≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 6人目 櫻井もも

≠ME連載 私服でポン! 6人目 櫻井もも

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
≠MEメンバーの私服グラビア連載の夏篇。前半最後となる6人目は高1の櫻井もも。好みのLIZ LISAのピンクのワンピースには、「アイドルらしい服しか着ない」との彼女のポリシーが反映されています。
 
 

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歌は上手い人のマネが一番の練習方法で
松浦亜弥さんの鼻腔共鳴を身に付けたくて

 
 

――4月から高校生になりました。

「まだあまり学校に行けてなくて、実感が湧いてないですけど、放課後に竹下通りに寄り道してクレープを食べる、みたいなことをしたいです(笑)」。

――JKを堪能したいわけですね。

「学校帰りに制服で行くのが憧れでした。実際は高校が始まったら、すぐ宿題がたくさん出て困っています(笑)。社会とか理科とか暗記ものは結構得意ですけど、数学は苦手で、中学の頃は授業を聴いてなくて、置いてかれました」。

――でも、外出自粛期間に早起きして課題をやっていたとか。

「今までは寝坊しちゃって、困らせ隊長でしたけど(笑)、高校生になったら急に起きられるようになりました」。

――進学しただけで急に?

「そうなんです。意識の問題ですかね。両親とも働いていて私より早く家を出るので、寝坊したら一巻の終わりなんです(笑)。今日も家を出る2時間前に起きて、ゆとりがあったので、スキンケアをたくさんしたり、良い時間を過ごせました」。

――スキンケアも頑張っているみたいですね。

「美容に興味があって、趣味は自分磨きで、鏡を見ることも好きなんです。『肌が荒れてきたな』と思ったら、いろいろ調べてケア方法を研究します」。

――16歳だと、何もしなくても肌がきれいなわけではなく?

「思春期は逆に肌が荒れやすくて、気をつけなきゃと日々努力しています」。

――美意識が高いんですね。

「はい。アイドルなので!」。

――鏡を見ると「私ってかわいい」と思うわけですか?

「すごく思います(笑)。だから鏡を見るのも趣味です」。

――スキンケア以外にも、よりかわいくなるための努力はしていますか?

「今は年齢的に体形が崩れやすいので、おうち時間に全身の筋トレを始めました。動画を上げている方がいっぱいいて、そういうのを観て1時間くらいやっています」。

――そうした積み重ねが大事なんでしょうね。

「私は身長が低くて、アイドルとしてはそのほうがかわいいからいいんですけど、体形の変化は出やすいので、より気をつけないといけなくて」。

――ももさんは歌も上手いですよね。そっちはどんな練習を?

「私は上手い人の真似をするのが一番の練習方法だと思っています。アイドルさんのライブDVDを観ながら『ここ上手い』と思ったら、すぐ真似して歌うんです。私はその方法が一番身になります」。

――どんなアイドルの真似をしているんですか?

「ハロプロさんが大好きで、OGの松浦亜弥さんと田中れいなさんが私の中でドンピシャ。歌い方が好きで、よく観させていただいて練習しています」。

――松浦亜弥さんは16歳のももさんは馴染みがないのでは?

「活躍されていた頃は私は全然小さかったんですけど、最近いろいろなアイドルさんを研究している中でも、YouTubeとかで観ると、私にとっては松浦さんが一番です。『LOVE涙色』と『The 美学』を家でずっと歌っています」。

――自分に取り入れたところもありますか?

「鼻声ではなくて鼻にかかった声、鼻腔共鳴が本当にきれいで、私もできるようになりたくて練習しています」。

――プロの見方ですね。

「私もプロなので。アイドルは歌手だから、歌も上手くならなきゃと思います。田中れいなさんも鼻腔共鳴が上手くて、リズムもキッチリハマるんです。聴いていると気持ち良くて。だから、リズムトレーニングもよくやっています」。

――ももさんはノイミー(≠ME)に入る前に、歌のレッスンとかを受けていたわけではないんですよね?

「そうですね。ただ、小さい頃から落ち着きのない子で、家でずっと歌ってました。『プリキュア』のエンディングでキャラクターがみんなで踊っているのを観て、私も一緒に歌いながら踊ったり。あと、親がどっちも音楽をやっていたんです。パパがギターとベース。ママがドラムとピアノ。だから、音楽は身近にありました」。

――お母さんがドラマーだったんですか。

「趣味程度だと思いますけど、たまに近くのスタジオで聴かせてもらうと上手いです。あと、ママはアイドルが好きで、ハロプロやNICE GIRLプロジェクト!のキャナァーリ倶楽部さんのライブに連れて行ってくれました。前にもHUSTLE PRESSさんで言いましたけど、私は『極上!!めちゃモテ委員長』で主役をやっていた小川真奈さんが好きだったんです」。

――おがまな(小川真奈)さんも歌が上手かったですね。

「めっちゃ上手いです! その頃はわからなかったけど、今になって本当に上手いと思います」。

――あと、ももさんは嗣永桃子さんの影響も受けています?

「プロ意識とか勉強させていただいてます。私もツインテールアタックという必殺技があったり、共通点もあって。歌もお上手で、そういう面でも越えられるように頑張ります。私は天下一のアイドルを目指しているので!」。

 
 

ドラムは2回目で何でもできて
たぶん素質があるみたいです(笑)

 
 

――自信満々の発言の多いももさんですが、ノイミーの最初の個人ドキュメントでは「何においても自信が持てない」などと言ってました。

「合宿の頃はまだ猫をかぶっていて(笑)、観るに堪えないくらい弱虫な感じでしたよね。あれは消したい過去ですけど、ネタにしていただければ(笑)」。

――活動していくうちに、自信が出てきた面も?

「生まれたときからアイドルなので(笑)、意識をちゃんと持つようになりました」。

――YouTubeチャンネルの企画では、永田詩央里さんとのはっぴーせっとで「ノイミーラジオ」をやりました。トークも上手いですね。

「昔から出しゃばりで目立つことが大好きだったので、おしゃべりは率先してやっていて、授業中に手を上げて話したりもしていました。それがたぶん繋がったと思います。ラジオもモーニング娘。さんの『モーニング女学院』を毎週聴いていました」。

――詩央里さんとは最初から仲良かったんですか?

「同い年が1人しかいなかったので、よくしゃべるようになりました。うちに泊まりに来たこともあるし、鎌倉に一緒に遊びに行って七里ヶ浜でパシャパシャしたのも楽しかったです」。

――詩央里さんはオーディションのときから、ももさんを気にしていたそうですね。

「そう言ってくれます。私はずーっとガチで自分の配信をしていて、他の子のは一切観てなかったんですけど、休憩中に一回だけ、しおりん(永田詩央里)のを観ました。そのときは大人っぽい印象で、同い年だと思わなくて。面接の日にしおりんが踊っているのを見掛けて、画面のイメージより全然小さくて(笑)、かわいい系だったので『あれがあの子!?』とビックリした記憶があります」。

――YouTubeの最初の企画出しでは「ノイミーバンドをやりたい」と提案してました。自分で弾ける楽器はあるんですか?

「言ってなかったんですけど、ドラムができます。お母さんに教えてもらって、独学で練習していて、2回やったら、16ビートでも何でも全部できるようになりました」。

――マジですか? ドラムは手足を別々に使うから難しくないですか?

「たぶん素質があるんです(笑)。最初から8ビートは叩けて、そのあと、チャクチャクチャみたいな音とかトゥクトゥクみたいな音もできました。個別の太鼓(パーツ)の名前とかはわからないんですけど、何だかできたし、たぶん楽器は何でも弾けると思います」。

――逆に、苦手なことはありませんか?

「お料理はちょっと苦手です。完成しても『何か黒くない?』みたいなことが多々あって(笑)。運動神経もあまり良くなくて、ダンスはできますけど、50m走は10秒くらいです」。

――今回は夏に関する話もうかがっていますが、好きな季節ですか?

「大嫌いな季節です(笑)。私、さっきも言ったようにお肌に気をつかっていて、紫外線を浴びると日焼けしたり、肌にいろいろできちゃうんです。だから、日照時間が長くて太陽にたくさん当たる夏は苦手。プールとか絶対行かないし、お仕事がなければ夏休みに外に出るのは1日くらいでした(笑)」。

――夏の思い出もありませんか?

「あります。中1から仲の良い子と、毎年1日だけ地元のお祭りに行っていたんですけど、3年生の夏休みに入る前、その子から『夏休みが終わったら引っ越しする』と言われて、大号泣しました。その夏は2人でいろいろなところに行って、お祭りでもずっとベッタリしていて。最後に花火が上がったとき、その子が『ありがとう神奈川!』と叫んで、もう一緒に花火を見られないのかと思ったら悲しくなって、『そんなこと言わないで!』って涙、涙でした」。

――青春映画の1シーンみたいな。

「でも、実際に直面すると『こんな気持ちになるんだ……』というくらい切なかったです。引っ越しの日も朝に出発だったから、学校をサボって見送りに行って、プレゼントを渡しました。沖縄に行っちゃったので、頑張らないと会えなくて。いつかノイミーでツアーに行けたら、招待したいです」。

――夏に海や山に行ったりはしないわけですね。

「海は夏が終わったら行きます。山は虫が苦手で行けなくて、バーベキューもしたことありません。世間がエンジョイしていることは1個もしてない(笑)。でも、メンバーとならやりたいですね。『≠ME』のMVも夏の炎天下に撮って、1日で日焼け止めを1本使い切りましたけど(笑)、すごく楽しかったです」。

――去年の夏の野外ライブも?

「ちょっときつかったけど、TIFはノイミーに入る前に行ったことのある大好きなイベントで、紫外線より楽しさが勝ってました」。

――今年の夏はどう過ごしますか?

「一緒に高1になったしおりんと、制服で遊園地に行きたいです。あと、沖縄にも行きたいんですけど……やっぱり夏はやめておきます。私は倒れちゃうと思うので(笑)」。

――夏の海とは無縁のまま?

「でも地元が神奈川で、湘南の海とかは夕方過ぎから家族に連れて行ってもらってました。夜の海はきれいでいいですね」。
 
 

 
 

 
 

 
 

櫻井もも(さくらい・もも)

生年月日:2004年4月13日(16歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型

櫻井もも 個人Twitter
 
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2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。7月8日(水)に発売される=LOVEの7thシングル「CAMEO」のカップリングに≠MEの新曲「君と僕の歌」を収録。7月25日(土)無観客LIVE「次に会えた時 何を話そうかな」の開催が決定!
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

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