲れさまとクリスマスプレゼントの第1弾ということで、シルバニアファミリーのライオンがサンタさんになったセットを買ってくれたんです。結構大きくて、それを部屋に飾りました。クリスマスが大好きなので、部屋にイルミネーションも付けました」。

――じゃあ、本田さん的には冬といえばクリスマス?

「クリスマスとお誕生日です」。

――今までの思い出のクリスマスはありますか?

「毎年、本田家にはサンタさんが来るんですけど、小学生の頃に一度だけ、クリスマスの前日に弟と大ゲンカをしてしまって、お母さんが怒って、『今年はサンタさん来ないよ!』と言われました。『いや、来るでしょう』と思って寝て、朝起きたら、毎年きょうだいみんなでプレゼントを探すんですけど、ベランダもベッドの下も全部見ても、どこにもなくて。『やっぱり今年はお預けなんだな……』って、悲しくなった思い出があります」。

――結局、その年のクリスマスプレゼントはなしに?

「なかったです。それで春になって、お父さんとお母さんがプレゼントをくれました」。

――それ以来、弟さんとケンカしなくなったとか?

「ケンカはするんですけど(笑)、クリスマスの3日くらい前からは良い子でいて、お母さんに怒られないようにしました。しっかり早起きして、ケンカもしませでした」。

――本田さんが高校生になっても、サンタは来るんですか?

「おととしは朝にピンポンって鳴って出たら、サンタさんではなかったんですけど(笑)、サンタさんからのプレゼントが送られてきました。欲しかった温感カッサと、サンタさんがチョイスしてくれたモコモコの靴下やハンドクリームとか、私が好きそうなものをいろいろ入れてくれていました」。

 
 

寒くていろいろ着込んでお仕事に行って
鏡を見たら雪だるまみたいでした(笑)

 
 

――他に、冬と聞いて思い浮かぶものはありますか?

「栃木に住んでいたときは、雪がすごく降って積もったり、道が凍ってツルンツルンになってました」。

――滑って転んだりもしました?

「めっちゃひっくり返ってました(笑)。校庭に凍っている場所があって、友だちとスケートごっこをしていたら、ツルツルで転んじゃったり。あとは雪だるまを作ったり、普通に雪遊びはいっぱいしました」。

――寒いのはそれほど苦手でもなく?

「寒くても雪遊びは好きです(笑)。いっぱい降った年は、かまくらも作りました」。

――栃木って、そんなに雪が降るんですね。

「でも、東京も寒いです。おととし初めて東京で冬を過ごして、何とか乗り切りましたけど、1回だけ寒すぎて、すごく頑丈な長ズボンにモコモコの上着とか、いろいろ着込んで、お仕事に行ったことがあります。それで現場で鏡を見たら、雪だるまみたいになっていて恥ずかしかったです(笑)」。

――完全装備だっただけに。

「ホッカイロも持ち歩いてます。でも、今年はオシャレな冬にしたくて」。

――オシャレはガマン、とも言いますしね。

「私はオシャレな防寒対策ができるようにします(笑)。いいタイツを買います」。

――そんな中で、冬に遊びに行くとしたら、どんなところですか?

「おうちにいます(笑)。寒いからこそ、暖房が効いたお部屋でアイスを食べたりしたいです。友だちとたこ焼きパーティーをするのも好きで、ホットプレートを使って、みんなで作りました」。

――では、好きなウインターソングというと?

「『もろびとこぞりて』が好きです。YouTubeでクリスマスのBGMを探して、それを流しながら勉強してました」。

――2020年を振り返ると、どんな思い出ができましたか?

「無観客ライブを初めてやらせていただいて、お客さんがいることが当たり前ではないんだと実感した年でした。『「君と僕の歌」』の『君がいて成り立つステージ 当たり前に(絶対)思わない思えないよ』という歌詞が、『このことだな』と感じたんです。それで『24girls』で8カ月ぶりに有観客でライブをさせていただいて、ステージに出たとき、目の前にお客さんがいることが本当に嬉しくて。ファンの方を見て、泣きそうになっちゃいました。これからもひとつひとつのライブを大切にしてステージに立って、感謝の気持ちを忘れないようにしようと思いました」。

――今年はメジャーデビューが待っています。

「自分たちだけのCDを作っていただけて、≠MEをもっとたくさんの人に知ってもらう機会が増えるのかなと思います。友だちからもう連絡が来て『CDいっぱい買うね』と言ってくれたり、お母さんから中学のときの先生が応援してくれているという話を聞くので、自分から『ありがとう』ってCDを渡しに行きたいです。ツアーもやりたいし、テレビで冠番組も持ちたいし、すごいインパクトを残したいです」。

――個人でやりたいこともありますか?

「自分らしさを出してポジティブに、何ごとにも全力な年にできたら。デビュー1年目って、すごくすごく大事だし、ノイミー(≠ME)に入ってから経験させていただいたことを活かせるように頑張ります」。

――仕事以外では?

「高校3年生になるので、最後の1年は制服で遊びに行ったり、学生限定の何かを使ったり、学生ならではのことをしておきます。あと、状況が落ち着いたら一人旅をしてみたくて」。

――大人への一歩として?

「そうですね。でも、遠すぎると不安になっちゃうので(笑)、まずは京都に行きたいです。高校生になってから、神社とか日本の歴史について調べるのが好きになりました。だから、修学旅行で京都に行ったときはちょっと退屈だった場所をもう一度回って、『このお寺はここが良かったんだ』とか、自分の感覚がどれくらい大人になったか知りたいです」。
 
 

 
 

 
 

 
 

本田珠由記(ほんだ・みゆき)

生年月日:2004年2月27日(16歳)
出身地:栃木県
血液型:AB型

本田珠由記 個人Twitter
 
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2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの8thシングル「青春“サブリミナル”」のカップリングに≠MEの新曲「P.I.C.」を収録。2021年にメジャーデビュー。
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

独特の世界観をかもしだす「P.I.C.」のMVはこちら!

 
 

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